虹の谷のアン (講談社文庫―完訳クラシック赤毛のアン 7)

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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062752251

作品紹介・あらすじ

かならず出会える、幸せに。
新しい愛。よみがえる愛。好評シリーズ第7巻

アンの子どもたちが最も愛する場所<虹の谷>。そこは<炉辺荘>の子どもたちにとって、丘の上に建つ牧師館に着任したメレディス牧師の子どもたちとの、友情の場所だ。村人たちを悩ませる、母親のいない牧師館の子どもたちの行い。やがて<虹の谷>は牧師館一家にとって、新しい愛情の場所となる。

感想・レビュー・書評

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  • アンの子供達と、牧師館の子供達の友情の場所が虹の谷だった。楽しいこと、いたずらなこと、悪いこと、いいこと、子供は何も分からずに段々と分別をつけるものなのかな?日々成長する子供達に囲まれて大好きなお母さんお父さんとなる、アンとギルバート。子育てで忙しいけど、幸せな時代のお話。

  • 牧師一家の健気さと空回りさがほんと泣けてくる
    良い友達になれてほんとによかった

    バツを与え合う会のくだりはほんとに辛い
    いいことをする会なんかじゃないね
    かなしくていじらしくてあわれで辛い

    虹の谷っていいなあ
    家の近くにそんな場所があったなら!

    深く考える人ってのは少ないのかもしれない?
    それか、考える方向はみんな別々だから、求めてる深い考えに出会わないことのほうが多いのかもしれない
    不快だと思ったらピシャリと断っていいんだね
    あなたの深い考えとわたしの深い考えは違うから

    戦争の影はこんな幸福な一家にも迫っていて、みんな笛吹きについていってしまう
    あのウォールターですら、義務について深く考え始める
    海賊に憧れるジェムはなるべくして成長したけど、国家への愛情って複雑だ

  • ここへ来てミス・コーネリアの話っぷりを楽しみに読み進めてるくらいのまんねり気分を感じ始めている。
    メアリーはどんな女性に成長するのかはてさて。

  • アンの子どもたちが最も愛する場所<虹の谷>。そこは<炉辺荘>の子どもたちにとって、丘の上に建つ牧師館に着任したメレディス牧師の子どもたちとの、友情の場所だ。村人たちを悩ませる、母親のいない牧師館の子どもたちの行い。やがて<虹の谷>は牧師館一家にとって、新しい愛情の場所となる。

    ほとんどがメレディス牧師の子供たちの視点で描かれた今作は、炉辺荘の子供たちと同様ユーモアにあふれていると同時に逆境の中でもたくましく自分たちなりに生き生きと躍動する様子が前面に出ている。おかしくて笑ってしまうことも多いが、同時にメレディス牧師から子供たちへ、ミス・コーネリアからメアリー・バンスへ、もちろんアンやギルバートから子供たちへの深い愛情を感じられる家庭的なところも大好きだ。後半はメレディス牧師とローズマリーがどうなるのかハラハラしたが、さすが期待を裏切らない終わり方。ノーマン・ダグラス、私は嫌いになれないな。フェイスとの会話に笑ってしまった。

  • 家柄で人物を判断するのは昔の小説だからだろうか?
    いまは個人主義だから気にはなる。
    もちろん面白い本でした。

  • おもしろくはない。

  • もうすっかりアンの話ではありませんが。笑


    モンゴメリは子供の話のが映えますね。


    愛すべき牧師館の子供たち。特にフェイスとウナは可愛すぎます。

    子供の無垢さ、
    正直さを知ること
    教えること
    学びとらせること
    愛情を注ぐこと


    良い母親になるためのバイブル。

  • アンの子供たちが成長していくようすが、描かれています。アンが
    重要な位置をしめながらもわきに
    下がっていくのでちょっと星が減ります。

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