回転木馬のデッド・ヒート (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.45
  • (241)
  • (507)
  • (1074)
  • (86)
  • (18)
本棚登録 : 5357
感想 : 396
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062749060

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • んーーーー

  • スケッチ

  • 「タクシーに乗った男」は何とはなしに面白かったが、あとは何をどう読み取ればよいのかわからなかった。まさに、見当もつかない。
    私がオチを求めすぎなのだろうか。文章の面白い作家との評価のようだが、倒置や外来語が多く、本質がつかめない。雰囲気のみ。

  • ぼちぼちですね。

    特に大きく盛り上がることなく読み終わりました。

  •  やはり発表する気がなかったというだけあって、結構内容が単調な感じがした。一部の作品には、山場がないような気がするものもあった。もちろん面白いものもあった。『雨やどり』と『嘔吐1979』はまさにそれだった。
     フィクションだと考えれば、村上春樹ならもっと人を引き付ける作品を作り出せるのでは?と思っただろう。でも、実際にあった話だと考えると、とても興味深いし、現実味のない話で、不思議な感じがする。考えようによって評価が変わる作品だと思う。

  • 他人の話。はっとする話ではないけどじわっと共感するような。嘔吐、日記。

  • 村上春樹が実際に他人との対話の中で得たエピソードを小説として「スケッチ」したものを複数収録した短篇集。

    うーむちょっと肌に合わず・・・しかし事実は小説より奇なりってのを地で行くとこうなんだろうな。どこからどこまで本当の話なのかさっぱりわからんけど。

    今見てみたらレビューはめっちゃ高いな・・・

  • 初村上春樹の短編。
    長編しか読んだことなかったけど、
    著者が様々な人から話を聞いて、スケッチ(小説に)した話。

    ハンティング・ナイフが一番好きかな。
    次にプールサイド。

  • この作品は、自分は聞き上手なので、話したがりの人達が沢山の面白い
    話を聞かせてくれたので、脚色を(ほとんど)加えずに事実を綴った...という前置きがありながら、聞き手の自分は聞き上手とは思えない程に「対話」せずに、話その物や、事象、人物にたいする「感情」がどっぷり記されてしまって、結局は「僕...」の話になってしまっています。

    また、妙にカッコつけた「僕の」セックス観みたいないつもの主張がリアルに感じられないのが、何だか上から目線で嫌みに聞こえます。

    短編小説ですが、どれも記憶に残りそうに無いかなぁ~

  • 62/123

著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

村上春樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×