時生 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.76
  • (1476)
  • (1832)
  • (2176)
  • (266)
  • (55)
本棚登録 : 14162
レビュー : 1345
  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062751667

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 2017/03/01
    東野圭吾はもう読まないと思っていたけど、勧められて読んだらとてもよかった。
    良い意味で意外性もないしどんでん返しもない。
    きもちのよい父と息子の話。

  • 死の床にある息子がタイムスリップして、若かりし頃の父親の危機を救い、精神的な成長を促す、という話。とにかく、若かりし父親、拓実がけんかっぱやくてひねていて、どうしようもない。読んでて不快だった。父親のこんなダメダメな姿を目の当たりにしたら息子もさぞかし辛いだろうなあ。

  • タイムスリップ物語だろうが、
    輪廻転生じゃないけど、
    実はここまでリアルじゃなくても
    生まれ変わって・・・って有るかも。
    と思えた作品だった。

    息子の最後を見守る父親像と
    過去のしょうもない若者が重なりにくかったが
    人から期待されない、
    社会に受け入れらないって
    本当は凄く寂しい事なんだろう。

    そういう「すねて歪んでいる」未来の父親を
    まるで息子が父親のように
    教え諭す・・・いい話だが
    違和感もあるなぁ~。

    ここまでリアルで無くても
    不思議な偶然も含めて
    今の家族友人同僚は
    今世で出逢ったんだ!
    もの凄い確率の中で・・・
    と思える作品だった。

  • 拓実さんの性格がひどすぎて
    途中、くおおお…となりつつも
    どうやったらこのひどい性格が冒頭の
    良い感じの人の性格になるんだと
    読み遂げねば…とがんばった( ˘ω˘ )

    トキオ君がんばったなあ…。

    トキオ君が現れた時点で泣いてしまうわ
    と思ったけれどやっぱり泣いた。

  • 自分の出生の秘話って、知れたら面白いよね、自分の親がどんな気持ちで自分の出生を喜んでくれたのか、大事にしてくれたのか・・・を、知れたら。

    主人公のタクミは、幼い頃自分を捨てた親を憎み続け、自分の存在価値なんて、どこにもないんだ、とヤサグレ、荒んだ日常を過ごしている若造だ。

    そんなある日、未来からタイムトラベルでやってきた、トキオという青年が現れた。
    「自分はあんたの将来の子どもだよ。」と、彼は訳のわからないことを言う。

    だが、タクミは、ある騒動をきっかけに、そんなトキオに、何故か、導かれるように、暖かい心と、前向きな気持ち、そしてある大切な人に素直な気持ちで向かい合える「おとな」へと、変わっていく。

    トキオ。
    こいつぁ、一体、誰なんだ?!

    時空超えた魂の行き来を、親子の絆を軸にファンタジーとして面白く書かれている。

    先天性の病に冒され、死の淵にいる自分の子。自分よりも早く先立つ子どもを目の前にし、耐え難い悲しみの中、親はこんな事を思わないか・・・「あの世で生まれ変わったら、またこの子と逢いたい、きっと、逢える、逢えるんだ!そして、また家族になる。」と。

    そんな強い願いがベースになっている話に感じた。

    輪廻(リ・インカネイション)という思想があるが、自分の大切な人と、現世で別れても、またいつか、もし別の次元で出会えることができたら・・・。

  • 再読。

    人間はどんな時でも未来を感じられるんだよ。
    どんなに短い人生でも、たとえほんの一瞬であっても、
    生きているという実感さえあれば未来はあるんだよ。

  • 東野作品人気ランキング9位につられて買った。
    最初のころ読んだ作品のいくつかほどの感激はなかった。
    人の心は飽きやすいのだろうか。期待ほどではなかった。
    著者お得意の過去、現在、未来が入り混じっていて
    時に私の頭は混乱した。
    今までの作品は全部評価★4つだったが、今回は3つである。

  • タイムスリップもの。
    拓実の不器用さがもどかしいが、バカ正直なところはいい。
    日々真剣に生きなければならないと考えさせられる。

  • 読み始めたら止まらなくなって、マクドナルドで一気に読んでしまいました。読み進めるうちに涙が出ていました。
    ちょっと恥ずかしかったかも

  • 東野圭吾作品の中ではそこまで引き込まれるものではなかった。ドラマ化する程のものか、という印象。勿論面白いのだけれど。ラストの締め括り方は好き。

著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

東野圭吾の作品

ツイートする