真相 (下)―“切り裂きジャック”は誰なのか?

制作 : 相原 真理子 
  • 講談社
3.22
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本棚登録 : 209
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062751353

感想・レビュー・書評

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  • 確かに作者の意見には一理あるような気がする。
    が、やはり作者の意見も作者自身が過剰なまでに否定した他人の意見と荒唐無稽さではいい勝負だと思う。
    ただ、正体を暴くために七億円費やしたのはすごいと思う。自分には物理的に無理。
    百年以上も前の殺人事件の犯人を最新の科学技術で解明しようとする姿勢はいいと思う。
    当時の下町ロンドンの資料としてならおすすめ。
    読めば読むほど操作技術の発達していない当時だからこそ成し得たことであり、現代ではとても無理だということを痛感させられた。
    最後までサイコパス画家の犯行説を貫いたのには脱帽。
    あれこそ、筆者の妄想と状況証拠しか挙がっていないような気がするのだが……。

    切り裂きジャックの正体を知りたいとも思わなくはないが、やはり正体が明かされないまま、都市伝説のような存在でいてほしいとも思う。

  • これまで〝切り裂きジャック〟を扱った書物はたくさんあるようですが、本書が従来のものと最も異なる点は、最新の科学技術を用いた検証に基づいて書かれていることでしょう。これを読む限り、シーカートが真犯人かもしれないと納得してしまいそうですが、なにしろ100年以上前の事件です。犯人はもちろん、関係者はみんなすでにこの世を去っています。捜査資料も数多く失われているでしょう。真犯人は誰だったのか?ここに書かれていることは真実か?ということよりも、著者が莫大な私費を投じてまで、なぜこの本を著さなければならなかったのか?ということに思いを馳せてみる必要があるでしょう。
    人はなぜ、このような猟奇事件に惹かれてしまうのでしょう?もしかすると気づかないだけで、誰もが心に同じような闇を抱えているのかもしれません。サイコパスの存在に触れると、善悪の本質、本能ということまで深く考えさせられてしまいます。

  • 見てきたように、緻密な犯罪現場を書き出していて、100年前の出来事が、現実味を持って進んでいきます。ただ、殺人現場の描写が気持ち悪いので、読み飛ばしたこともしばしば。しかし、何がすごいって、取材に7億円を投資したコーンウェルがすごい。

  • 2002

  • さすがコーンウェルさん。100年も特定出来なかった犯人を得意の科学技術と彼女ならではの推察により見事に犯人を絞り込んでいます。なんかスカーペッタが捜査しているような錯覚に陥ったのは僕だけでしょうか?

  • 夫と私の共通・・・が、このスカペッターシリーズです!

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著者プロフィール

マイアミ生まれ。警察記者、検屍局のコンピューター・アナリストを経て、1990年『検屍官』で小説デビュー。MWA・CWA最優秀処女長編賞を受賞して、一躍人気作家に。ケイ・スカーペッタが主人公の検屍官シリーズは、1990年代ミステリー界最大のベストセラー作品となった。他に、『スズメバチの巣』『サザンクロス』『女性署長ハマー』、『捜査官ガラーノ』シリーズなど。

「2015年 『標的(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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