羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 10903
レビュー : 629
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062749138

感想・レビュー・書評

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  • 20160801

  • 続けて読まなければならない状況に追い込まれた。続いていると思ったら、その先がどうなったのか知りたいから。もとは、30年前には、本書を最初に読んでいた。だから別にここから読み始めても何の問題もないのだけれど、やはり、1作目、2作目と続けて読んでくると、鼠のことジェイズバーのことなどが分かっているから、感じ方がいくぶん違ってくる。冒険が始まってからが抜群におもしろい。筆が走るんだろうなあと思う。読む方も、どんどん先が読みたいと感じる。しかし、最後の最後、何が爆発した?何がどうなった?この謎が解決するのかどうかわからないが「ダンス」も続けて読むよりほかない。ところで「やれやれ」は上巻に3回、下巻に7回登場する。下巻の3つめで、「やれやれ」が口癖になってきたという記述がある。ただ、下巻後半はまったく出てこない。どういう気分の違いなのか。これ青春三部作の完結編と書かれているが、まったく完結していない。ところで、美しい耳の彼女が登場するが、耳が美しいとはどういうものなのか。考えたこともないし、耳だけの写真とかも見たことないと思う。美しい耳ねえ。まだ鼻ならわかるような気もするが。そういえば、鼻については「吾輩は猫である」の連載で、このところずっと話題に上がっている。こちらはイメージしやすい。

  • 村上っぽい。

  • 「喪失」が主題なんだろうけど読解よりもストーリーの流れに引き込まれる心地良さを楽しむ作品なのかな。

  • やはり村上春樹はあまり合わないかも…

    止まらずすらすらと読めるが意味がわからない。

  • よかったー。
    無意味でナンセンスに思えるくだりも、読んでて退屈しないのがいい。

  • 過去と現在はつながっているようで、つながっていない。主人公は過去と羊を通じてつながることができた。羊との別れは過去との別れ。私たちは今を、精一杯に生きていかなければならない。

  • さみしい気分になりました

  • 僕と鼠の三部作、まさかこんなことになるとは…
    牧歌的な情景描写がとても多く、北海道の雄大な大地と壮大な自然が目に浮かぶようだった。
    まるで何もない牧場での日々で、ひたすら食事とお酒が美味しそうで、いっそそれらが際立つように描かれていた。
    鼠のもつ厭世観、無常感がどうしようもなく悲しかった。

    羊といえばそれこそ愛らしくて、柔らかくて、暖かくて、幸せの象徴かのような動物なのに、この世界におけるメタファーとのギャップがすごくて不思議な気持ちになった。
    本当の弱さにつけこむ羊。
    私も身体のどこかに羊を飼っているような気すらする。
    やるせなくままならないその感情も、羊だと思えばなんとか愛せるかもしれない。

  • 羊をめぐる冒険(上)に合わせて記載。

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。2019年8月7日発売の『文学界』でロングインタビュー「暗闇の中のランタンのように」掲載。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月末に刊行予定。

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