マレー鉄道の謎 (講談社文庫)

著者 :
制作 : 鷹城 宏 
  • 講談社
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本棚登録 : 1869
レビュー : 181
  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062750776

感想・レビュー・書評

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  • 異国情緒たっぷりで、すっかり旅行気分が楽しめていい感じ。
    メイントリックが、同じようなトリックの話を読んだことがあるなぁ・・・
    でも、伏線がばっちり決まってて、ラストも物悲しくて、いい雰囲気でした♪
    鳴かぬ蛍が身を焦がす、ですね~!

  • 「サムライのごとく?」
    「イエス、プロフェッサー」





    大龍かわいい。
    シャリファは比較的物語の中心にいるとは言い難かったので、
    あんまり「すごいかわいいしキレイ」感を受けなかったわ…。
    気だての良い現地の娘さん、ぐらい。
     

  • 新本格派というのはまさにこういう作品を言うんだなぁと
    思った作品です。読みやすいし嫌いじゃありません。

  • 国名シリーズ第6弾。長編で読み応えたっぷりで、良かったです。タイのシルク王の失踪の件は、篠田真由美著「建築探偵桜井京介シリーズ」でも取り上げてましたが、益々、興味の惹かれる内容ですので、いつかちゃんとした資料を読みたいものです。火村&有栖のコンビ、いいですね。ハマってきました。

  • 火村英生シリーズ

    大学時代の友人・大龍の誘いでマレーシアのキャメロン・アイランドを訪れた火村とアリスのコンビ。鉄道事故で死んだ日置静郎。日置の共同経営者・百瀬虎雄の妻の受けた電話。取り次いだ秘書の大井。バーでタイ人女性シャリファを口説いた津久井航。津久井と争うシャリファの兄ワンフー。百瀬家のトレーラーハウスで殺害されたワンフー。密室の現場の謎。発見された津久井の遺体。ワンフーの遺書に隠された秘密。勝手に捜査を始めた火村たちの同宿の作家・アラン。アランの推理とアランの殺害。


     2005年5月24日購入

     2005年5月28日読了

     2011年1月24日再読

  • 火村シリーズの長編。今までで一番長かったような。マレー鉄道の名の通り、アリスと火村が旅行先のマレーシアで事件を解決します。アリスが聞き取れなかった英語は「×××」となっているところが面白かったです。火村教授が相変わらず素敵でした。長編なのでキャラが立っていて、人間関係が把握しやすく読みやすかったです。「軽井沢誘拐案内」を思い出しました。

  • 大学時代の友人である大龍の招待でキャメロンハイランドを訪れるは、お馴染み火村助教授と有栖川。
    時近くして起きたマレー鉄道の追突事故を皮切りに、事件の火蓋は落とされる。百瀬虎雄有する通称ハリマオ・コテージの庭にあるトレーラーハウスを舞台に起こる密室殺人。

    容疑者として持ち上がる大龍を救うべく、火村先生の弁舌が唸る。日本から遠く離れたマレーの地にて、密室の謎に肉薄していくのは、どこかぞくぞくする楽しさに満ちている。

    日本推理作家協会賞に輝いただけあり、推理すれば何となく真相が見えそうな気がするだけに、読者による推理にも熱が入る。
    分かりそうで分からない微妙なラインの追求は、ことのほか難しいと思うだけに、作者には脱帽である。
    ミステリィ慣れしている読者程、惑わされること請け合いである。
    推論の余地が多すぎるので、あれこれ検討しながら読み進めるのが楽しい。

    結局、私は的外れな推理を展開していたので、今回は完敗と言わざるを得ないが。(笑)

    トリック以外で、殊の外素晴らしかったのが現地の雰囲気である。
    気候や風景なんかももちろんだけれど、言語が凄い。
    ペラペラと英語を操り、現地の警察諸氏とコミュニケーションを図る火村がかっこよるぎると目をハートにしていたものだが、割と有栖のサムライイングリッシュも好きだった。
    留学生だった大龍は仕方ないとしても、母国語以外が堪能な登場人物が多すぎて、サムライイングリッシュさえも怪しい読者の大半は肩身の狭い思いをするだろう。

    しかしながら、最後の百瀬淳子と日置静朗のエピソードは蛇足だったような気がするのだが、読みが足りないのだろうか。
    途中から、マレー鉄道の列車事故に関する興味が薄れてしまったからそう思ってしまったのだろうか。
    やはり、動機やらキャラクター評価などを加えてしまえば、どうしても学生有栖シリーズに惹かれてしまうのは否めない。

    それにしても事件単体であれば、国名シリーズ屈指の名作であるように感じた。

  • 最後の最後まで仕掛けがほどこされ、飽きさせない。途中で読める部分もあるが、大筋としてそこまで気にならなかった。
    ただ、果たしてあのトリックは実際に再現できるものなのだろうか。それだけが気になって仕方がなかった。正直上手くいくかは分の悪い賭けだと思う。

  • 全てが明かされたときの、すとっと胸に落ちる感じがすげぇなーと思う。
    あと「人間ニトログリセリン」(笑)
    大龍には是非再登場してほしい。いい人。

  • 紅茶紅茶紅茶!
    ディスタント・ヴァレイが出るとほっとする

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著者プロフィール

有栖川 有栖(ありすがわ ありす)
1959年、大阪市東住吉区生まれの小説家・推理作家。有栖川有栖・創作塾の塾長。
同志社大学法学部法律学科卒業後に書店へ就職。それまでも学生時代から新人賞や雑誌への投稿を繰り返していたが、1989年江戸川乱歩賞に投稿した『月光ゲーム Yの悲劇 '88』が東京創元社編集長の目に止まり、大幅に改稿した上で刊行し、単行本デビューとなった。1994年、書店を退職して作家専業となる。1996年、咲くやこの花賞(文芸その他部門)受賞。1999年から綾辻行人と共作でテレビ番組『安楽椅子探偵』シリーズ原作を担当する。
2003年、第56回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞した『マレー鉄道の謎』、2007年発表作で「本格ミステリ・ベスト10」で第1位、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」で第3位、「黄金の本格ミステリー」に選出と高く評価された『女王国の城』など、多くの作品がミステリ賞で高く評価されている。
2000年11月より2005年6月まで、本格ミステリ作家クラブ初代会長を務める。

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