蒼穹の昴(4) (講談社文庫)

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  • 講談社
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本棚登録 : 3253
レビュー : 292
  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062748940

感想・レビュー・書評

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  • どことなく薄っぺらい感じがしました。
    話しは長いものの、こじつけっぽいところがおおいですし。
    この本より前に、、大地とかワイルドスワンなんかを読んでしまっているからでしょうか。。

  • 人間の力をもってしても変えられぬ宿命など、あってたまるものか―紫禁城に渦巻く権力への野望、憂国の熱き想いはついに臨界点を超えた。天下を覆さんとする策謀が、春児を、文秀を、そして中華四億の命すべてを翻弄する。この道の行方を知るものは、天命のみしるし“龍玉”のみ。感動巨編ここに完結。

    ―以下4巻分まとめての感想―

    何人もの友人にすすめられ、読んだ蒼穹の昴。

    感想は…期待値上げすぎたせいかいま一つでした。

    はじまり(1巻)は最高だった。
    白太太の予言。文秀に起こった科挙試験中の奇跡。予言を信じ自分の未来を懸命に捉えようとする春児。西太后・李鴻章・楊先生・栄禄・小李子など登場人物も揃いすごくよかった。

    しかし2巻後半あたりから尻すぼみ。時代が一気に飛んだり、紙面を割いたわりに効いてこない要素が多かったり(カスティリオーネのくだりはだるかったよー)、外国人記者まで登場したりしてきてちょっとやりすぎちゃった気配。

    究極的に残念だったのが、あれだけ最初のキーワードだった「龍玉」がスッキリしないまま終わってしまったこと。

    何もかも盛り込もうとしすぎて、結果的に蛇足がいっぱいついてしまった。そんな感が否めない作品でした。

  • 人間の力をもって変えられぬ宿命などない。
    西太后の守旧派と光緒帝の改革派との対立は臨界点を超える。
    天下を覆そうとする策謀が,春児,文秀を翻弄する。
    完結の時期も完結の仕方もやや中途半端に感じる。
    大長編の完結にしては少し物足りない。
    物語の幅を広げすぎたのかもしれない。

  • 中国についての小説を初めて読んだ。秦の始皇帝なんて、遠い昔に忘れていたけど、知らないことがたくさんあった。
    浅田次郎の本なら、プリズンホテルのほうが好きだな。

著者プロフィール

浅田 次郎(あさだ じろう)
1951年、東京都出身。
1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で直木三十五賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞を、2010年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、2016年『帰郷』で第43回大佛次郎賞それぞれ受賞。2015年には紫綬褒章も授与されている。
2018年現在、日本ペンクラブ会長、直木賞、柴田錬三郎賞、山本周五郎賞の選考委員を務める。2018年12月15日、『輪違屋糸里』が藤野涼子、溝端淳平、松井玲奈らの出演で映画化。

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