- Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062750530
感想・レビュー・書評
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新しく読んでみたい作家さんに出会いたくて読んだ一冊。
読んだ事があり、且つ好きな作家である高野氏、池井戸氏、姫野氏の作品はやはり楽しめました。
昔ながらの探偵口調が面白かった法月綸太郎氏、
組み立て方が好みだった若竹七海氏、
題材が好きだった薄井ゆうじ氏。
この三人は、他の作品が読みたくなりました。
この一冊の短編集としてのレベルも高く、楽しめました。
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平成ベストの本格ミステリ短編との批評にそそられて都市伝説パズルのみ読了。が、半分くらいで真相わかっちゃいましたー。学生サークルが、下北沢ぴあ&ぴあ(推定)でコンパしてから、明大前のアパートベルメゾン松原で二次会後の殺人。犯人は仲間内限定。用賀の男子か、代々木八幡の女子か、吉祥寺のカップルか。怒涛のローカル設定には親近感もてたが、ロジック一辺倒でロマンがない。令和に引き継ぐベスト短編というなら、麻耶雄嵩の『こうもり』か『遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる』あたりではないかなぁ。アンフェアぎりぎりの危ういおもしろさが、画一化が進んだ平成時代に異質の輝きを放ったということで。
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20161024
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短編なのにどれも結末がわからず、楽しんで読めました(o^^o) いろんな作家さんのアンソロジーなので、いろんなタイプのミステリーが味わえました(*^_^*)
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推理小説年鑑2002-1(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/1824840.html)
(収録作品)六時間後に君は死ぬ(高野和明)/都市伝説パズル(法月綸太郎)(日本推理作家協会賞(2002/55回))/地底に咲く花(五條瑛)/殺しても死なない(若竹七海)/銀行狐(池井戸潤)/探偵物語(姫野カオルコ)/根付け供養(北森鴻)/みちしるべ(薄井ゆうじ)/桜の森の七分咲きの下(倉知淳)/弔いはおれがする(逢坂剛) -
五條瑛のために借りたけどまあまあ良かった。