羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.68
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  • (20)
本棚登録 : 12565
レビュー : 740
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062749121

感想・レビュー・書評

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  • 初村上春樹。今までずっと逃げてきてたけどここにきてようやく。
    意外と、物語や人々の言っていることは自分好みだった。文章も綺麗だとは思うけど、自分が小説に求めているのは、物語の内容や人間の考えであって、文章自体の綺麗さっていうのはどうでもいいと思ってしまう。←言っちゃいけないこと言ってる気がする。
    勢いで下巻まで突っ走る。

  • ここ最近、伊坂幸太郎、恩田陸と比較的読みやすい本読んでいて、今回は以前なんども断念した村上春樹に挑戦。
    面白かった。文章の中にあいまいな表現が一つもなく、描写が超絶具体的。
    人間味に溢れていながらも登場人物が何を考えているのか全くわからない。
    村上文学入門編としてオススメしたい一冊。

  • 感想は下巻にて。

  • 登場人物がよくタバコを吸います。そのせいで読み進めるうちに、止めたタバコを無性にタバコを吸いたくなりました。特に「僕」がタバコを吸うたびに舌の奥でラッキーストライクの味がじわっと。目の前で吸われてもタバコを吸いたいと思うことはもうほとんどないのに。不思議。

    読み進めると徐々にファンタジックな世界が自分の周りに広がり、起承転結の「転」 、羊男が現れてからの物語の展開がたまりません。これぞ小説、という没入感を味わえました。
    村上春樹の小説は解釈を読者に委ねると言いますが、鼠が最後にしたかったのはなんだったんだろうと思いつつ、考えるのはやめて物語の余韻を楽しむことにします。
    あータバコが吸いたい。笑

  • ★3.5(3.68) 2004年11月(初版1982年)発行。著者の長編小説14冊(騎士団長殺しを含む)のうち初期さ三部作の最後の作品。鼠三部作とか羊三部作とも呼ばれるようですね。この14の長編小説のうち、何故か最後に読むことになりましたが、なるほど、ここから今の村上春樹に繋がるものがありますね。最初の2冊「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」は全く???という感じでしたが、この本は「冒険」というだけあって、読み易いですね。ただ、そこは村上春樹の独特の世界で非現実性が至る所に。下巻が楽しみです。

  • m_pixyさんリコメンド

    下巻に続く

  • 森を散歩中に加藤典洋の講演録音を聴いていると、初期の村上春樹の作品が好きだと言って、平成の残り日数で一日一冊を読むにあたっての最初をこれにしようと思った。再読のはずだが、読み進めるにつれて内容の記憶が、途中で読むのをやめたんだっけ? と思うほどとにかく薄れていて、鼠がぼく自身に重なって感じて、もっと読むと語り手がぼく自身に重なってきた。下巻の最後、爆発の煙を汽車から眺める場面まで読み進めて、何度も読んでることがわかった。しかし前回読んだのはそんなに前でもない気もする。そもそも村上春樹が書くものの語り部がぼくっぽいやつなのが原因なのか、と考えるも、ぼくっぽいと思う読者がとても多いのが村上春樹でもあるので、よく本を読む人で村上春樹を読んでいるひとにこの件でいろいろ相談をしたいのでお願いします。

  • 初めて村上春樹の本を読んだ。
    独特の表現、比喩、言い回しがとても面白かった。
    腹抱えて笑うという意味ではなく、こんな表現もあるのかという面白さ。
    これまで浅かった自分の文学感が深くなっている気がした。

  • 何度読んだかわからないけれど、また読んだ…

    今の村上春樹と比べると文章に「格好つけ」があって、それはそれで面白い
    若いってこと?

    キキが出てくると俄然、物語がおもしろくなる

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月刊行。2019年9月10日発売の『文藝春秋』10月号で「至るところにある妄想 バイロイト日記」を寄稿。

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