沈黙の森 (講談社文庫)

制作 : 野口 百合子 
  • 講談社
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本棚登録 : 98
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062748445

感想・レビュー・書評

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  • 間抜けすぎないか、この主人公。どう考えてもモブ。とか思ってたらやってくれました。後半戦。次巻も読みます

  • 猟区管理官ジョー・ピケットシリーズ第1巻
    ジョーの頼りなさが、捜査の進展のなさ
    安い給料で、才能のある嫁の将来を奪ったとの姑からいびり
    とともにストレスを感じるのだけど
    (主人公なのか?と疑いたくなる)
    娘が頑張るのでそこは気にせず
    むしろラストに迎えるカタルシスにつながる
    「現代のウエスタン」であり
    サラリーマンや、時代劇、任侠モノにも
    通じる「悪に立ち向かうただ一人の正義」
    に心を打たれる。

    読み終えてからジョー・ピケットシリーズは全巻手元に揃えました。

    ここに
    「真夏のジョー・ピケットフェア」開催
    を宣言いたします!

  • 猟区管理官という仕事を心から愛するジョー・ピケット。
    しかし管理官としては誠実であるものの、少々頼りない。
    ある日、自宅の庭で男の死体を発見する。それはジョーと少し因縁のあるレジャーガイドだった。
    その男の死から引き出される疑惑を追ううち、ジョーは陰謀的に追い詰められ、家族も窮地に追い込まれる。

    犯人や事件の原因は途中から想像できますが、おおかた頼りなかったジョーが、家族の信頼に支えられ、その家族を守るために犯人を追い詰める様は定番ゆえの痛快さ。
    自然の描写が多かったのも、世界観に厚みを足していて好みでした。

  • 後半本から目が離せない。

  • 猟区管理官ジョー・ピケットシリーズ第一作目。真面目で型物で正義感の強い猟区管理官が主人公。密猟者や自然の中で生活を好むアウトフィッターと呼ばれる男たちが殺される事件が起こり、主人公も捜査に乗り出すのだが、かつての上司や所属する局上層部から圧力がかかる。絶滅危惧種をめぐる事件の真相を追う話。序盤は頼りない印象の主人公だが、後半ピンチに直面すると突然家族のため正義のために英雄と様変わりする。主人公の妻と子供がすばらしい。猟区管理官というなじみが全くない職業について知れるのはおもしろい。

  • 米国のミステリ界では絶賛されたらしいが、どうにも退屈な作品だった。絶滅危機種を題材にした所謂環境保護を大きなテーマとし、私利私欲にまみれた権力者と猟区管理官の主人公の対決を描くのだが、これがなんとも頼りない。娘が事件に巻き込まれ、自宅から失踪したと聞いた直後でさえ現場に駆けつけることなく、回り道をして真犯人探しを続けるなど、あり得ない行動ではないか。どの人物も平凡な造形で、プロットの練り込みも足りないと感じた。
    恐らく、いかにもアメリカ的な舞台と家族愛、さらには暴力的な決着の付け方が、当の国では受けたのだろう。

  • ワイオミング州山奥の狩猟管理官ジョー・ピケット。

    二人の家族と娘を愛し、
    そして狩猟管理官という仕事を愛している。

    でもその収入の少なさから妻に満足な暮らしをさせてやれないという引け目を感じているジョー。

    密猟の現場を押さえる場面でちょっとしたドジを踏み、周囲の冷ややかな視線にさらされちゃうジョー。
    あらら~~の可哀そうなキャラですが、
    後半ぐんぐんと本領を発揮。

    密猟者が殺害され、犯人を追うジョー。
    土地の利権、権力者との関係、密猟と絶滅危惧種の生物。

    そして愛する娘が持つ秘密が狙われる!!

    ちょっと、翻訳が読みづらかったけど、内容は文句なく面白い!!

  • 営業中に隙間時間ができたので神保町の古本屋でなんとなく買ってみた一冊。
    さえない猟区監視官が主人公。
    絶滅危惧種を守ろうとするのは人間のエゴなんだ!って密猟者が長々と語るシーンがとりわけ良い。
    終わり方は実にアメリカ的なハッピーエンドw

  • ちょっと頼りない感じの猟区管理官ジョー・ピケットが主人公。舞台はワイオミングの山奥っていっても全くどこだかイメージはわかない

    このジョーは登場するといきなり不法な狩猟者(厳密には違うらしい)を捕まえるのだが、おおボケをかましてくれます。これで読者がこの人は主人公ではないと思ったとしても不思議はないでしょう。

    いや、私はそう思いました。

    しかし話が進むうちに家族が登場してきます。妻と3人の子供、そしてそりの合わない義母の4人です。

    このうち、一人はまだおなかの中ですが…

    中でも長女は本編のヒロインと言っても過言ではないでしょう

    物語の中盤まで、人がよいだけのぱっとしないジョーですが、
    終盤にはちゃんと読者にカタルシスを作者は用意しています。

    はたしてハッピーエンドかどうかは読者によって感じ方は異なるでしょう

    私としてはまぁ満足のいく結末と感じています。

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