蒼穹の昴(2) (講談社文庫)

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  • 講談社
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レビュー : 224
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062748926

感想・レビュー・書評

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  • 官吏となり政治の中枢へと進んだ文秀。一方の春児は、宦官として後宮へ仕官する機会を待ちながら、鍛錬の日々を過ごしていた。この時、大清国に君臨していた西太后は、観劇と飽食とに明けくれながらも、人知れず国の行く末を憂えていた。権力を巡る人々の思いは、やがて紫禁城内に守旧派と改革派の対立を呼ぶ。

  • するする〜と2巻も読了。
    ネタバレ否定派なのでアップだけ。

    唯一の不満は憎める悪役がいないこと。
    どの登場人物も憎めない奴なので物語が締まらないよ〜

  • 時は日清戦争、阿片戦争の時代、独りわがままを通していた西大后の残酷ぶりはよくわかった。イメージと実態とがあまりにかけ離れている。その西大后に取り入っていく春児の出世の仕方、芝居を磨いていくところは世渡りのうまさを感じさせる。李鴻章、曽国藩、袁世凱等が太平天国を滅ぼして上昇していくさまはよくわかる。中国の歴史は独裁者とその取り巻きのような気がしてならない。文秀と春児の関係はどうなっていくのだろうか?

  • 相変わらずおもしろい。いよいよ物語が動き出すといった感触。

    いい人間がどんどん退場して浅ましい人間ばかりが生き長らえる展開なので、続々ヘイトが貯まる。
    しかし、以前読んだ時は腹が立つキャラばっかりだったが、自分が成長したためかそこまでの憤りは覚えなくなった。

    以前のように「西太后はやっぱりすげーやつだったんだー!」「大変だったよね!仕方ないよね!」という感想にたどり着くことができるのか、いまから楽しみである。

    ところでこの作者、ヨボヨボの爺さんだけど実は超すごい人だった!の展開本当好きだなぁ。

  • 今度は史了が気になりだした。

  • 西太后(老祖宗ないし老仏爺)、光緒帝(万歳爺)とその取り巻き連中が、李鴻章、袁世凱などの軍閥を巻き込んで政争を繰り広げる中で、清朝の国力は日に日に弱っていく。春児と文秀は、対立する派閥に属し、それぞれ頭角を現す。本書で西太后は、権力の亡者ではなく甥の光緒帝への愛情溢れる女性であり、乾隆帝の亡霊に導かれて清朝を敢えて滅びの道へと導く憎まれ役として描かれている。とは言え、些細な落ち度で宦官達を虫けらのように殺しまくる女帝の姿は、狂気そのもの。読んでいてゾッとする。

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    官吏となり政治の中枢へと進んだ文秀。一方の春児は、宦官として後宮へ仕官する機会を待ちながら、鍛錬の日々を過ごしていた。この時、大清国に君臨していた西太后は、観劇と飽食とに明けくれながらも、人知れず国の行く末を憂えていた。権力を巡る人々の思いは、やがて紫禁城内に守旧派と改革派の対立を呼ぶ。

    【キーワード】
    文庫・長編・中国


    +++1

  • 読み終わって感想は改めて。

  • 面白かった
    中国清朝の末期の物語

    そして第2巻
    春児、文秀がいよいよ出世していきます。
    文秀は官吏となり政治の中枢へ
    春児は元宦官から芸や作法を教わりながら、ついには西太后に召抱えられます
    西太后の人間模様、その側近たちのたくらみ、人間模様が語られていきます。
    龍玉はただのガラス玉?

    複雑な人間模様が大変ですが、さらにストーリは面白くなっていきます

  • 二巻に入り、浅田次郎らしい、コミカルなタッチも出てきた。

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著者プロフィール

浅田 次郎(あさだ じろう)
1951年、東京都出身。
1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で直木三十五賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞を、2010年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、2016年『帰郷』で第43回大佛次郎賞それぞれ受賞。2015年には紫綬褒章も授与されている。
2018年現在、日本ペンクラブ会長、直木賞、柴田錬三郎賞、山本周五郎賞の選考委員を務める。2018年12月15日、『輪違屋糸里』が藤野涼子、溝端淳平、松井玲奈らの出演で映画化。

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