蒼穹の昴(4) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
4.13
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本棚登録 : 3253
レビュー : 292
  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062748940

作品紹介・あらすじ

人間の力をもってしても変えられぬ宿命など、あってたまるものか-紫禁城に渦巻く権力への野望、憂国の熱き想いはついに臨界点を超えた。天下を覆さんとする策謀が、春児を、文秀を、そして中華四億の命すべてを翻弄する。この道の行方を知るものは、天命のみしるし"龍玉"のみ。感動巨編ここに完結。

感想・レビュー・書評

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  • 2回目

  • 怒涛の展開。

    皇后派に次々と捉えられ処刑される皇帝派。
    追い詰められた文秀を助け日本に亡命される春児。

    嘘の占いを現実のものとした春児。

  • 古きを改めるはとても大変なこと。ましてやあの広大な中国を。変法派は結果的に守旧派に潰されてしまったが、変法派の奔走はとても尊い。歴史にたらればはないとしても、考えずにはいられない。そしてこの物語では李鴻章がかっこよすぎる。現在の香港も彼が導いた未来なのだと思うと感慨深い。

  • 2017/12/04 16:55:14

  • 新しい事=変わる、というより壊される、と感じてしまった。

    歴史に名を残した人よりも、周囲や女性達はどんな気持ちだったのだろう、と。

    架空の人物が中心であり歴史小説とは呼べないのかもしれないが
    そういう時代もあったのだと知る事は出来たかもしれない。

    アメリカは結構州の名前知っているが中国は片手くらいしか省が浮かばない。
    けれど、あれだけの国土と歴史、興味深い事はたくさんあるのだろうな。。。
    歴史に詳しくなったら実際の場所を訪れたりしてみたい。。

  • <span style="color:#cc9966;">人間の力をもってしても変えられぬ宿命など、あってたまるものか―紫禁城に渦巻く権力への野望、憂国の熱き想いはついに臨界点を超えた。天下を覆さんとする策謀が、春児を、文秀を、そして中華四億の命すべてを翻弄する。この道の行方を知るものは、天命のみしるし“龍玉”のみ。感動巨編ここに完結。 </span>

  • 日本の明治維新後に隣国「清」で起きていたことを描いた小説。主人公は科挙の試験に若くして優秀な成績で合格した梁文秀(リアン・ウェンシュウ)と、同郷で同じく若くして宦官になった李春雲(リィ・チュンユン)。西太后(シー・タイホウ)を中心とした清が悶え苦しみながら衰えていく様と、梁と李が時代に翻弄されつつも精一杯生きていく様が描かれている。悪人らしい悪人はおらず皆一生懸命だ。だが、打開策を打つことが出来ない。なぜか。そもそも4億の民の生死を皇帝が全て決められるという絶大な権力構造とそれを支える官僚制度そのものに問題があった。小説の中では、皇帝も西太后自身も人間一人にできることには限界があると気づいていたことがよくわかる。おそらく誰も悪くない。西欧列強に蹂躙され続けるが、抵抗しようにもどうにもできない。時代の変わり目の苦しみが小説の中に濃縮されている。

  • 超ド級のエンターテイメント。清国の末期を壮絶な熱量で描き切った大作。まさに浅田次郎の傑作のひとつだと思う。中国の歴史をさらに勉強したくなった。

  • 2018.7.8読了
    ☆4.3

  • ラストがとにかくいい!

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著者プロフィール

浅田 次郎(あさだ じろう)
1951年、東京都出身。
1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で直木三十五賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞を、2010年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、2016年『帰郷』で第43回大佛次郎賞それぞれ受賞。2015年には紫綬褒章も授与されている。
2018年現在、日本ペンクラブ会長、直木賞、柴田錬三郎賞、山本周五郎賞の選考委員を務める。2018年12月15日、『輪違屋糸里』が藤野涼子、溝端淳平、松井玲奈らの出演で映画化。

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