文庫版 百器徒然袋 雨 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.97
  • (555)
  • (303)
  • (559)
  • (16)
  • (1)
本棚登録 : 3164
レビュー : 285
  • Amazon.co.jp ・本 (754ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062751803

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • あと京極堂シリーズは文庫化されたものはひととおり読みました^^

  •  風の方を先に読んで神なる探偵榎木津の快刀乱麻な活躍を描いたカラッと爽快な短編集かと思いきや、初っ端っからエグかった。いや、悪党退治の降りは爽快だったし、幸せになれてよかったけど、それでも嫌ぁな気持ちが残るのがこういう事件だし。個人的には悪党はあのままやられちゃっても許容範囲でした(榎さんの趣味じゃないけど)。あと美弥子さんは期待したとおり素敵な人でした。満足。
     かつてない中禅寺夫妻の会話の長さに大満足。ええ、アレでも長かったんです。でも千鶴子さんの出番が多いとすわ死亡フラグかと怖くなるのでこのままで結構です。あと赤ちゃんを愛でる榎さん可愛かった。愛い。

  • ※10/4以前に読み終わった本はすべて10/1読破にします。

  • ハチャメチャが押し寄せてくる、ユカイツーカイ娯楽小説! とでも称すればいいですかねえ。榎木津を中心に据えるのだから、そうなるのも仕方ないのかも。
    いつもよりも登場人物の個性も倍増している感じがし、それはまた依頼人のはずが探偵の下僕となっていた「僕」の視点で描かれているからこその面白さなのかも。皆さん悪ノリが過ぎますなあ。いやさ、もっとやれ! てな気分になりますが。
    うん、面白かった!

  • 探偵であり、神であらせられる榎津礼次郎氏の大活劇!
    快刀乱麻を断つ、というか、乱麻に爆弾放り投げて吹っ飛ばす。
    黒衣の男もいつになくノリノリ。

    「お腹ぺこぺこのぺこちゃんだ!」ってアナタ…いくつですか。
    そんな30代、いていいんですか。
    …いいんですね、榎さんだから。

    でも私、この人実際にいたら(いや、いないけど、)絶対近寄らないわあ…。
    だって、怖いじゃん!
    本島さんのような勇気の持ち主じゃございませんので。

    そんなでたらめな騒動の中でもちゃんと妖怪がわいて憑物落としがされるその手腕、さすがです。
    一読の価値アリ。
    オススメです。

  • 榎さん大好き!

  • 大好きなキャラクターの榎木津さんが破天荒ながらも事件を解決する様がスカッとしてますます惚れてしまいます。

  • 初の京極夏彦。最初は文庫の厚さにビビっていたがキャラも立っていて結構スラスラ読めた。が、この短編集ですら前振り・薀蓄などが少々冗長に感じてしまう自分は「鉄鼠の檻」を読了できるのだろうか...。

  • 簡にして要     

    長編好きなのですが、京極夏彦の長編は前振り、予備動作、ともかく長すぎると感じることがある。この短編集はとても読みやすい。しかもきちんと、憑き物落としもあるし、探偵の仕切りもある。

    2010/04/27再読。杉並図書館から借用。

  • 京極夏彦の本って分厚いしなんか難しそうだし…
    と敬遠している人にこそ勧めたい!まずはこれを読んでくれと!

全285件中 81 - 90件を表示

著者プロフィール

京極 夏彦(きょうごく なつひこ)
1963年、北海道小樽市生まれ。小説家としてだけでなく、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)など妖怪研究家であり、他にも装幀家、アートディレクター、俳優など様々な顔を持つ。
広告代理店を経てデザイン会社を設立。1994年、そこで暇つぶしに書いた『姑獲鳥の夏』を講談社に送ったところ極めて評価を受け、同年、即出版・デビューに至る。瞬く間に執筆依頼が殺到する人気作家に上り詰めた。
1996年に『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、1997年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、2002年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、2004年『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞、2011年『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞など、数多くの受賞歴がある。
代表作に「百鬼夜行シリーズ」「巷説百物語シリーズ」「豆腐小僧シリーズ」など。

文庫版 百器徒然袋 雨 (講談社文庫)のその他の作品

京極夏彦の作品

ツイートする