マレー鉄道の謎 (講談社文庫)

著者 :
制作 : 鷹城 宏 
  • 講談社
3.51
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本棚登録 : 1870
レビュー : 181
  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062750776

感想・レビュー・書評

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  • マレーシア観光案内の件が長く、ほとんど動きらしい動きがなく退屈でした。
    終盤から真相に辿り着くまでの過程は良かったと思いますが、いかんせん地味。犯人も意外性がなく、何か全体的に物足りない印象でした。

  • 超久しぶりの再読。相変わらず二人の掛け合いは最高。

  • 旧友・大龍の招きでマレーの楽園、キャメロン・ハイランドを訪れた火村と有栖川。二人を迎えたのは、舞い飛ぶ蝶ならぬ「殺人の連鎖」だった。ドアや窓に内側から目張りをされた密室での犯行の嫌疑は大龍に。帰国までの数日で、火村は友人を救えるか。第56回日本推理作家協会賞に輝く、国名シリーズ第6弾。

    琴線に触れたセリフはこちら。
    「――、真実と希望が一致しないことはままある」
    「――。人から嫌われるのが怖くて生きていけるか。人間っていうのは、周りの全員から愛されるなんてことは絶対にない。三人に好かれたら十人に嫌われるぐらいに思っておくのが無難なんやぞ。誰にも嫌われてない奴がおるとしたら、そいつを好きな奴はきっとゼロや。――」

  • 舞台も魅力的で、解決までの流れも良かったけれど、犯人の造型が弱いというか拍子抜けさせられたのがもったいない点ではあるかな。

  • 国名シリーズでは珍しい長編もの。しかも舞台が海外ということもあり、設定は壮大。
    その一方、事件のトリックについては思わず「え、そんな??」と口に出してしまうほど、かなり大味だった。ミステリ作品としては少し残念な印象。

    話の本流以外の部分は読みどころが満載。冒頭の火村とアリスが「犯罪」について語り合う場面や、旧友との再会、学生時代の懐古、と、火村シリーズ好きには楽しめるシーンがたくさんある。
    なので割と何度も読み返すことの多い作品。

  • 2003本格ミステリベスト10

  • 鉄道の二文字がタイトルに入っているが、鉄道ダイアを使ったトリックがある鉄道サスペンスではない。事件の起こるマレーシアの避暑地は魅力的だが、内容はというと賞を取ったという割にはまったくといっていいほど魅力的な部分が僕にはなかった。確かに推理小説としての完成度は高いのかも知れないが、主人公の設定、言動が魅力がないのかもしれない。有栖川有栖がすきなかたはどうぞ。

  • 記念すべき初めて読んだ有栖川作品。
    懐かしかったので再読。

    初読の時は面白く読めたけれど、再読だと少ぅしテンポが悪く感じた。
    ただ、謎解き終盤にかかるとエンジンがかかったように、面白い。

    それと何度読んでも火村せんせいは格好いいな!!

    犯人が分かったあともそのままで終わらせないところがよかった。

  • 作家アリス&火村先生シリーズ第12弾、国名シリーズ第6弾。「鉄道」といっても時刻表ものではない、とても有栖川有栖らしい長編。著者のあとがきでは、アガサ・クリスティ、ディクスン・カー、エラリー・クイーン、有栖川有栖を足して4で割ったような本格ミステリとのこと。外国の風と、日本人の美意識との融合。

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著者プロフィール

有栖川 有栖(ありすがわ ありす)
1959年、大阪市東住吉区生まれの小説家・推理作家。有栖川有栖・創作塾の塾長。
同志社大学法学部法律学科卒業後に書店へ就職。それまでも学生時代から新人賞や雑誌への投稿を繰り返していたが、1989年江戸川乱歩賞に投稿した『月光ゲーム Yの悲劇 '88』が東京創元社編集長の目に止まり、大幅に改稿した上で刊行し、単行本デビューとなった。1994年、書店を退職して作家専業となる。1996年、咲くやこの花賞(文芸その他部門)受賞。1999年から綾辻行人と共作でテレビ番組『安楽椅子探偵』シリーズ原作を担当する。
2003年、第56回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞した『マレー鉄道の謎』、2007年発表作で「本格ミステリ・ベスト10」で第1位、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」で第3位、「黄金の本格ミステリー」に選出と高く評価された『女王国の城』など、多くの作品がミステリ賞で高く評価されている。
2000年11月より2005年6月まで、本格ミステリ作家クラブ初代会長を務める。

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