魔笛 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.59
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本棚登録 : 1361
レビュー : 180
  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062748858

作品紹介・あらすじ

白昼、渋谷のスクランブル交差点で爆弾テロ!二千個の鋼鉄球が一瞬のうちに多くの人生を奪った。新興宗教の教祖に死刑判決が下された直後だった。妻が獄中にいる複雑な事情を抱えた刑事鳴尾良輔は実行犯の照屋礼子を突きとめるが、彼女はかつて公安が教団に送り込んだ人物だった。迫真の野沢サスペンス。

感想・レビュー・書評

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  • 宗教ものとかサイコパスものが好きなので興味があり。
    手記として話が進むのになぜ警察内部の状況とかもこんなに鮮明に描けるのかとか、獄中の妻が何でこんな冴え渡った隠れた名探偵的ポジションやねんとかちょっと突っ込みたくなるところはあったものの、ラストの逮捕までのくだりは映像ばえしそうな疾走感ある感じやったなーとおもう

  • ストーリーの展開にスピード感があって、何か引き込まれちゃった感じが素直な感想。人の気持ちを少しドライな感覚で描いている。
    何か気持ちの中に残るかと言うとそうでもないが、とにかく面白かった。月並みだが映像として想像出来るところは、やはり脚本家出身。

  • 後半の盛り上がりに圧倒された。エンターテインメントの要素もあるが、それとは別に登場人物全てに翳りのある情念が付きまとっているところに惹かれてしまう。

  • 読み応えのある一冊。
    前半は某宗教団体の事件を思い出してしまうところもありましたが、後半は緊迫感が伝わってきてハラハラする場面もあり、映画を見ているかのような描写や展開が面白くて引き込まれました。

  • 昔読んだ本

  • 野沢尚 著「魔笛」、2002.9刊行、2004.9文庫。大作です。読み応えがあると同時に、読むのにとても時間がかかりました(10日間)。新興宗教とテロがひとつの軸(オウムの事件がベースか)。獄中の教祖坂水輪水に心服し爆弾テロを次々に仕掛ける照屋礼子38歳。獄中の女性安住籐子と結婚した刑事鳴尾良輔、これがもうひとつの軸。この二つの軸が交差するとき、それがこの物語のクライマックス。

  • 普通に生きていたら沸かないであろう感情や判断が次から次へと表れる。無慈悲と言うべきか、恐ろしい事が起きているはずなのに、現実離れしていてどこか他人事のようにあっという間に読めてしまった。犯人が語り部な作品を読み慣れていないためか、初めは違和感こそあったがすんなり読めてしまうあたり、物語としての完成度は高い。タイトルの意味もまた恐ろしさを引き立てていて良い。

  • 公安が出てくる小説を読み、公安のことが知りたくなりレビューのよかった魔笛を購入

    何が言いたいのかよくわからない小説だった

    話し手がよくわからず混乱。
    自分の思い通りにならないことに対して殺人という方法で発散する幼少期
    某カルト宗教へ潜入捜査した際、見つけた証拠を上にあげるも隠蔽され起こったテロ事件

    それで信用ができずに自らテロを起こしたのかなと思ったがどうやらカルトに染まり教祖よりすごいことをする自分に酔っていたのかなと、終盤の描写で思う。

    真相を伝える意思はなく、上部だけを読まされている感じ。
    レビューが良い=自分にとって良いとは限らないなと改めて実感した作品。

  • 2回目。やっぱり面白い。緊迫感が続き一気に読める。

  • 大学時代に夜通し一気に読んだ記憶がある。目が冴えて眠れなかったくらいドキドキして読んだかも。

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