ヴァンパイヤー戦争 4 (講談社文庫 か 54-10)

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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062748957

作品紹介・あらすじ

罠と知りつつ九鬼鴻三郎は生きて出られぬ秘密の研究所に潜入。そこに待ち受ける不死身の戦闘サイボーグの正体は?九鬼に接近する新たな組織の目的は?世界の覇権を巡り怖るべき悪鬼や呪われた魔人が暗躍する抗争は激化する一方。不死の血を宿したヴァンパイヤー軍団を凌ぐ超生物兵器「ドゥゴン」が迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 横田基地襲撃事件で、九鬼が組織した「リリパット」のメンバーであるケイとエイコの二人が捕らえらます。さらにバー「妖蛾」を経営している前島冴子の弟も誘拐されたことを知った九鬼は、彼女の弟とケイ、エイコのいる「鮫島医学研究所」に侵入します。しかしそこで彼が出会ったのは、マッド・サイエンティストの鮫島秀一によって殺人マシーン「ゾンビ・コマンド」に変えられたエイコたちのすがたでした。

    人間離れしたゾンビ・コマンドに襲われた九鬼は死の淵に立たされますが、そんな彼に救いの手がもたらされます。彼の救出を画策したのは、現首相の鬼怒川祐輔の相談役である夢堂老人で、九鬼は彼から令部の手にわたった宝剣をうばい返してほしいという依頼を受けます。

    日本政府の内部における抗争劇までもがストーリーにからんできて、主人公である九鬼の戦いがくり広げられます。

  • 敵を倒せば違う敵が現れるシステムです。

  • 展開の速いこと、速いこと。CIAにKGB、古牟礼の民やら自衛隊やら。組織が入り乱れて、なんか良く分かんなくなってきたけど。このスピードに任せて、なんか面白く読めてしまう。

  • 未読

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著者プロフィール

作家・評論家。1948年東京生まれ。
79年『バイバイ、エンジェル』でデビュー。98年編著『本格ミステリの現在』で第51回日本推理作家協会賞評論その他の部門を受賞。2003年『オイディプス症候群』と『探偵小説論序論』で第3回本格ミステリ大賞小説部門と評論・研究部門を受賞。主な著作に『哲学者の密室』『例外社会』『例外状態の道化師ジョーカー』他多数。

「2024年 『自伝的革命論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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