マレー鉄道の謎 (講談社文庫)

著者 :
制作 : 鷹城 宏 
  • 講談社
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本棚登録 : 1860
レビュー : 181
  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062750776

感想・レビュー・書評

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  • 旧友・大龍の招きでマレーの楽園、キャメロン・ハイランドを訪れた火村と有栖川。二人を迎えたのは、舞い飛ぶ蝶ならぬ「殺人の連鎖」だった。ドアや窓に内側から目張りをされた密室での犯行の嫌疑は大龍に。帰国までの数日で、火村は友人を救えるか。第56回日本推理作家協会賞に輝く、国名シリーズ第6弾。

  • たまに牙をむく先生、の図。

  • 30過ぎの男がふたりきりでマレーシア旅行へー
    共通の友人に会いに行くためといっても、本当に仲良しですね。

    極悪すぎる犯人と、そんなのあり?なトリック。
    全てが現実味に欠けていたような。。
    まあ、旅先だから少しの非現実ならいっか。。

  • これもやっぱり再読。

  • 登録以前に。ドラマ化を機に。マレー鉄道と言いながらも、鉄道ミステリーではありません。とはいえ面白い。一人の医者が列車内から落ち死亡、四年後、何の因縁か同じ場所で脱線事故が。そして現在、楽しく旅行にやってきていた火村、アリスは死体を発見。死体が見つかったトレーラーハウスは目張りが施されており、遺書も見つかったもののそこに疑惑が立ち込めます。鮮やかに事件が解決し、緊迫した戦い行われ、「動機が凄いなぁ」とか思っていたら最後にもう一捻りしてくれます。後は「人間ニトログリセリン」、脳に刻み込まれました。

  • 2015/2/27 再読

  • 火村アリスシリーズ。シリーズの代表作的な位置づけもある本作。
    トリックとかその他それほど目新しいようなことがあったわけでもないように思ったんですが、なんか読み終わって妙な満足感があるな。読み応えもあるし、読後感も悪くない。「斬新」ではないものの。昔ながらの骨太ミステリ・・・とかだろうか。
    まあ自分が短編よりもこういうボリュームのある本を好む傾向にあるってのも大きい気もするけどw

  • 6作目の国名シリーズ。
    旧友の招きでマレーシアの高級リゾート、キャメロン・ハイランドで起こる連続殺人事件。
    密室、ダイイイングメッセイージ等々従来の本格を味わうことが出来る。また今作は海外が舞台でで旅行気分も味わえるが、いつもと違い警察に介入できず帰国のタイムリミットに焦る火村先生が見れる。

    あとがきでカー、クイーン、クリスティを意識したとあるが納得できる。

  • 短文がとてもチャーミングで洒落ている。
    ちょっとトリックに無理があるのだが、文体の憎めなさによって上手いことカバーしてあるという印象。

  • 面白かった。
    前置き長いよーとも思ったけれど、楽しく読めた。
    人々の想いのすれ違いの切なさや蛍のイメージが、事件の凄惨さをいくらか中和してくれているようだった。

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著者プロフィール

有栖川 有栖(ありすがわ ありす)
1959年、大阪市東住吉区生まれの小説家・推理作家。有栖川有栖・創作塾の塾長。
同志社大学法学部法律学科卒業後に書店へ就職。それまでも学生時代から新人賞や雑誌への投稿を繰り返していたが、1989年江戸川乱歩賞に投稿した『月光ゲーム Yの悲劇 '88』が東京創元社編集長の目に止まり、大幅に改稿した上で刊行し、単行本デビューとなった。1994年、書店を退職して作家専業となる。1996年、咲くやこの花賞(文芸その他部門)受賞。1999年から綾辻行人と共作でテレビ番組『安楽椅子探偵』シリーズ原作を担当する。
2003年、第56回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞した『マレー鉄道の謎』、2007年発表作で「本格ミステリ・ベスト10」で第1位、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」で第3位、「黄金の本格ミステリー」に選出と高く評価された『女王国の城』など、多くの作品がミステリ賞で高く評価されている。
2000年11月より2005年6月まで、本格ミステリ作家クラブ初代会長を務める。

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