マレー鉄道の謎 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 222
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  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062750776

感想・レビュー・書評

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  • 2014.2.28ー10
    この作家の著書は初めて読んだが、先がよめるし深みもなく退屈。元々好きなジャンルではないから仕方ないか。

  • マレーシア観光案内の件が長く、ほとんど動きらしい動きがなく退屈でした。
    終盤から真相に辿り着くまでの過程は良かったと思いますが、いかんせん地味。犯人も意外性がなく、何か全体的に物足りない印象でした。

  • 鉄道の二文字がタイトルに入っているが、鉄道ダイアを使ったトリックがある鉄道サスペンスではない。事件の起こるマレーシアの避暑地は魅力的だが、内容はというと賞を取ったという割にはまったくといっていいほど魅力的な部分が僕にはなかった。確かに推理小説としての完成度は高いのかも知れないが、主人公の設定、言動が魅力がないのかもしれない。有栖川有栖がすきなかたはどうぞ。

  • このシリーズにしてはちょっと読むのに時間がかかった

  •  火村とアリスの会話は相変わらず面白い。しかし、本格としては失敗作だと思う。なんといってもメインとなるトリックの構造がおかしいからだ。火村の推理どおり、実際実行することは可能だろう。しかし、痕跡を残さないようにするのは無理だ。
     トイレの蓋のことではなく、窓の方のことだ。内側からロッカーでテープを貼り付けるのは不可能だろう。窓なのだから、窓枠があるわけだ。ジャッキで傾けてロッカーをテープに沿わせようとしても、窓とロッカーは平行にはならない。だから必ず窓の下部の方が、ピッタリ目張りされずに浮いてしまうだろう。火村が現場を検証したときに、この異変に気づかないというのは、やはりご都合主義としか言いようがない。

  • 旧友の招待でタイを訪れた火村&アリス。しかし、そんな彼らを待ち受けていたのは奇妙な連続殺人だった。

    ※ネタバレあり

    密室のトリックに唖然。たしか○川次郎のデビュー作がこれと似たものだったような…。有栖川作品には失望させられた覚えがないんですが、やっぱり(学生アリスシリーズを除けば)長編より短編のほうが本領発揮、という感じがします。今回は不発?

  • 国名シリーズ第6弾。
    大学時代の友人・大龍(タイロン)の招きでマレーシアのキャメロン・ハイランドを訪れた火村とアリスが殺人事件に遭遇・・・



    作中に何度も出てくるので、紅茶が飲みたくなる本です。

  • 2008.7
    仕事の忙しさもあったが、2週間は要した長編。有栖川有栖もっと面白いと期待してたんだけど。なんせ長いなー

  • 読了。密室もの。本格ものは、動機がなんかいまいちなんだよなあ。

    • AKIさん
      確かに動機がいまいち。ところで矢口敦子の「償い」読んでみて!オススメです、さっとん!
      確かに動機がいまいち。ところで矢口敦子の「償い」読んでみて!オススメです、さっとん!
      2008/05/22
  • シリーズ何作目やろか?
    なんかシリーズを重ねるごとに・・・


    もう打ち止めかなぁ。
    たぶん、純粋にミステリが読みたい読者と、
    火村先生の過去、有栖川との話が読みたい読者とが
    惰性で買ってる気がする・・・。


    少なくとも、江神シリーズの方が読み甲斐はあるかなぁ?厚いしね。

著者プロフィール

1959年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。89年「月光ゲーム」でデビュー。「マレー鉄道の謎」で日本推理作家協会賞を受賞。「本格ミステリ作家クラブ」初代会長。著書に「暗い宿」「ジュリエットの悲鳴」「朱色の研究」「絶叫城殺人事件」など多数。

「2023年 『濱地健三郎の幽たる事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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