LAST (ラスト) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.11
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本棚登録 : 2788
レビュー : 334
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062751773

作品紹介・あらすじ

外国人窃盗団に雇われ、通帳から現金をおろす出し子の男が最後に打った手は(「ラストドロー」)。住宅ローンに押し潰されそうな主婦が選んだ最後の仕事とは(「ラストジョブ」)。リアルで凶暴な世界に、ぎりぎりまで追い詰められた者たちが、最後に反撃する一瞬の閃光を描く。明日への予感に震える新境地の連作集。

感想・レビュー・書評

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  • さすが石田衣良さん。7つの短編、どれも面白かった。ギリギリまで追い詰められた人間の最後のひとあがきを描いている。

    それほどダークではないので、初めての人にもとっつきやすいかも。

  • どの話も続きを読みたくなるほど面白かったです。

  • いやー、さすが!って感じw
    こういう衣良さん、好きだなぁ~~♪

    リアルで凶暴な世界に、ぎりぎりまで追い詰められた者たちが、最後に反撃する一瞬の閃光を描く短編集♪

  • お金がらみのとってもダークな短編集。
    それぞれの主人公の今後を読者に想像させる終わり方。

    実際にこんな世界も有るんだろうけど、自分の事として考えると…てか、考えたくもないですね。

  • どうにも世の中から見放された人の追い込まれた最後の時間を描く。どうにかなったりならなかったり、人生は楽ではない。

  • アホやなぁ、なんでこんなになるまで借金をするんだろう。もっとはやく事業を畳むなり、破産すればいいのに。(破産しても普通に暮らせる)。

    でも、この作品はお金がなくなってからどうなるかがテーマなので人物たちがデフォで借金まみれになってるのは仕方ない。

    ダークな話とちょっと救いのある話が交互に収録されてたのが良かった。

    文は読みやすい。書き手の癖や作風なのだろうけど、小説の文章は「出来事」と「その出来事を受けて人物が抱く感情」の2ブロックに分かれるのだけど、出来事をダーッと書きがちで後者が少ないなぁとは思った。

  • 暗っ!
    重っ!

    読んだことないくせに、なんか明るく爽やかな若者の話を書く人だと思い込んでいたので、かなりびっくり。
    こんな話も書くのか。

    でも、割と好みです。
    最初以外、主人公がほんのり幸せになるのが良い。

  • 短編のせいもあり、終わりがパッとしないなぁ。と読み進めていて思ったけど、なんだかやたら暗い内容だったせいもあり、パッとしない感じで終わらせてくれるせいもあり、読後感がさほど重たくないのは、石田衣良の作戦か?笑!?

    パッとしないし、物足りない気もするけど、おかげでどんより暗い内容なのに後に引かない。

    数秒で内容忘れそうなくらい軽いです。笑

    重たい内容なんだけどね。

    精神衛生上にいたっては、暗さをどんどん掘り進んで思いっきり貶める作家もいるけど、なんかこうまでして暗い内容ライトに仕上げるのもこれはまたあり!な感じでした!笑!

  • 全体的にダークな世界。幸せと対極にある世界だった。

  • 全体的に暗くなるお話。だけどさすがに借金地獄に現実味がなさすぎてそういう意味では知らない世界を覗けることにどきどきしました。衣良さん本人も書いてたけど出し子の話だけちょっとすっきり終わってて一番良かった。

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著者プロフィール

石田 衣良(いしだ いら)
1960年東京生まれの小説家。フリーター、広告代理店でのコピーライターを経て、36歳のときに一発祈念して執筆活動を開始。
1997年、『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞、2003年『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞、2013年『北斗 ある殺人者の回心』で第8回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。
多くの作品がドラマ・映画化されている。代表作に、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「下北サンデーズ」、映画「アキハバラ@DEEP」、「娼年」。
2015年にウェブ個人誌『小説家と過ごす日曜日』を創刊するなど、メディアをまたにかけて活躍を続けている。

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