あらしのよるに(1) (講談社文庫)

  • 講談社
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本棚登録 : 251
レビュー : 51
  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062752664

作品紹介・あらすじ

嵐の夜に芽生えたヤギとオオカミの奇跡の友情物語-。児童書から飛び出して、あらゆる年代に感動を呼んでいるベストセラー絵本シリーズを大人向けに再編集。パート1は『あらしのよるに』『あるはれたひに』『くものきれまに』の第1部から第3部までを収録。あべ弘士描下ろし挿絵入りの文庫オリジナル版。

感想・レビュー・書評

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  • 絵本『あらしのよるに』は、いろいろなところで紹介されているので気になっていたところ、アニメ映画化に合わせたように文庫化され、それでもしばらく忘れていて、ある日書店で見かけて「ああ、そういえば文庫になったんだっけ」と思い出して、その場で購入したのだった。

    この文庫には、『あらしのよるに』だけでなく、『あるはれたひに』、『くものきれまに』まで収録されており(買ってみるまで知らなかった)、「挿絵全点描下ろし」と帯に書いてある。

    もともとの挿絵を見たことがないので比較のしようがないが、白黒(たまに赤や緑が使われていたりする)なりにオオカミとヤギがなんとも愛くるしく描かれている。なかなか迫力もあり。

    というか、話そのものがかわゆいんである。種を超えた友情がすばらしいとかなんとか言う以前に、とにかくかわゆいのだ。とくにオオカミのガブがっ!

    はい、わたしガブファンです。この江戸っ子風のしゃべりがまたたまりません。

    何も難しいことは考えず、ただ楽しむためだけに読んでみてください。わたしはこれ何度読んでも楽しくて仕方ないんです。

    二人(?)の絶妙な会話に、心も顔もほころびること請け合いです。

    メイ:「そうだ。どうです、今度天気のいい日にお食事でも」

    ガブ:「いいっすねえ。ひどい嵐で最悪の夜だと思ってたんすけど、いい友達に出会って、こいつは最高の夜かもしんねえす」

    (2006.1.13)

  • 通勤時間にハラハラしながら一気に読んでしまうほどの展開と尊さ。

    相手の所属や立場、文化や状況、見える部分にとらわれず、ただ、もっと対話したい、会いたい、つながっていたいというまっすぐな気持ちが胸にグッとつきささるものがありました。

    挿絵の世界の明るさがガラッと変わるのも、ページをめくるのが楽しくなります。

    大切なひとに、大切なひとを悪くいわれたときのメイの気持ちを考えるととてもとてもつらいけれど、メイが選んだ道は結局どちらの大切なひとを悲しませてはいないのが、驚き。

  • ページをめくる度にハラハラドキドキ。
    子供向きの絵本と侮っていましたが、このハラハラ感は久しぶり。
    道徳なんて枠を外して、純粋にオオカミとヤギの童話として子供たちに楽しんでほしいなぁ。

  • 最初のすれ違いも見事ですが、その後の分かち合う過程がすごい。ほのぼの、かつ胸を打たれます。

  • 嵐のよるに出会ったやぎとおおかみの間にうまれた奇妙な友情。本能と葛藤するおおかみの姿がとてもいいなっておもいました。

  • 子どもが小さかった頃に絵本で読んだけど、
    6冊全部そろえるのは経済的にイタかったので
    図書館で借りただけ。
    文庫版が出てると知って、教室文庫用に購入して再読。
    文庫は大人向けで、漢字にルビがふってないし
    絵の色も少ないけど、高学年の子が読む分には
    そう問題ないんじゃないかな。
    あらためていいお話だと思います。

  • 【あらすじ】
    嵐の夜に芽生えたヤギとオオカミの奇跡の友情物語―。児童書から飛び出して、あらゆる年代に感動を呼んでいるベストセラー絵本シリーズを大人向けに再編集。パート1は『あらしのよるに』『あるはれたひに』『くものきれまに』の第1部から第3部までを収録。あべ弘士描下ろし挿絵入りの文庫オリジナル版。

    【感想】

  • なんとも不思議なおはなし。
    お友達の話なのに
    ホントにスリリングで
    それが楽しくておもしろい。
    140127

  • ある嵐の夜
    真っ暗な小屋の中で出会い、芽生えた友情。
    2匹は、ヤギとオオカミだった。



    あらしのよるに の絵本シリーズを再編。1〜3部を収録。


    2匹の友情に、まだ確信が持てなかったから、ハラハラしました。
    ガブとメイ、互いを想う気持ちが好き。

  • 感動

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著者プロフィール

1948年東京に生まれる。多摩美術大学卒業。絵本・童話を執筆するかたわら、テレビ幼児番組のブレーン、女子大学講師を務めるなど、幼児に関わるさまざまな活動をしている。主な作品に『ごあいさつあそび』『いないいないばあそび』など赤ちゃんに大人気の「あかちゃんのあそびえほん」シリーズ、「きむらゆういちしかけ絵本」シリーズ、「あらしのよるに」シリーズなど多数ある。

「2020年 『てあらいできるかな』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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