ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 36576
レビュー : 2892
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062748681

感想・レビュー・書評

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  • あの曲が頭の中に響く。それほど好きというわけもないけど、つい再読してしまう。設定は70年代なのだろうが、内容が時を選ばないのは描いている対象が人間の内面で本質をついているからか。食事の時間を削っても読みたくなる村上作品。本当に決して好きではないのだが。筋はおもしろいかというとさして面白くもない。でもどの作品も「小説とはこういうものだ」と思わされるのだ。

  • やはり極めて表現が巧い。
    自分の心と相当に向かって分析しないと書けない文章だなぁと感心した。
    登場人物に役割を持たせているというのがよくわかる。
    話の内容というより、流れに気を取られてしまう。

  • 2017年24冊目。
    初村上春樹。
    なるほど、彼特有の文体が前面に出ているなあ。
    上巻だけでは全体像が見えないので、下巻に期待したい。

  • 村上春樹の作品で多いのが、主人公の思考は割と一般の感覚に近いところが多く自分も共感できる"凡庸"なのに、主人公以外の周りの登場人物がこれでもかってくらいぶっ飛んだ思考の持ち主ばかり。けど、村上春樹がその周りのぶっ飛んだ人のうちの1人が主人公の小説を書いたとしたら、また同じように感じてしまう物語になるんだろうなぁ。

    ひとつ大好きなフレーズをメモ。

    "「僕は今の方が好きだよ」と僕は言った。そしてそれは嘘ではなかった。髪の長かったときの彼女は、僕の覚えてる限りではまあごく普通の可愛い女の子だった。でも今僕の前に座っている彼女はまるで春を迎えて世界にとびだしたばかりの小動物のように瑞々しい生命感を体中からほとばしらせていた。その瞳はまるで独立した生命体のように楽し気に動き回り、笑ったりあきれたりあきらめたりしていた。僕はこんな生き生きとした表情を目にしたのは久しぶりだったので、しばらく感心して彼女の顔を眺めていた。"

  • 大きなヤマもなく、退屈でなかなか読む進むことができない場面も多い(私だけかも知れません…)ですが、個性的で魅力的な登場人物と、彼らのウィットに富んだ会話が面白い。これからの展開、つまり下巻が楽しみ。

  • 村上春樹の作品を読むのはこれで二冊目です。初めて読んだ作品は「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」で、ノルウェイの森が二冊目という形です。
    2つを比較するのも変な話ですが、主人公の性格とか周りの動きなど、どことなく共通点があるような気がします。村上春樹はこういった設定が好きなんですかね?まだ二冊目なので、憶測でしかないですが。少なくとも、私はこういった寂しい話は好きです。下巻もすぐに読み終えそうです。

  • とても優しい文章で素敵な世界観のある物語なんだけど時々出てくる性描写は必要なのかな?
    そんな話が読みたかったら官能小説を読めば良いわけだし。
    とりあえず突撃隊がどうなったのか気になるので下卷も読んでみようと思います。

  • 初めて読んだときはまだ20歳そこそこで、当時は、なんでこんなに都合よく女が寄って来るんだ!有り得ない!と思ったものでした。最近になってようやく楽しみ方を覚えた気がする。

  • 上巻しか読んでないからまだ何とも言えないけど、なんでこの作品が名作と呼ばれているのかイマイチわからない

    情景描写は細かく幻想的でとっても素敵なんだけど、性的描写があまりに事務的で淡々としていてなんとも趣が無い

  • 自分にとってかけがえのない直子は、京都の山奥の精神病院へ・・・
    二人のやりとりや、まわりの人物にもあまり魅力を感じない。

    下巻でどのようにまとめるのか気になる。

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月7日発売の『文学界』で短編小説を2作掲載。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月末に刊行予定。

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