ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

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  • / ISBN・EAN: 9784062748698

感想・レビュー・書評

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  • 読む前は恋愛小説かと思っていたが、「死と生」の物語。

    若い頃を思い出す形で綴られ、主人公は大切なものをすでに失っている。しかし生き続ける。

    死は生の対極ではなく、その一部として存在している。

    哀しみが淡々と描かれた作品

  • 1987/10/12 第三刷 再読 表現は美しい やはり恋愛小説には性描写が必要なのかなあ

  • 村上春樹ワールド未体験の私に「入門書みたいなものだからオススメです」と読書会の友だちに手渡された。
    ノーベル賞が・・・とかハルキストが・・とか聞くととても高度難解な文学かなあと敬遠してたけれど、☆5つ付けました。ん~読みやすい、表面上は分かりやすい、そして時々声が出るくらい笑える。でも哀しいお話しなんです。
    性的描写が多いとか主人公がぐだぐだな男だとか、他の方と同じようにいろいろとプラスにもマイナスにも感じることは多かった。でも私は読書中ずっと、私の人生の中で早くにして亡くなっていった知人友人のことが思い出されて考えてしまった。この作品の中で多く出てきた「自死」を選んだ人もいるけれど、小学生の時に医療ミスで亡くなった同級生、中学生の時に突然心筋梗塞で亡くなった友人、亡くなりはしなかったが予備校時代に自死の未遂を起こしたクラスメイト、社会に出てから自死した取引先の工場長・・
    本人も家族もただただ無念だったのだろうか。もっともっと命が続いていればどうなっていたのだろうか。私は彼らの心に少しでも刻まれていたのだろうか。死はやはり生と同居しているものなのだろうか。そして私の死は誰かの何か意味のあるものになるのだろうか・・・
    こんな年になるまでよくよく考えもせずそっぽ向いていた命題を提示された気がする。

  • 昔々…まだ消費税がなかった頃に初めて読みました。
    いろいろなことが起きる年頃だった私は、登場人物が何人も自殺したりで、読み終えてから、少しだけ精神状態が悪くなって、人生最初で最後の不眠症になりました。
    その後、もう一度読もうと思い立ったところ、前回とはまったく違う箇所に感動して、恋人にその部分を朗読したりなんかして、かなりご機嫌な恋をしていたことを思い出します。
    要約すると、可愛い子熊と丘の斜面を転がりあって一日中遊ぶのって、素敵よね

    って言う場面なのですが、同じ本でも、読む時の自分の状況によって、こうも違うものなのか…と、呆れつつも、大発見してしまったのがこの本です。
    ちなみに、今私が持っている「ノルウェイの森」は、1030円です。
    消費税3%の時代‼️

  • 永沢みたいな、自分のシステムの中で生きている男いるなーってずっと思いながら読んでいた。そして皮肉なもんにモテるんだよなぁと。

    この小説がすごく売れた理由が分かるようで分からない。とにかく独特な世界観に惹かれるというのはわかる。村上春樹の作品は他にも読まなきゃと思う。

    直子のなかにはやっぱりキズキがずっといたのかな。死側のキズキと、生側のワタナベ2人にずっと両方から引っ張られているような人だったのかもしれない。最終的にキズキを選んでしまったけど。

    一番好きだったのはやっぱり最後の直子の淋しくない葬儀のシーン。
    ビートルズの「ノルウェイの森」を何回も聞いた。
    純粋に手紙のやり取りも良い。私も手紙書きたい人がいるなって思う。

    あと表紙がすごく好き。ずっと眺めたい。

    たまたま一昨日是枝監督の『怪物』を観に行き、ちょっと同じ空気感を感じた。とても文学的だったからかな。『怪物』が傑作だと思った自分的に、村上春樹は好きなんだろうなーと思う。

  • 素晴らしかった。後半一気読み。村上春樹はきちんと救いを提示してくれている。正直もっとカオスだと思ってたから、ここまでシンプルにストーリーラインが組まれてることにめちゃ驚いてる。今自分の中でかなり重要度高い作品だわ。永沢さんから緑のお父さんまで含め全ての人との出会いによって、主人公が救われているし、読者も救われていると思う。拗らせた社会不適合者だけど、社会に適合できてしまう主人公の器用さには尊敬するしかないけど、負の部分、というか自分の世界の話はまんま自分の話だと思ってずっと読んでた。ハツミさんと永沢さんの言い合いは屈指のシーン。人生の中でもずっと自分の頭に残ると思う。
    「自分」と「他人」の境界線の話とかとても良かった。
    以下引用
    「俺とワタナベの似ているところはね、自分のことを他人に理解してほしいと思っていないところなんだ」と永沢さんが言った。「そこが他の連中と違っているところなんだ。他の奴らはみんな自分のことをまわりの人間にわかってほしいと思ってあくせくしてる。でも俺はそうじゃないし、ワタナベもそうじゃない。理解してもらわなくたってかまわないと思っているのさ。自分は自分で、他人は他人だって」
    P127
    スタプラではあまり読後の感想書かないし、すぐに書けない。基本後回しにして後からブクログで内容思い出しながら書くんだけど、それしないですぐにこの文書いてしまったくらいにはこの作品が好き。
    あと、寝るという行為のメタファーもすごい良かった。
    だれかを愛し合うということがそれにつながると思うけれど、人間として新たな生命を生み出すキズキという「死」にたいしての「生」をありありと想起させるものでもある。だから直子はその行為というものに対して、どうしようもなく自然と拒絶してしまい、それ以外の性的な行為でもって主人公に報いようとしていたのかもしれない。
    ラストシーンは本当に素晴らしかった。ダンス・ダンス・ダンスもそうだし、救われているよホント。羊を巡る冒険でもしっかり死と対峙できていたし、村上春樹はいたってこの作品までを読んでる限りとてもわかりやすく、読者に寄り添って書いてると自分は思う。

  • 冷静に見れば世紀の女たらしが、なんだかんだごたくを並べながら行き当たりばったりに生活していく物語。

    にしても、これまでの繋がりと喪失を表現している小説はなかなかない。

    特に直子を失った場面の唐突感は胸を突き、すうっと音が遠のく感覚を覚えた。

    冒頭からのこの結末、何度読んでも圧巻の余韻。

  • 一体何年ぶりに読んだんだ?
    1987年だったんだ。22歳か・・・若かったな〜
    この緑と赤の装丁が本屋に山積みにされていて・・・
    それまでも村上ファンだったから、何かこの作品で一気にファンが増えて、社会現象的な作品になったことを記憶しています。

    改めて読むと・・・軽くて重い、青春小説だったのかな
    もはやどうすることもできない純然たる「死」と、どう向き合って生きていくのか・・・
    やっぱりヘビーな作品です。

    女の子は、できる限り奔放で、キュートで
    男は、ストイックであり、主体性はないが、一風変わった我が有り、
    気分は軽やかであり、しかし死を哀しいまでに内包している。

    やはりいい作品だと思います

  • 良い...展開が心苦し過ぎるのはあるが、沁みる.
    好きじゃ無い描写も多々あったが、好きな描写も同数ほどあった. 売れた理由もわかる気がする. ところで、緑との馴れ初めがすごく好き(上巻)だったのだが、後半は性描写が殆どだったため虚無の顔になっていた.

  • 上下巻まとめての感想。

    上巻は物語の下地を整えている段階のため、そこまで面白くはないが、続きが気になるのでスラスラ読めました。
    下巻は物語が動き出し、緑や永沢さんとの交流を経て主人公の考えが変わりそうになるが、それを直子という存在が縛り付け、主人公も死の世界に引きずりこもうとする。それに対する答えを出し切ることが出来ぬまま直子は死んでしまい、主人公は自分自身の存在の在り方を見失ってしまうという物語。

    このような解釈が出来ました。
    全体的にジメッとした作品でしたが、人生において、選択を迫られる場面は幾度となくして訪れるが、それを先延ばしにし続けてしまうとこうなってしまうよ、ということを伝えたかったのでしょうか。
    これが初めての村上春樹の作品でしたが、思っていたよりも自分の好みの作家さんかもしれないと感じました。

  • 上巻の時点で難しいし私には合わないと思ったのですが記憶が新しいうちに読んでおこうと思い下巻も読みました。
    私は下巻の方が面白かったかな…?ただ、会話が長く、ずっと同じテンションなのでダレている気がして読むのが辛かったのと、ただただひたすら暗いのが気になりました。
    はっきり言えることは超男性向けですね。女性の私には全然理解できない性の感覚でした。見てるだけだとただの二股男がなんか難しいこと言って言い訳してるだけに思えます。たまに病院に行った時に読む、青年漫画に近い感じがしました。

    これは生と死がテーマなのだと思いますが、おかげで性描写がすごいです、性描写はあまりにも生々しいですが★5だと思います。嫌な予感してたのですがまさか出てきた3人の女全員抱くとは思いませんでした。
    上巻は緑さんにちょっと感情移入できるところあるかなと思ったのですが、下巻は、お父さんの前で全裸になったところではっきりと感情移入できないなと思いました。
    というか出てきた女性おそらく全員メンヘラというか…。

    全体的に、癖が強すぎて私には合わないなというのが率直な意見だったのですが
    「介護してるのは私なのにご飯をいっぱい食べただけで元気ねと嫌味を言われる」や「暖かい布団で君のことをおもうとまるで隣にいるかのような錯覚になるから好き」など、共感できるシーンも少しながらありました。

    村上春樹さんの作品は、もう少し読書に慣れてから読もうと思います。

  • 別の本で『ノルウェイの森』について触れていたのを見て『そういえばあの頃すごく流行っていたし映画化もされてたのに読んでなかったな
    …』と、今更手に取りました。

    登場人物たちは皆他人の目なんて気にしない…という感じで自分を表現しているのに誰よりも繊細で脆い。自死が自死を呼んでいる。壊れないように溺れないようにと懸命に生きている若者のお話し…と感じました。

  • この作品は、書き手より読み手にその解釈が委ねられている気がする。

    複雑な事情を抱えた様々な人物が登場するが、その人達は特別であり平凡なのかもしれない。


    読みとることは難しいけど、そこに面白みがある。

    理解できるようで理解できない心情を克明に描いている。

    自分とは無関係な世界観のようで、すぐ隣にあるような気もする不思議な感覚を味わえる。

    • 村上マシュマロさん
      初めましてRyutaro.Akiyamaさん。
      村上マシュマロと申します。

      感想を拝読させて頂きました。
      私は、この小説を20代の頃に読了...
      初めましてRyutaro.Akiyamaさん。
      村上マシュマロと申します。

      感想を拝読させて頂きました。
      私は、この小説を20代の頃に読了しました。ストーリーは、既におぼろげです。

      Ryutaro.Akiyamaさんの感想が、当時の私の感想にしっくりしました。この小説を気に村上春樹ワールドに吸い込まれていきました。
      当時を振り返ることが出来ました。

      Ryutaro.Akiyamaさん、ありがとうございます。

      また私の本棚にいいねをしていただき、ありがとうございます。

      気候の変動にコロナ禍、どうぞご自愛くださいませ。
      2022/08/04
    • Ryutaro.Akiyamaさん
      村上マシュマロさん。
      コメントありがとうございます。

      自分のために書いた感想が、他の人の影響に少しでもなったとするのなら嬉しいです。
      村上マシュマロさん。
      コメントありがとうございます。

      自分のために書いた感想が、他の人の影響に少しでもなったとするのなら嬉しいです。
      2022/08/04
  • 発売当時、ベストセラーになっていた頃に友達に借りて読んだのが最初。
    その後自分でも買い、もう30年近く本棚にあり何度も読み返している。
    直子の心の震え、ハツミさんの最後、突撃隊の行方、物語の通低音としてのノルウェイの森。
    山の上の阿美寮から戻ってきた主人公が新宿のバイト先のレコード店前の喧騒に、世の中が狂っているのか直子のいる世界が狂っているのか混乱するのは象徴的だ。
    世界は生に満ちて騒がしい。

    若い頃に読んだから、本の中のいくつかのフレーズは教訓的に覚えていたりする。

  • ハッピーエンドな少女漫画とはわけがちがう。不完全で不器用な人達の恋愛小説。260ページ。上下巻にしなくていい。

    現実も不完全で不器用な人達ばかりだ。100%恋愛小説というのもわかる。しかし抱きまくっていて気持ち悪かった。




    以下ネタバレ!!
















    上巻ではその辺のよくわからない女と寝ていてワタナベ君自身は癒やされていなかったけど、下巻では緑やレイコさんと寝て心変わりしてしまっている。
    直子と緑どちらも好きになっていることを「空が綺麗…湖も美しい」と思うのと一緒というのはおかしいと思ったが、綺麗なものは綺麗美しいものは美しいと思うこと自体までも罪ではないとはっきり書かれてるのは良いと思った。

    永沢がハツミさんを散々ちゃらんぽらんに扱っておいて、ハツミさんが自殺したら哀しくて辛いと抜かしてたのが心底ムカついた。
    ハツミさんはお嬢様学校に通ってて優しくて素晴らしい人物だから他にいくらでも男がいるのに、よりによって傷つけるようなやばい男を好きになってしまう。ハツミ自身も「私はただ馬鹿で古風なのよ」とわかっているのが更に悲しかった。ちゃらんぽらんに扱われたことに対して答えとして死を選んだのだろうか。それならば馬鹿だ。


    129ページに「雨の中庭の風景をぼんやりと眺めている」とあって、元々のタイトルがでてきて胸アツだった。
    表紙の緑色は「ビリヤードの色」説がしっくりきた!

  • この本は私の大好きな本で、年に1回は読んでいる…私の人生の半分近くを共にしてきた。

    ノルウェイの森を読むとき、いつも外は雨が降っている。何故だか、晴れている日に読もうとは思わない。

    評価が分かれる作品だよねこれは
    性描写がどうとか、村上春樹の言い回しがどうとか。
    でも私は好き。星5つ。

    好きすぎて感想がちゃんと書けない、だから思ったことを書く。

    生に内包される死と言うのが、大枠のテーマではあると思うけど(本文中でも、ワタナベくんが言ってる)、喪失と獲得って言うのもあると思う。
    死者との距離が段々離れていく、思い出すのに時間がかかると言うのは、生きている以上どうしても仕方のないことだと思う。
    だからレイコさんも言ってたけど、忘れる必要はないけど幸せになれってのは、そういうことなんだろう

    上巻の冒頭で、飛行機の中でノルウェイの森を聴いて、大人になったワタナベくんが激しく気持ちを揺さぶられた様に、生きていれば何かしら死者を思い出すきっかけになるものってある訳だし

    直子が死んで、ワタナベくんが一人旅をするシーンは、いつも哀しくなってしまう。

  • この本を読んで、一気に色んな人生経験した気分になった。ワタナベの周りには深く悩み、自殺する人が多すぎる。私はワタナベのように哀しみの乗り越え方は見つけられない気がする。ワタナベの哀しみや欲に向き合って生きていく様子が、人間味があってよかった。深いのに、それに対して自分の言葉で感想を書くと薄くなってしまう〜、、

  • 下巻に関しても新しい登場人物が出てきたり、変化があるわけでもないけれど、純粋にこの人たちがどのような結果を迎えるのか気になって、どんどん読み進めることができた。
    特に直子がなくなってレイコと話して主人公が前を向けたと思ったら、抜け出せない森に入り込んでしまっていたというラストは秀逸だと感じた。

  • 久しぶりに読んだら、すっかり忘れていて、新たな気持ちで読むことができました。
    自分も歳を重ねることで、昔読んだ時より、より一層深く理解できた部分もあったように思われます。

  • ストーリーというより雰囲気を楽しめた作品。

    ワタナベ、直子、緑、キズキ、レイコさん、永沢さんなど様々な生き方、死に方の登場人物を通して、生と死、喪失感、悲しみ、生き方、死について触れた。

    「死は生の対極としてではなく、その一部として存在している」

  • 下巻は一気読み。流行ってた頃、やたらと登場人物が死ぬ作品だと聞いたが、その点はその通り、か。ただ、作者自身がリアリズム小説と言っているあたり、これが本当と言うことかとも思える。ただ、全体的には良き作品かと。

  • ウーン。
    私にはわからない世界でした。なんでも曝け出す
    必要はないと思う。
    下巻が上巻よりいいです。下巻も直子の気持ちが
    すっごく切なくて泣きそうになりますが、性的描写がおおくてちょっとひきます。せっかくの内容がもったいない。



  • 物語の舞台は1960年代後半~70年代初頭。
    作中には当時の文化(特に音楽)が多く出てきますが、ストーリーに深く関わるワケではないので、原曲を知らなくても問題ありません。知っていた方がより楽しめるのも事実ですが。
    ときどき『ギョッ』とするような性的描写もありますが、それもちょっとしたエッセンスのような物。

    主人公が恋愛観や死生観を、自分なりに掴んでいく姿に感情が揺さぶられる作品でした。

    作者は本作を恋愛小説と言っていますが、私には恋愛というより、少年が大人になっていく成長の物語と感じられました。

  • 深く考えるほど難しく、読み方によって顔を変える小説だなあと感じた。

    第9章の僕と緑の会話がとても好き。村上春樹の小説でこんなにクスクス笑ったのは初めて。
    上巻の冒頭でドイツにいる僕。下巻のどこかで現在のドイツにいる僕につながるのかなと想像したけどそれは見事に外れました。(先輩の永沢は将来「僕」とどこかで会う気がすると言ってたが、ドイツで出会ったりするのかなとか勝手な想像をしてみたり。ボン(ドイツ)から手紙来てたし。)

  • 現実に沿った物語だと思った。

    20歳前後の大学生は、ワタナベと同じような心の揺れがあるはずだ。

    自分もワタナベの立場だったら、同じような考えをしてしまいそうだから、読み進めるのが辛かった。

  • これはよかった。とても濃厚で読む価値あり。

  • とても良かった。頭の中で映像を見ているような感覚になれた。
    10章が特に好き。

    とにかく、この粘ついた、何かもやが残る読後感がたまらなく好き。また村上世界に浸かりたくなる。
    『Dear Heart』を聴きながら。(エンディングにぴったりな曲ですね)

    レイコ怖い…

  • 想いを引き継ぐ。人々に物理的であれ心の中にであれ遺すモノは素晴らしく感じました。

  • 死が差し込まれすぎるのと、性描写(だけ)が細かすぎる点が気になったけれど、面白くは読めた。

  • 緑との話ではなく、レイコの話で終わるのか。

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著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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