- Amazon.co.jp ・本 (618ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062751445
感想・レビュー・書評
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面白かったけど・・・
それぞれ極端に個性的な登場人物がわんさかで
笑っちゃうほどの作り話だけど 楽しみました。 -
面白かった( ´ ▽ ` )ノ。
悪は果てしなく悪、善は読んでて赤面するくらいの絶対的善( ´ ▽ ` )ノ。勝敗は最初から決まってる( ´ ▽ ` )ノ。
ある意味ほぼ宗教書なんだけど、異教徒の我々も100%楽しませてくれちゃうとこが、クーンツのクーンツたるゆえん( ´ ▽ ` )ノ。
善側の人たちが余りにも完全無欠すぎて、ちょっと悪側のジュニアに同情・共感してしまう自分が怖い(>_<)。悪事を犯すと下痢したりゲロしたり皮膚炎起こしたり、えらく人間的で(>_<)。
しかし、どうせ架空だろうけど、ジュニアが心酔するゼッド先生の啓発本、なかなかに魅力的で、是非とも全集を読んでみたくなった( ´ ▽ ` )ノ。
2015.1.8 -
久しぶりに小説を読んで泣けた。主人公の少年の苦難のところは涙なしでは読めなかった。最後まで余韻を楽しませてくれる娯楽小説。
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おっかえりー!
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スリリングな読み心地の小説。サスペンスというのが一番近いかな? ホラーっぽいところやSFっぽいところもありますが。カテゴライズするのは難しいです。
個々のキャラが魅力的で、それぞれの人生が関わっていくさまは読み応えたっぷり。一番凄いのは超ナルシストサイコパスのジュニア。彼は怖いなあ。へたな怪物よりも充分に怖い! ただし自分自身をやたらと美化するところは、少し笑えます。どんだけ自信あるんだ!
ラストに向けてはさまざまな奇跡の物語。穏やかな余韻が残りました。 -
まともな訳のクーンツだぁ!!
前の「汚辱のゲーム」がやっぱり講談社から出てたので、これから続くのかな。いっそ、某A社から出てる「インテンシティ」や「生存者」もまともな訳で、出してほしいんだけど、版権が切れるのって何十年も先だろうから…(落涙)
ともあれ、面白かった。
も、終わるまで眠れないっ!! いやあ、こんなに集中して読んだのはトマス・ハリスの「レッドドラゴン」以来だわ。(もっとも、レッドドラゴンはあまりの怖さに、結末わかって安心しないと眠れないのが一番の理由だったんだけど)
3組の家族の話が、平行してそれが絡みあって…。悪役はとことん悪役で、とにかくクーンツの面白いのを凝縮したって感じ。まぁ、あんまりホラー感はなかったけどね。
読後はきっちり「人生っていいよね」って思わせていただけます。
非常に映像的だったので、映画化するといいなと思うんだけど、子役で無理かなww -
物語の終末というか、悪が死んでからやっと何が言いたかったのかわかってきました。
ペイフォワードの変形版かな?好き嫌いがはっきり分かれる話だと思います。
ディーンクーンツって敬虔なキリスト教徒なのかな? -
もたもた感なんて書いちゃったけど、冗談じゃない、来たーって叫びたくなるような下巻です。登場人物たちはそりゃあとんでもないし、物語の展開もね、意表をつかれっ放し。こんなに手を広げて大丈夫なのか、などという心配も老婆心に過ぎず、見事に収束させるアクロバットな大技には目が眩んでしまいました。
量子論なんて言いながら一欠片も理論的でないのがいかにもクーンツでとっても素敵。「タイムライン」になれなくても良いのだ。
ところで、9.11の後だったらこの小説は生まれてこなかったでしょうね。今のクーンツはどうなんだろう?講談社さん、次のは早くね。 -
'05-12-21読了