蒼穹の昴(4) (講談社文庫)

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  • 講談社
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レビュー : 292
  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062748940

感想・レビュー・書評

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  • 中国のしきたりや風習に最初は馴染めず、読みにくい部分もあったが、あまり細かいことは考えずに読み進めた。そのうちにこの物語の世界に入り込むことができた。3巻あたりでちょっとだるくなったが、4巻でまた息を吹き返し、最後は毛沢東の幼少期も出てきて、この後どうなるのかおもしろくなってきた。

  • 2015年11月10日読了
    本を読んでお腹が膨らみました。
    読んでる最中に清朝 明朝 宦官 科挙 乾隆帝 女真族 八旗 李鴻章 など調べる調べる。おかげでなかなか進みませんでした。
    西太后のイメージは変わりました。
    映画「西太后」やその他の話、中国三大悪女と言われていましたが、清朝後期を支えるのは並大抵のことではないでしょう。今の私には清の英雄に思えます。
    当然、フィクションも入っているでしょうが、これを歴史として受け入れます。
    ただ、中国の苦難はこれからも続きますが。
    ラストエンペラー溥儀、満州国 日中戦争 長征 文化大革命。
    この先の話も読みたいですね。
    プロジェクトAの様な香港なんてきっと嘘なんだろうな。

  • 大作だった。たしかにおもしろかったのですが、ちょっとファンタジーになっちゃったかな、と。

    士大夫、というものの生き方、というか夢があっていいのですが、史実も含めてなんだか複雑な話でした。。

  • 自分の力で運命を変えた春児は結局しあわせだったのか。脱出した王逸はまさかの出会いをする。
    登場人物が多くて、それぞれにドラマがあってそこも面白かったけど、もう少し文秀の活躍をみたかった。

  • 面白くて一気に読んだ。
    西太后、皇帝、李鴻章など一部の人物を善意に描きすぎな感じはあるが、清朝末期の歴史の動きがよくわかった。
    文秀が最後に、変法派の誤りは自分たちの境遇が所与のものと思い、民に施しをしたことだと振り返ったのが印象的だった。恵まれた境遇にたまたま生まれただけなのだから、施しではなく尽くすことを考えねならなかった。
    ノブレスオブリージュの本質であり、奥の深さを感じた。

  • 面白かった
    中国清朝の末期の物語

    最後の第4巻
    ついには西太后への暗殺未遂
    クーデターは失敗に..
    どうなる文秀、春児といったところです。
    ラストエンペラーまで行くのかと思いきや、本書ではラストエンペラーまでは語られていませんでした。

    こうやって話を読むと西太后の印象がずいぶん変わります。たしか、高校の時には悪帝、悪女としてイメージされていた気がするのですが、本書では、一人の女性として、そして母親として語られています。

    そして、最後に語られる蒼穹の意味..
    伏線が効いています。
    とても心地よい余韻です。

    さすがに4巻読むのは時間がかかりましたが十分堪能できました。
    調べてみると、珍妃の井戸、中原の虹、マンチュリアン・リポートと続いていくんですね。まんまと出版社側の策略にはまっていくか(笑)

  • おもしろかった(^◇^)
    リンリンが可哀想(泣)

    ずっと柴少佐を、紫少佐だと思ってた…。
    カタカナで初めて気がつきました(+o+)

  • 1巻~4巻までの感想纏めて。清王朝末期の史実に沿って、実在した人物と架空の人物・脚色されたストーリーを織り交ぜた長編小説。龍玉という中国の古典的とも感じ取れる幻想的な要素と当時から今に繋がる中国歴史の闇という対照的な素材が独特の世界観を演出しています。一般的に知られる西太后が真逆のイメージに描かれた視点は面白いが、昴の運命に沿った春児の成功か否かはもっとわかり易くラストを飾ったほうが好みでした。

  • こんなに本格派の本を久々に読んだ。
    史実をもとにした壮大なストーリー!シリーズ全編を読まないと気が済まなくなってしまった。

  • 春児は龍玉を手に入れたんだね。

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著者プロフィール

浅田 次郎(あさだ じろう)
1951年、東京都出身。
1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で直木三十五賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞を、2010年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、2016年『帰郷』で第43回大佛次郎賞それぞれ受賞。2015年には紫綬褒章も授与されている。
2018年現在、日本ペンクラブ会長、直木賞、柴田錬三郎賞、山本周五郎賞の選考委員を務める。2018年12月15日、『輪違屋糸里』が藤野涼子、溝端淳平、松井玲奈らの出演で映画化。

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