路上探偵事務所 (講談社文庫 は 64-5)

  • 講談社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062751650

感想・レビュー・書評

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  • 林丈二『路上探偵事務所』講談社文庫。

    何だか訳の解らぬ暇潰し本。解説が久住昌之というからにはそういう類いの本。古本の100円本じゃなかったら読まなかったろう。

    路上観察で見付けた不可思議を写真と文章で紹介。かなりマニアックな内容ではあるが、殆どが虚構の推理なのだろう。どれ一つとして興味のあるテーマが無かった。やたら猫の写真が掲載されている。

    本体価格648円(古本110円)
    ★★

  • いわゆる路上観察学をテーマにしたエッセイ。普段何気なく目にしているものでも、見方を変えると興味深いものに変わる。そこを深掘りして調査するという姿勢が面白い。みうらじゅんの言う「ない」仕事に通じるものがある。

  • その核は、「自分で発見・体験する愉しみ」ということにつきると思う。
    林さんは、とにかく、自分の頭で思いつくことから始まっている。
    こういう事柄は、インターネットの検索でも、出てこない。
    林さんが、独自に考えて、独自に調べていくしかない。
    しかも、たとえそれらしい事柄に出会えても、それを証明する方法はないのだ。
    でも、ガイドブック片手の観光より、ずっと刺激的で、しかも自由で、のんびりしている。
    自分で思いついた、誰もしたことのない旅に出ているからであろう。

  • なんかほのぼの。着眼点がおもしろい。『我輩は猫である』の子孫を探そうとか、放し飼いわんこの追跡調査とか。いいとししたおじさんが…と思いながらも和んでしまう。写真がもっと大きく見たい……

  • 大人の分別とか生活のためとかを言い訳に、自分のやりたいことをやってこなかったことをつくづく後悔する 短い人生なんだから、好きなことをとことんやろうよ!

  • 大変面白かったなり。
    小さいことをコツコツ調べるその力。
    素晴らしすぎ!

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