歳三からの伝言 (講談社文庫)

著者 : 北原亞以子
  • 講談社 (2004年8月10日発売)
3.33
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  • 本棚登録 :138
  • レビュー :19
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062748308

歳三からの伝言 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 歳さんかっこいい♪
    北海道までおっかけてきた美乃さん美しい。

  • 土方さんの伊庭八郎や松本良順との会話が
    面白いと思いました。

  • 新選組関係は難しい。著者には初挑戦だったらしいこちらは、残念ながら史実の取捨選択と並べにあっぷあっぷという感じを与える。謙遜とはいえ、ご本人も後がきでそう言ってるからあながち間違いでもないと思う。

  • 帯に書いてる事が、なんか違う・・・。

  • 物語は鳥羽伏見の戦いあたりからはじまります。
    いきなり局長近藤勇が銃撃されるシーンです。
    多摩時代や、新選組が京で活躍する場面はあえて描かれず、
    衰退していくところから始まります。
    だからか、自分の中の映像的イメージは全体的に薄灰色。


    ここの土方さんは男度・クール度高めです。
    冷静、自分の信じた道に真っ直ぐに生きる、という感じ。
    優しさが滲み出る、照れる、といった土方スタンダードはもちろんあり

    お美乃さんという女性が登場します。
    あらすじのイメージよりはそんなに登場場面は多くないです。
    初めはお美乃さんに嫉妬心でいっぱいヽ(;´Д`)ノ の私ですら、後半の雪のシーンはじんときました。
    二人が素直じゃないのが余計に切なくて・・・


    戦の場面もたくさんあります。
    そこはさすが土方さん、いちいちかっこいいんです

    ――歳三は全身に返り血を浴びていた。皆斬って捨てた。斬り、走り、おめいてはまた斬るすさまじさに、怯えて逃げようとする自分の従者をも大喝して斬った――

    なんて場面もあり。ぞく・・・・・。


    医師の松本良順がいい味だしていて、歳三とのやりとりが好きです。
    張りつめた場面が多いだけに、良順の前では気が休まるような歳三の気持ちが会話から伝わってきます。


    それから京時代からの隊士、蟻通勘吾とのシーンもいいです。

    池田屋のときから、敵を前にすると怖くて怯えていた勘吾。
    新選組に入ったのが間違いだったな、と言う歳三に、
    逃げたいと思ったのが間違いだった、逃げては歩いてきた自分の道を消すことになる、そんなことはしたくない・・・と蝦夷まで共に戦い続ける。

    ――最後に箱館で会った勘吾の顔からひ弱さが消えていたことに気づいた歳三。
    「よかったな」
    思わず言った歳三。脈絡のない言葉だったが勘吾には通じたようだ。
    「よかったです。有難うございました」――


    ラストシーンもかっこよかった。
    潔くて男・土方の人生が表れているようで好きです。
    そしてそして、最期のセリフ。


    「新選組副長、土方歳三」


    他のどんな肩書きでもなく、彼はずっとずっと“新選組副長 土方歳三”として戦ってきたのです。
    ありがとう。

    (私のツボも押さえてくれてありがとう・・・)

  • これが土方歳三にて候。


    藤森の近藤勇狙撃事件からという珍しいオープニング。
    やっぱり女性視点だからか、土方さんかっこよすぎる!!!

  • ■幕末一のモテ男 新選組副長・土方歳三
    新選組副長にして幕末一のモテ男・土方歳三。賊軍とされて京を追われ、江戸から末期の地となる蝦夷(えぞ)へ敗走しつつも、歳三は常に信じる道を突き進んだ。命を削る戦いの中で女を泣かせ、だが多くの女を惹きつけた志士の生き様を、鳥羽・伏見の戦いから慶応5年5月のその日まで、情感豊かに描く傑作長編時代小説。

    ■■さらりとした印象しか残らなかった。ってか戦闘シーンとか仲間を失って哀しみを乗り越えるシーンとかほとんどない。かなりあっさり。流山の近藤さんの決別シーンはまあまあ可愛かった。けど訃報を知らされたときに悲哀と女を秤にかけるシーンはちょっとなぁ・・・。っていうか、う~ん、物足りない。歴史的背景描写ばかりが多くて、土方さんの内面が軽い。つか、テーマは土方さんと女の交流。函館にまでついてくるとは。伊庭さんが出張ってて、かわいかったです。

  • この作家さんが好きで読みましたが、もっと新撰組のこと調べてから読んだらもっと楽しめたのにと思います。感想は幕府のほうを応援しちゃうな。

  • 鳥羽伏見の戦いから最期まで。

    なんとなく可もなく不可もなくという読感。どの創作物にもいえることだけれども、一人の人物にこれだけの紙幅を費やすからにはその人物に惚れていなければならない。が、この小説はその情念が不完全燃焼気味で昇華されきっていない、という印象。当人も一度では書ききれなかったといっているから当然かもしれない。

     多量の参考文献を参照しており、こういった姿勢にはすごく感心する。それもあり、悪くはないんだけど……。

  • 池田屋騒動後の土方さん。土方さんが好きすぎて、途中で土方さんが女性と恋愛するものは極力避けているのだが(キモくてすーみーまーせーん)、この作品でのお相手美乃はわりと好感が持てた。といっても、美乃といるときより戦場にいる土方さんのほうが何億倍もかっこいいけど。死地に笑みを浮かべながらつっこんでいく姿は、あまりにもカッコよくて一層泣ける。

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