神の手 上 (講談社文庫)

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  • 講談社 (2005年12月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784062752671

感想・レビュー・書評

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  • 下巻とまとめて記載

  • なかなか表現がどストレートで陰惨な事件やった。シリーズ物なので、最初から読んでたら主人公達の立ち位置や言い回しの面白さがもっとわかりそう。そして犯人はタイムリーな多重人格でした(>_<)

  • 引っ張って、驚愕もなにも。ウーン。読みづらい。

  • 2005/12/22 ,2006/5/10 read up

  • 一番最初にシリーズの途中から読み始めてしまったので、最初に戻って読み続け、ようやくその先に到達した。
    もう一度『痕跡』を読み返そうかとも思ったけど、事件については覚えていたのでそのままこの『神の手』を読んだのだけど…。

    シリーズの途中から読むということは、人間関係について理解していないということで、今回この作品を読むにあたって、ルーシーがなんで単独行動をとっているのか、全然わからない。
    ルーシー、もしかして妊娠してるの?
    それらしいシーンを全く思い出せない。

    そもそも主要登場人物4人の、誰一人として好きな人がいない。
    ケイのいつも上から目線とイライラした感じが嫌い。
    ルーシーの自分勝手なところが嫌い。
    マリーノの粗暴な態度が好きではない。
    ベントンについては特に嫌いではないけれど、だからといって好きな要素もない。

    いや、私は登場人物に共感するために本を読んでいるわけではないのだ。
    と思っても、上下巻に分かれた上巻は、事件そのものもよくわからないし、何をどう楽しめばいいのか最早不明。
    下巻に期待だ!っていうほど事件に興味もないんだな。

    ただ唯一興味深いのは先端技術を駆使した科学捜査のあれこれで、これにベントンの心理操作が上手くかかわってくれば面白く読める。はず。
    下巻に期待だ!

  • 今までのこのシリーズの中で一番、何をやりたいのかがよく分からん作品になっている感が。過去のシリーズで構築されてきた登場人物たちの人間関係もちょっと崩壊気味というか破綻気味というか。こんなにお互いがお互いを憎んだり嫌ったり疎んだりしてたっけ?という印象。

    これまでのシリーズと共通する点もあり、一つには主人公の身内側(同僚)に嫌悪感を及ぼすような、法と正義の側にいちゃダメだろうという人物が必ず一人はいる、ということ。こういう、無能だけど有害だったり、社会的には高い地位にいるけど悪辣だったりという人物を登場させることにかけてはこの著者は巧い。よく毎回毎回、手を変え品を変えて次々と嫌な人物を生み出せるもんだと感心します。

    下巻でどう話をまとめるかによって作品の評価は変わるかもしれないけど、とりあえず上巻読了の今の時点では、これまでの人間関係を崩したということと話の筋がイマイチ見えてこないということで☆は3つで止めときます。

  • 下巻でまとめて

  • 今作はカルト関係っぽい。
    個人経営の検屍コンサルタントだったケイはいつの間にか、ルーシーの組織にいるし、毎回設定が変わっていくのはどうしてかしら?そのせいで矛盾ばかり気になってしまいます。
    あとケイの姪っ子のルーシーが破滅的で、ますます困った子に。大人だけど。
    すでに一線を超えた彼女はどこかで収集つけないといけなくなりそう。

  • 『黒蝿』以前と以後で、このシリーズは別物になってしまったようですね。実際、スカーペッタの年齢設定もリセットされてしまって、以前とは異なる年令になってしまっていますから、その指摘は強ち間違いとは言えないかな。

    その別物感は、ますます強まっています。ベントンや、マリーノとの関係が、ほとんど崩壊しかかっていますね。いったい、どうしたいのやら。

  • 相変わらず、と言ってよいだろう。
    あ、でもルーシーが太ったのが、変わったところかも。
    それは、ケイが若返ったことに対する代償なのか?

    (下巻へ続く)

  • シリーズが進むにつれてストーリーにいろいろ盛り込みすぎて迷走してる感じが否めない。。。コーンウェルさんどうしちゃったの(;´∀`)
    最新刊は図書館本だけど全部そろってるから読破する予定ではあるけど微妙に読むのが辛いかも。。。
    ラスト近くねドクターセルフに対する妄想には笑える(笑)

  • 『検屍官』はけっこう面白かった覚えがある。
    しっかし、こんなにぎすぎすしてたっけ?主人公周辺の人間関係がぱさぱさ。

    久坂部羊の同名小説があるらしい。読んでみたい。

  • <あらすじ>
     ケイとマリーノは、フロリダにあるルーシーが作った全米法医学アカデミーにいる。ベントンはボストンでPREDATORという犯罪者の脳の研究を始め、ルーシーはあることから自暴自棄になって謎の女と行きずりの関係を持つ。マイアミであったショットガンによる死亡事件、ボストンで発見されたショットガンによる他殺死体。「最近ショットガンによる殺人が多いわね」とつぶやくケイ。はたしてそれは偶然なのか。4人の関係が軋む中、凶悪な殺人犯がすぐ近くに……。

    <ひとことコメント>
    「検屍官ケイ」シリーズ第14弾(短編は抜かして)。ケイはおそらく50歳過ぎくらい。次回作『Book of the Dead』には例のいけ好かないおばさんがまた登場するようです(アマゾンに載ってる書評が辛口なので心配ですが)。上・下巻。
    原題“Predator” 訳:相原真理子

  • ケイの年齢が引き下がった辺りから「うむむ・・・」と、思っていたが、ダメだ。

    複数の視点を入れることで散漫になりすぎてて、何をどうしていいのか。もぅわかりませんがな。

    キャラの立ち位置の妙(検死官・警官・FBI捜査官)が面白くしていたストーリーであって、なんというか政治的な陰謀(というか足の引っ張り合い?ジョーにアホかっちゅうツッコミをいたしたく)。

    視聴率稼ぐために、過激になる割りに面白みにかける典型的なパターンにドはまりしている感満載。

  • ベントンとスカーペッタとのやりとりが、ちょっとだらだら。

  • 2005年発表
    原題:Predator

  • 感想は下巻で。

  • この作者はグロテスクな表現を好むようだ。医学用語を用いるのなら医学的な記載に徹してもらいたいという不満がある。

  • 本はお行儀悪いのを1000も承知で、昼ご飯を食べながら読む。それ以外に時間をとるのが非常に難しいから。
    本を読めるから、1人のランチタイムが好き。

    で、検屍官スカーペッタの本は、うん、食事しながら読む話じゃなかったよ。

    もう、最初からずっとファンだから、読むけどさ!

  • ***・・・***

    ココから先の新刊は、未読だけれど購入だけはして山積み状態。
    読むに当って、話をすっかり忘れているので、まず一番最初の『検屍官』から読まなくちゃならない・・・。
    ココまでたどり着くのは、かなり先になりそう。

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著者プロフィール

マイアミ生まれ。警察記者、検屍局のコンピューター・アナリストを経て、1990年『検屍官』で小説デビュー。MWA・CWA最優秀処女長編賞を受賞して、一躍人気作家に。ケイ・スカーペッタが主人公の検屍官シリーズは、1990年代ミステリー界最大のベストセラー作品となった。他に、『スズメバチの巣』『サザンクロス』『女性署長ハマー』、『捜査官ガラーノ』シリーズなど。

「2015年 『標的(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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