羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 10906
レビュー : 629
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062749138

感想・レビュー・書評

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  • 村上春樹は嫌い、と思ってたけど、違った。
    村上春樹作品の、性描写とお手軽すぎる女たちが嫌いだったの。
    ストーリーそのものは読ませるよね。実際、嫌いと言う割に複数作品読んでいるのがその証拠。
    食べ物もすごくおいしそうに書くし、言葉遊びも不思議で魅力的。

  • (感想は上巻にまとめて)

  • 読了後、3部作最終と知る、、

  • m_pixyさんリコメンド

    なるほど、余韻を楽しむタイプの作品ですね。

  • 何度読んだかはわからないけれど、キキが帰ってしまうのが哀しい

    確かにどうして連れてきたんだろう、と

    今の村上春樹の主人公と違い、いろいろ抜けているのがいいかも

    でも『ダンス・ダンス・ダンス』のほうが好き

  • 青春三部作の魅力ってのはまず間違いなく鼠の弱さにある。再読してその思いを強くした。「僕」が言うように一般論で話をすれば何も鼠だけが特別弱いわけではないし、「僕」だけが切迫した生活から自由でいられるわけでもない。皆が弱いし皆が何かしらの問題を抱えて生きている。鼠だってそんなことは先刻承知している。二人の間で何か違う点があるとすれば、それは「僕」がそうした一般論に自己を同化させて世界と折り合いを付けることが出来るのに対し、鼠にはそれがどうしても出来なかったと言うことだ。鼠はそんな二人の関係を次のように表現する。「我々はどうやら同じ材料から全くべつのものを作り上げてしまったようだね」。

  • 上巻のみ持っていたが古本屋で見つけて手に取った一冊。村上作品を読んだ後いつもこうなる。読み切った感じすっきりしているけど内容はあんまり残らない不思議な感覚。むしろ内容が頭に残らないからすっきりしているのかもしれない。ビールをうまそうに飲む描写や僕のこざっぱりしたやり取りとかどこかレトロで涼しくて、心地がいい。また読みたくなる時があると思う。

  • 1年ぶりに再読。1度目には読み取れていなかったところが見えて来て、2度目の方が衝撃が大きい。
    井戸の底のような暗闇の中で異次元体験をするエピソードは<ねじまき鳥クロニクル>を読んだあとだと一層しっくりくる。
    もう一度読みたくなる!

  • 本当に、これぞ村上春樹という作品。

    良くできている。
    爆発とか。

    やっぱり去っていくところとか。

    鼠が先生の と考えると、また読み味が変わったものになった。

  • どんどんといろんなことを拾い集めていって絡まっていってそれが読み手をどんどんのめり込ませて、だいたいどんなことにも意味はあると気づくとそうだなぁと思えるし、どんなところにも人の一生って転がってるんだなって思えた。
    それからいるかホテルの人には幸せになってほしいです。
    鼠と主人公との対話なのか対話ではないのかの後の訪れる虚無とか考えたら言いようのない何の感情もないような涙が出てきて、終わるっていうこと終わらせるっていうことはただただ人に無を与えるし正直読後疲れたけどなるほどまぁ冒険だしなと思えました。疲れたくせに人にはめちゃくちゃ薦めたい。

著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。2019年8月7日発売の『文学界』でロングインタビュー「暗闇の中のランタンのように」掲載。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月末に刊行予定。

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