1973年のピンボール (講談社文庫)

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  • 講談社
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レビュー : 717
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062749114

感想・レビュー・書評

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  • ナンジャコリャー! 風の歌を聴けより意味がわからなかった。せっかくここまで来たから、三部作は読み切ろうかな。直子の話をくわしく知りたい。

  • ゼミでやったやつ。なんだかんだ初の村上春樹だったが、横文字の嵐に心が折れそうだった。内容がなかなか頭に入ってこない。
    少しずつピースが埋まる感じが好きだというメンバーもいたが、視点の切り替わりや独特の言い回しについていくのがやっとだった。
    終盤の廃墟シーンは映画っぽくて好きだが、最後まで「僕」は好きになれなかった。

  • ピンボールの青春を清算できず何も心の動かない生活や愛を送る。鼠は彼女の前から消え街を去る。ピンボールを探し求めて別れを告げた僕は双子を見送り生活に戻る。直子はおそらく本の中では救われ切れていない気がする。

  • 1973年のピンボール。物語は僕(主人公)と鼠の二人のシーンに分かれて展開されていく。時系列は前作と比べて大分整えられ、文中に唐突に理解しがたいメッセージがちりばめられる事もなく進んでいく為、一般的な物語として大分読みやすく成立している。鼠は女と出会い、別れ、馴染んだ故郷を離れていく。僕は大学時代の描写が多少入った後、卒業後のストーリーが語られていく。翻訳者として働き、双子の女性と同棲し、過去に情熱を注いだピンボールを追い求めていく。そして小説は双子との別れと共に終わりを迎える。冒頭の大学時代が語られるであろう羊をめぐる大冒険に期待がかかる初期第二作だった。

  • 風の歌を聴け、よりも鼠の存在感が薄かった。
    ピンボールをよく知らない私には時代性を感じる。

  • 今の作品の方がベタベタしている。

  • 久しぶりの村上春樹。すっかり秋気分。

  • 羊を巡る冒険→風の歌を聞け→1973年のピンボール の順に読んでしまった。羊を読んだときに各登場人物の背景が不明でハテナが浮かび、それが過去二作を読めばわかるのかなと思いきや、たいしてそういうわけでもなかった。笑
    鼠は世渡り下手で、うまく大学生活を送れず脱落。まぁ、そのあと謎の思想に染まっちゃうのは分からなくもない。
    あの事務の女の子と雰囲気いい感じじゃん、と思ったらのちにそうなるのか。「両手を上げて」で脇の下をチェックするのが好き。
    双子が買ってきたアルバム、ラバーソウルの2曲目がノルウェイの森。僕はそれを聞いてキレる。
    ピンボールの中では僕と鼠の話が同時進行で別々に進んでいって交流はほぼないよね。流れが見えないし、ふわっと出てきた登場人物とか伏線があとで回収されるわけでもないし(直子みたいに他の小説に出てきたりするのかな?)もやもやはするけど、これが村上春樹なのか。。

  • 10年ぶりくらいに読んだ。
    風の歌を聴け以上に読みづらかった。特に前半が読みづらかった。
    10年前に読んだときは楽しんで読んだイメージがあったから結構ショックだった。
    空気感だけで話を進めていてついて行くのが辛かった。

    騎士団長読んだ後だからか、読者への歩み寄りのバランスが良く無い。

    次は最近の作品に手を出そうかな。

  • これもまた、騎士団長殺しから気になって、「風の歌を聴け」に続いて16年ぶり?に読んでしまった。大好きだ。この作品。

    そして、発見!

    「直子は首を振って一人で笑った。成績表にずらりとAを並べた女子学生がよくやる笑い方だったが、それは奇妙に長い間僕の心に残った。まるで『不思議の国のアリス』にでてくるチェシャ猫のように、彼女が消えた後もその笑いだけが残っていた。」

    騎士団長が私の前から消える時の比喩と同じ、チェシャ猫のようにという表現。こういうファンサはまだ、他にもあったはず。

    久しぶりに読んでみて、鼠が私にとっては「気狂いピエロ」
    のベルモントを連想させ、双子はまるで「ひなぎく」の女の子2人だった。

    10数年前に読んだ時は、かなり直子に傾倒していたみたいだ。その部分にしっかりラインが引いてあって微笑ましくそのページをめくった。

    さて、このままダンスダンスダンスまで読み進めてしまおうか。。

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月刊行。2019年9月10日発売の『文藝春秋』10月号で「至るところにある妄想 バイロイト日記」を寄稿。

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