分冊文庫版 魍魎の匣(中) (講談社文庫)

著者 : 京極夏彦
  • 講談社 (2005年6月15日発売)
3.80
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  • 57レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062751124

作品紹介

「私は、嘘吐きなのです」。かつての銀幕の美女・美波絹子こと柚木陽子は謎めいた言葉を口にした。蒸発した加菜子が大財閥・柴田家の遺産相続者だったという事実の他に、彼女は何か隠している…。一方、魍魎を封じ込めるという霊能者・御筥様の奇怪な祈祷と文士・久保竣公の嗜癖が新たな惨劇を生んだ。

分冊文庫版 魍魎の匣(中) (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 先が見えているのか見えていないのかわからないけれど、とにかくページを先にめくりたいお話。

    しかし、けっこう頭を使うので、流し読みするとわからなくなるのが難点!(笑)

  • 起承転結で言えば承、または転かなぁ。バラバラ事件、加菜子の自殺未遂事件又は殺人未遂事件について少しずつ明らかになってきています。榎木津の登場によって軽妙さが加わって飽きずに読めます。彼らの会話に笑ってしまいました。事件は京極堂が言うように気の進まないイヤなことが明らかになっていくのでしょうけれど、下巻を読むのが楽しみです。

  • お口がヘラヘラ動く里村紘市院長はいったい幾つなんだろーか?
    京極堂(34歳既婚)から里村くんと呼ばれ、木場修(35歳独身)からは変態と呼ばれてはいるが…
    美馬坂の論文を読んだことがあるってコトは、美馬坂が医学会のレジェンドとして君臨してた時すでに医者だったってことだよね?
    学会から追放された医学博士の論文の写しなんて、医学生や新米の医者は読ませてもらえないだろーし。(仮に自力で手に入れられたとしても、こんな奴の論文なんか読むな!つーかまだあったのかよ!とか言って取り上げられそう)
    …といったことを考えると、彼は若ッパゲの30代に見えるから主人公達から同世代扱いされてるだけでとっくに40超えてるような気がするんだが、本当のところはどうなんだろう?

    脇役の年齢についてここまで考えるのもなんだけど、シリーズ物の小説を読むと頭の中で年表が作りたくなるタチなのでこういう変なことが気になってしょうがない。

    思えば敦子も同じ年の話でも作品によって20歳そこそこだったり22歳だったりするし、朱美も大正15年=昭和元年生まれなんだか大正14年の9月〜12月生まれなんだかよく分からない。

    公式で年表作ってくれないかしら。京極さん。

  • 過去の事や榎津(個人的に好きなキャラ)も加わって面白いが少し読み疲れた。

  • 161220読了。
    再読完了。
    御筥様の憑き物落とし。弁がたつね。

  • どんな相手の心にもズカズカ入っていける榎木津さんに乾杯。

    「人によって見える世界が違う」ということを、読み進めていくことで強く感じた。
    日々の生活では浅い会話を交わすことがほとんどだから気付けないんだろうな。
    むしろ、気付いてしまったらその後の関わり方がわからなくなりそう。

  • 京極夏彦による百鬼夜行シリーズ第2弾2冊目。
    前の巻で起こったバラバラ殺人、少女の殺害未遂事件と新興宗教、謎の研究施設などが少しずつ関連性を見せ始める。京極堂にそれ以上踏み込むなと注意を受けていても知りたい欲求に突き動かされる関口、憧れの元女優を何としても助けたい木場など京極堂の友人たちに加え、カストリ雑誌の編集者・鳥口が非常にいい働きを見せる。時代設定が戦後しばらくということで、東京通信工業のデンスケなどという知る人ぞ知る的な機械も登場する。
    本書の中ほどで京極堂はある結論に到達する。それは解決したとしても不幸になる人はいるが、幸福を手にする人はいないという。そして、バラバラ殺人の次の被害者の命を救うべく、青木刑事に依頼する。この過程で少しずつ舞台の裏側が明かされていくが、一瞬、あれ?2分冊だったっけ?と思うほど、探偵小説でいうところの解決編のごとく次々に謎を解いていく。残り一冊でどんな物語が紡がれるのか、心配になる程だ。
    しかし、そんな杞憂もなんのそのの展開がこの後待っている。

  • 加速。割と展開が早い。どんでん返しがあるのか?

  • 中巻再読了。中巻での謎解きは何度読んでもお見事。榎木津の出番も多めなのがまた良いですな

  • 感想は下巻に。

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