赤毛のアン (講談社文庫―完訳クラシック赤毛のアン 1)

  • 講談社
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感想 : 92
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  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062750615

感想・レビュー・書評

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  • 世界名作劇場のアニメでしか知らなかったので原作を読んだ。アニメを先に見ると、もうあの顔と声と喋り方のアンしか浮かばない。

    子どもの頃に読んでいたら自分も違った性格、人生になったかもしれない。可能性に満ちて物怖じせず、志も高く希望に燃えて、心を預けられる友人に恵まれたアンのようだったらと対照的な大人になった我が身を嘆かないではいられなかった。モンゴメリも(自殺してしまったそう)アンのようにはなれなかったのだろう。

    それでも、アンが心に架空の友人を作ったように、人生でわずかに巡り合うかけがえのない大切な人物の1人としてアンを心にとめて生きていこうと思う。

    この訳には訳注はない。移民文化の背景やカナダの歴史などは分からないので、アンの生きる世界をどの程度理解できたかは分からない。当時の孤児の生活などを調べてみようと思った。

  • プリンスエドワード島に旅行に行こうと思い、その舞台となった名作「赤毛のアン」は必読ということで図書館で借りて読んでみました。翻訳者は朝ドラのモデルとなった村岡花子さんではありませんでしたが、こちら掛川さんの方がより今の日本語に近いらしいので、本書で良かったと思います。そして50年以上生きてきて初めて読みましたが、恥ずかしながら涙が止まらず、感動の嵐でした。騙されたと思って是非読んでみてください。もちろんより一層プリンスエドワード島に行きたい気持ちが強くなりました。

  • 訳:掛川恭子、原書名:Anne of Green Gables(Montgomery,Lucy Maud)

  • 2018.10.7読了
    ☆4.3

    知り合いから薦められて図書館で借りて読んだ。
    翻訳ものは苦手と感じていたが、これはとても読みやすかった。
    アンの前向きな姿と成長して行く様子に励まされた。

  • 赤毛のアンを初読み。
    講談社文庫のは1巻しかなかったのだけど、話はまだまだ続くらしい。

    赤毛でとても良く喋る孤児の少女が、老夫婦に引き取られて成長してく話。

    読んでてアンが喋り過ぎだと思ってたけど、成長するにつれて落ち着いていくのかね。
    少しお転婆なところはあるけど、深く愛されて立派に成長したんだなと、最後のアンの選択を読んで感じました。
    続きが気になるけど、他社さんが出してる赤毛のアンもあるし、一旦保留で。

  • ラブプラス・愛花Ver.所有。

  • 2012 年間一位
     世界一素敵な小説。

  • 以前から何度も読もうと思いながらも、なかなか読むきっかけがなかった。まだ途中だが、確かに面白い。アンは確かに饒舌すぎて、そばにいたら煩くなるのかもしれないけれど、一旦慣れてしまうと、次にどの様な表現をしてくれるだろうか?とどんどん引き込まれてゆく。

    今まで何で読まなかったんだろう⁈
    何て残念な事をしてしまっていたのだろうか?このプレビューを読んでる方がもしいるのなら、今すぐ赤毛のアンを読み始めてほしい。

    後半部分は、電車の中では涙が出てしょうがなくて途中で止めざるをえなかった。

    英語でも読んでみたくなるなあ〜。

    追記: 仕事関係先と一緒に原文(英語)で読書会を開く事にした。

  • 昔読んだ記憶があるが、朝ドラの影響で再読。
    アンのオーバーな空想が体のいい言い訳のように聞こえて、マリラがイライラする気持ちが分かった。
    ただ、どんどんアンのパワーに引きずられた。この前向きさが人気があるんだろうなと思った。

  • 誰がなんと言おうが、名作。少年少女が生きて行くのに大事なことは時代や場所が違ってもそんなに変わらない。ハリーポッターの前に是非。

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