中央構造帯(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062751971

作品紹介・あらすじ

伝説の首塚に背を向けた「将門の椅子」に座ると死が訪れる。巨大銀行で囁かれていた迷信は現実のものとなり、エリート銀行員が次々に不審な死を遂げる。そして、阿部奈緒美が所属する国際部からもついに犠牲者が。大学の同期である奈緒美から依頼を受けた浅見光彦は、平将門の祟りとされる事件の真相を追う。(講談社文庫)

感想・レビュー・書評

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  • いつもより、前フリが長過ぎる?
    と思ったものの、展開と読みやすさはピカイチ。
    前巻は淡々と話しは進むが、じっと我慢。

    後半の展開に期待。

  • 伝説の首塚に背を向けた「将門の椅子」に座ると死が訪れる。巨大銀行で囁かれていた迷信は現実のものとなり、エリート銀行員が次々に不審な死を遂げる。そして、阿部奈緒美が所属する国際部からもついに犠牲者が。大学の同期である奈緒美から依頼を受けた浅見光彦は、平将門の崇りとされる事件の真相を追う。

  • 「阿部奈緒美」「川本康助」「将門の椅子」

  • 6月-7。3.0点。
    エリート銀行員が、殺害される。将門の首塚近くの本店。
    将門の呪いか。浅見の同級生が、殺された銀行員と
    いい仲に。
    銀行批判が多い。下巻はどうだろう。

  • 死を招く「将門の椅子」 浅見光彦が伝説に挑む

    伝説の首塚に背を向けた「将門の椅子」に座ると死が訪れる。巨大銀行で囁かれていた迷信は現実のものとなり、エリート銀行員が次々に不審な死を遂げる。そして、阿部奈緒美が所属する国際部からもついに犠牲者が。大学の同期である奈緒美から依頼を受けた浅見光彦は、平将門の祟りとされる事件の真相を追う。

  • バブルが終わって、銀行がバタバタとおかしくなっていった時代のお話。「将門の椅子」に座ったエリート銀行員が殺される。銀行の不正に対して、将門が祟りをなすという、殺人者の動機隠し(探し)とを交錯させながら、例によって浅見光彦探偵が、スイスイ小気味良く謎解きしていってくれます。<BR>
    プロローグに、終戦時のエピソードがあり、現代の殺人事件をここまで遡らないと解きほぐすことができないという、内田さんというか、浅見光彦シリーズでは、よくあるパターンですが、安心して読めます。不良債権問題も、少しわかったような。。。出張の時の新幹線で一気読みでした。
    <BR>

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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