美人画報 (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062747936

感想・レビュー・書評

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  • 漫画家の安野モヨコが「美とは何か」について勝手気ままに書いているイラストつきエッセイ。
    発表された当時はかなり人気だったような記憶がある。
    美容雑誌に掲載されていた当時から十年以上の時間を経て読んでみると、なんかまだバブルが残っているような感じとか、おおらかな時代感が残っていて興味深い。
    編集部持ちの費用でアメリカ西海岸へ行って、その紀行文がものすごいざっくりだったり、買い物をばんばんして海外へ行ったりすることを大っぴらに書いていたり、たぶん今だったらこういうエッセイは書かれなかったんじゃないかなぁ。
    美容って時代を映しておもしろい。

  • 安野モヨコさんの美人画報は綺麗になりたい女心をめちゃめちゃ刺激します。どちらかというと、「モテる女になるために」じゃなくて「自分が満足するために」綺麗になろうって心意気も伝わってきてなかなかいいです。

  • 本屋でふと手にとってみたら面白そうだったので買ってみた。帯にあるような「いつでもどこでもキレイのヒント!」は、残念ながら(?)見つからなかった。いやいや、そういうことが目的で読んだのではないので、それはどうでも良いんだけど。

    まあ面白かったです。

  • 楽しく読める!

  • 絵が派手で見てて楽しい。漫画やイラストのときより雑だけど、そこもライブ感というかバーチャル女子会で一緒に喋っているかのような感覚になれて好き。
    参考にする美容本としては使えないと思う。けどこの雑談ノリの買い物録エッセイって読んでて楽しい!元々少ないジャンルだし最近は流行りと叩かれるの防止かプチプラほっこりファッションのエッセイばかりでつまらないのでこのくらいギラギラした買い物・美容エッセイがまた見たいな。

  • イラストがおもしろい。

  • 美容法が古くて、情報も古くて
    ただ懐かしいだけだし
    本人が全然可愛くない上、
    特に努力もしてないから、まじで参考にはならないw
    けど文章面白いから読んじゃう。
    当時の著者とほぼ同じ年齢なのもあるかも。

  •  美人になりたいしオシャレになりたい、でもお金が掛かるし趣味と違うし…。そんな誰もが抱えていそうな悩みをツラツラと書いただけの本です。共感できない人には一切面白くないでしょう。
     参考になるというより、女子会を見ているような感じ。
     あとは、この人結構美容にお金掛けてるな…。と思いました。

  • いろいろすごいな

  • 古いなあ~若いなあ~と思いながら読んだが、20年くらい前のエッセイだと気づいて納得。
    こうしたい!あーなりたい!と言いつつも実行できたのは少ないのが若いOLのブログを見ているようで現実的だと思った。

  • ワンダー、ハイパーから読んじゃったから、新鮮味がなかったなあ。書いてあるのも同じようなことだから。安野さんのせいじゃなくて自分のせいだけど。

    ただなんか、やっぱり数年経つと人って考えとかが大人になってくのねー、というのをこの3冊から感じられた。無印は私的にビミョーだったけど、ワンダー、ハイパーは精神的に熟したのか??心に文章がすっと入ってくる。

  • VOCEに連載されてた、ひたすら美について語るエッセイ。
    美への道は長く険しい 笑

  • 読むとおしゃれするぞー!!てなるカンフル剤。
    砕けた文章で楽しく読める。

  • 働く女子のバイブル

  • 懐かしい、読みたいと思ったら、売っちゃってたし廃版だったしで結局ブックオフで探した。
    あのときは面白おかしい口調で元気な人だなーと思ってたけど、弱くてすごく真面目にがんばる人なんだなーと大人になってから分かる。

  • 「ハッピーマニア」で知られる安野モヨコの美容エッセイ。

    彼女自身の体験を織り交ぜながら抜群のリズム感で面白おかしく美にまつわることを綴っていて、あっという間に読めてしまう。
    連載誌がVOCEだったことも、安野モヨコの趣味もあってか、ハイクラスなコスメブランドも数多く登場しており非日常も味わえるところもいい。

    「仕事では成功」し、でも女性として「常に細くありたい」「綺麗でありたい」と言う欲望を実現すべく奮闘する安野モヨコの姿に共感せずにはいられない。

    結婚後はオタクの側面に焦点を当てたエッセイを書いているけれど、結婚後の美容生活も書いてもらいたい。

  • シリーズ第1弾。『ハッピー・マニア』『働きマン』『さくらん』で知られるマンガ家の安野モヨコが、『VOCE』誌上に連載した、美人をめざすエッセイです。

    美容についての情報を発信したものではなく、マンガ家の著者が「美」をめざす右往左往しながら生活を実践していくプロセスを語ったエッセイなので、おもしろく読めると思います。

    男性読者としては、「女の子ってたいへんだなぁ」みたいな反応と、「女の子って何か楽しそう」という反応に別れるところなのでしょうが、私自身は残念ながら前者でした。でもじっさいのところ、著者がそれなりに楽しみながらこのエッセイを書き継いでいることもうかがえます。ヘンに卑下することなくつねに前を向き続ける姿勢が貫かれていて、後者の反応の男性読者の場合には、そこに本書のおもしろさを見ることができるのかもしれない、と憶測しているのですが。

  • 再読中

  • 「女子力」という言葉を考えた人の「女子力」を高めてくれる本。
    ファッション、美容、インテリア、生活全てにおいて美を意識しているのはすごい。読むことによって、モチベーションも上がっていく気がする。
    エステや化粧品等若干時代を感じてしまうけど、充分参考になる内容。
    流行りに乗るのではなく、自分に似合うものを見つけ出す。モヨコ先生のこの考え方は大事にしていきたい。
    美人画報二作目、「美人画報ハイパー」は今作より美意識がレベルアップしているらしい。
    眺めるだけでなく、実践してナンボ!とのこと。

  • 読書録「美人画報」2

    著者 安野モヨコ
    出版 講談社

    P59より引用
    “落とすとき、ちょっと痛いんだけど、やっぱ「美」に苦しみは
    つきものっつーことで、まつ毛街道バクシン中です”

     漫画家である著者による、雑誌「VOCE」に連載された、美を追
    求スルエッセイをまとめた一冊。
     なぜ美を目指すのかについてから男の化粧についてまで、イラ
    ストたっぷりに書かれています。

     上記の引用は、マスカラについての一文。
    美を求めるのに苦しみがつきものといいますが、苦しみの質が間
    違っているように思います。マスカラを付けては落としてを繰り
    返していると、目の周辺を傷めてしまう気がしますので、そう
    なってしまっては本末転倒だと思います。程々にした方がいいの
    ではないでしょうか。
     p64に日本の昔の濃い生活文化について書かれていますが、本書
    の他の部分に書かれていることとは対極にあるような気がします。
    昔の日本の生活文化の根っこにあるのは、侘び寂びといった禅の
    教えからくる質素な様式や、自然の移りかわりに沿った暮らしだ
    と思うのですが。
     どういうものに美しさを感じるかは、人それぞれでしょうから、
    色んな美しさがあってそれでいいと思いました。

    ーーーーー

  • 2004年に発行された本ですが、楽しく読めました。
    きれいとは、と考えさせられますね。
    きれいになること、これはきれいになるために努力する時間が必要なのです。すべてに言えることですが、簡単にきれいにはなれない。ならば、意識を変えていこう!!っという話ですが、これがなかなか難しいのよね~っと。安野さんの素敵な体験とともにつづられていく文章が、大変身近に感じます。
    ほっとする美の本でした

  • これ流行ったのだいぶ昔な記憶…
    あの頃これ読んでてオサレ気どりだったけれども
    数年前読んだ安野さんと旦那(庵野監督)のエッセイ本
    アレ見ると…オサレ?ハテ?となるwww

  • 図書館 予約

    キレイな人はキレイ物をみる…はいいなと思いました。
    他はあんまり共感できず?

  • お洒落心を刺激してくれる本。

  • 読みたかったけど読めてなかった本①

  • たまに読み返す。書かれてることはお金がかかるので出来ないけど、意識するだけ。

  • 女性のこういう努力と同じ努力を、男はどれに費やしているのだろう。
    女性の『美』対する感覚が新鮮だった。

    http://www.tv-aichi.co.jp/bp/wadatti/?p=7461

  • 前も読んだな本。
    言っていることがちょっと何様と思わなくもないけど、ものすごいお洒落さんという印象も受けないけど、美的感覚が自分と似てる部分もあるので、読んでしまう。
    男受けを意識して服を買う方がよっぽど可愛らしいとか。


    美を意識していると美しくなるって言葉には同意。
    だけど、意識しすぎるのも美しくない。

  • 女子力上げる本!

  • 思っていたよりも、「こうすればモテル」といった趣旨の本ではなく、あくまでも安野モヨコさんのエッセイという感じ。
    読んでいて、メイクや数多のダイエット方法に興味を誘発されたのは確か。
    有名人だし、売れっ子だし。
    でも、出てくる商品全部が全部未知の物というわけじゃない。
    ソニプラなどが出てくるあたり、親近感(笑)
    要は高い安い有名無名ではなく、自分に如何に合っているか、好みであるか、なんだなと改めて気付かされる。
    とりあえず、夏になったら水出し緑茶で涼しい気分になろう…と手をかじかませながら思う今日この頃。

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著者プロフィール

3月26日生まれ。おひつじ座のO型。東京都出身。
1989年、別冊少女フレンド増刊「Juliet」より『まったくイカしたやつらだぜ』でデビュー。
代表作は『シュガシュガルーン』『ハッピー・マニア』『さくらん』『働きマン』『オチビサン』など多数。
『シュガシュガルーン』で第29回講談社漫画賞受賞。

「2020年 『シュガシュガルーン 新装版(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

安野モヨコの作品

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