痕跡 (上) (講談社文庫)

制作 : 相原 真理子 
  • 講談社
3.18
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本棚登録 : 611
レビュー : 37
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062749473

感想・レビュー・書評

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  • 大分前に読んだのだが内容を忘れていた。
    子どもが生まれてからかれこれ20年近くこういった弱者を標的にした異常犯罪を扱う本は読めなくなっていたのだが、図書館で見かけてまた手に取ってしまった。
    スカーペッタがバージニア州の検屍局をクビになっていたことや、年が随分と若返っていたことすら忘れていた2018.9.23

  • うすうす知ってはいたけど、シリーズ物でした。
    そして知らんかったのですが、30作近くある作品の13作目。
    単発では理解しきれない、登場人物たちの過去やつながりが結構濃厚。
    しかも11作目からは上下巻という…。
    罠にはめられた気分。

    この作品を紹介してくださった方は、多分シリーズ全部を読んでいるのでしょうね。
    うーむ、うーむ…。
    やっぱ読むか…。

    この作品の事件については、特に難しくないと思います。
    下巻を読んでいないから、当たっているかどうかはわかりませんが、多分叙述トリック。
    犯人の目星はつきました。

    だけどこのシリーズは、事件をズバリと解決する主人公ではなく、いろいろあって、なんだかんだ悩んで、逆境に立ち向かって、仲間を信じて、時に信じきれなくて…そんな主人公と周囲の人たちの関係を読む(楽しむ)ものだと思うのです。

    この作品で一番気になるのが、ケイ・スカーペッタと姪のルーシーのぎこちないやり取り。
    お互いにかどちらかがかは分からないけど、多分何か口にできない思いがあるのだろう。
    それが気になる。
    下巻で解決できるほどの簡単な思いではなく、何巻にもわたる気持ちの行き違いがあるのでは?

    というわけで、一気に読んでもすっきりしない。
    下巻を読んだら一巻に戻るとします。
    読んでも読んでも面白い本はつきないなあ。
    やれやれ。┐( ̄ヘ ̄)┌

  • 検屍官ケイ・スカーペッタシリーズ。今作ではケイはかつての職場を離れ、法医学コンサルタントという肩書きで登場してます。作品も第三者目線から語られており、ケイの視点から紡がれてはいません。

    個人的には、ミステリー小説が上下巻に分かれるのはあまり好きではありません。理由は簡単、下巻の中盤ぐらいから上巻で語られた展開や伏線を忘れちゃうから(笑)
    今作については、事件の顛末を精密に表現している、というポジティブな言い方もできるし、状況描写が多すぎてダラダラしてる、というネガティブな言い方もできます。ちょっと中弛み感が強い印象があるので、やや後者に寄った印象を持ったまま、下巻へ。

    とは言え、この作者の物語の組み立て方や世界のつくり方は相変わらず健在で、自分の好きな部類です。旧作からずっと変わらずレギュラー張ってる面々も、アメリカが舞台の割にほぼ死なずに生き延びてるので、そのへんもこのシリーズの安定感に一役買っているのだろうと思います。

  • 下巻でまとめて

  • 前作『黒蝿』から、ガラリと雰囲気が変わりました。

    前作は、テンポが良かったものの、第三者視点に終始したため、coolな印象を受けましたが、今作では、coolな雰囲気は影を潜めています。昔の雰囲気に近い感じ。

    しかしながら、検視局長を辞めた現在、ストーリーがオドロオドロしい魑魅魍魎が跋扈する感じになってきたには、ちょっと違和感。もう少しストレートな物語だといいんだが。

  • どうも、世界は、
    ケイ、ルーシー、ベントン、マリーノの4人で
    できているらしい。
    そう思えば、腹も立ってこない。

    ミステリーだと思うから、イライラするわけで。

    (下巻に続く)

  • 本来の主役であるはずのスカーペッタが少し置き去り傾向(笑)
    ただし、本来の検死官としての仕事はしている模様。
    スカーペッタが検死をしている子供とベントンのところにいるヘンリがどう繋がっていくのだろうか。。。。

  • ≪あらすじ≫
    1本の電話が始まりだった。法医学コンサルタントのケイ・スカーペッタは、死因不明の少女の遺体を調べるため、5年ぶりにリッチモンドの地を踏んだ。そこでは事件へのFBIの関与が明らかになる一方、かつてケイが局長として統率した検屍局が、無残にも破壊されつつあった。この町で何が起きているのか?
                                 (BOOKデータベースより)

  • 外国の小説は翻訳や習慣の違いなどがあるから読みづらいのかな?二つの件が(下)でどの様に繋がるのか繋がらないのか…

  • <あらすじ>
     現バージニア州検屍局長からの依頼を受けて、ケイは14歳の少女の死因を調べるために5年ぶりにリッチモンドを訪れた。ところが行ってみると、昔の検屍局は取り壊し中、かつての職場は秩序が乱れ、呼びつけた本人である検屍局長はケイに対して敵意むき出し。早々に来なければよかったと後悔する。さらに、ケイに同行したマリーノまでもがやっかいな状態に陥ってしまう。

    <ひとことコメント>
    「検屍官ケイ」シリーズ第13弾(短編は抜かして)。今回も三人称形式。ケイは49歳くらいでしょうか? 上・下巻。
    原題“Trace” 訳:相原真理子

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著者プロフィール

マイアミ生まれ。警察記者、検屍局のコンピューター・アナリストを経て、1990年『検屍官』で小説デビュー。MWA・CWA最優秀処女長編賞を受賞して、一躍人気作家に。ケイ・スカーペッタが主人公の検屍官シリーズは、1990年代ミステリー界最大のベストセラー作品となった。他に、『スズメバチの巣』『サザンクロス』『女性署長ハマー』、『捜査官ガラーノ』シリーズなど。

「2015年 『標的(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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