美人画報 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.39
  • (129)
  • (171)
  • (575)
  • (47)
  • (8)
本棚登録 : 1709
感想 : 230
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062747936

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 絵が派手で見てて楽しい。漫画やイラストのときより雑だけど、そこもライブ感というかバーチャル女子会で一緒に喋っているかのような感覚になれて好き。
    参考にする美容本としては使えないと思う。けどこの雑談ノリの買い物録エッセイって読んでて楽しい!元々少ないジャンルだし最近は流行りと叩かれるの防止かプチプラほっこりファッションのエッセイばかりでつまらないのでこのくらいギラギラした買い物・美容エッセイがまた見たいな。

  •  美人になりたいしオシャレになりたい、でもお金が掛かるし趣味と違うし…。そんな誰もが抱えていそうな悩みをツラツラと書いただけの本です。共感できない人には一切面白くないでしょう。
     参考になるというより、女子会を見ているような感じ。
     あとは、この人結構美容にお金掛けてるな…。と思いました。

  • VOCEに連載されてた、ひたすら美について語るエッセイ。
    美への道は長く険しい 笑

  • 懐かしい、読みたいと思ったら、売っちゃってたし廃版だったしで結局ブックオフで探した。
    あのときは面白おかしい口調で元気な人だなーと思ってたけど、弱くてすごく真面目にがんばる人なんだなーと大人になってから分かる。

  • 「女子力」という言葉を考えた人の「女子力」を高めてくれる本。
    ファッション、美容、インテリア、生活全てにおいて美を意識しているのはすごい。読むことによって、モチベーションも上がっていく気がする。
    エステや化粧品等若干時代を感じてしまうけど、充分参考になる内容。
    流行りに乗るのではなく、自分に似合うものを見つけ出す。モヨコ先生のこの考え方は大事にしていきたい。
    美人画報二作目、「美人画報ハイパー」は今作より美意識がレベルアップしているらしい。
    眺めるだけでなく、実践してナンボ!とのこと。

  • 思っていたよりも、「こうすればモテル」といった趣旨の本ではなく、あくまでも安野モヨコさんのエッセイという感じ。
    読んでいて、メイクや数多のダイエット方法に興味を誘発されたのは確か。
    有名人だし、売れっ子だし。
    でも、出てくる商品全部が全部未知の物というわけじゃない。
    ソニプラなどが出てくるあたり、親近感(笑)
    要は高い安い有名無名ではなく、自分に如何に合っているか、好みであるか、なんだなと改めて気付かされる。
    とりあえず、夏になったら水出し緑茶で涼しい気分になろう…と手をかじかませながら思う今日この頃。

  • この本は主に、女性を対象に書かれていると思うのですが、女性の美を追究してやまない世界に関心を持つ男性の一人としても、この本はとても興味深いのです。

    アートを仕事にしていると、そこにはどうしても感度の高い女性の視線や意見を気にしないわけにはいきませんし、また、本人はさほど意識していなくとも、はっとさせられる発言が多いのも事実なのです。

    もとより安野作品をくまなく愛好する私が、その著書、とりわけ美をめぐるエッセイに興味を持つのも、当然かもしれませんが。

    文章は軽妙、コミカルで、赤裸々。イラストは、安野ワールド満載で、しげしげと眺め、読んでしまう。

    とりわけ、最近の若い男の子がおしゃれであることの違和感と焦りは、おっと、そういう感覚なんですか!という驚き。

    男性もある種の美を追究するのは、今の時代、必然かな。腕力や学力などの分かりやすい尺度だけでは、生きていけませんから、自分らしい美しさ、かっこよさ、かわいらしさを追求していくことは、生きている満足感と強く結びついていると思うんです。

    最後は、勝手な感想になってしまいましたが、美にしばられすぎす、でも、こだわっていく人にとって、安野さんのこの本は、とても楽しい読み物だと思います。

  • 漫画家、安野モヨコが体当たりで、美しくなるために行動したことをネタとしたエッセイ。
    著者の前向きさが心地よいし、男が知らない女性の世界を挿絵付きで語っているので、好奇心が刺激されて、読んで楽しかった。

  • 完璧な美人が書く美容法の本では無いところがお勧め。
    とっつきやすく、面白い。

  • 疲れた時にこれ一冊!な私のカンフル剤。どんなにグダグダになっていても、これを読むと「いや、頑張らな!」と一念発起出来るんです。美人じゃないから努力する(美人も努力してるんだろうけど)努力なしには美しくはなれん!寝転がってボヤいてても痩せないし綺麗にもなれない…明日からじゃなくて今やれよ!と、自らに喝を入れる為に、枕元に置いてます(笑)

著者プロフィール

3月26日生まれ。おひつじ座のO型。東京都出身。
1989年、別冊少女フレンド増刊「Juliet」より『まったくイカしたやつらだぜ』でデビュー。
代表作は『シュガシュガルーン』『ハッピー・マニア』『さくらん』『働きマン』『オチビサン』など多数。
『シュガシュガルーン』で第29回講談社漫画賞受賞。

「2020年 『シュガシュガルーン 新装版(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

安野モヨコの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×