一号線を北上せよ<ヴェトナム街道編> (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 57
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062752718

感想・レビュー・書評

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  • 160515読了

  • 2015.10.3読了
    筆者が、旅のさなか読んでいた「浮雲」のルートと交差するような場面がなかなか気に入っている。ときどきある。そういうこと。
    賢明かつ聡明な沢木耕太郎だから、なしうる旅。

  • 旅の楽しさを教えてくれた人にお借りして。
    いつか一号線を北上して想い出のハノイにたどり着きたい。

  • 深夜特急読んで以来、久しぶりに沢木先生の著書を読んだ。
    単純にベトナムに行きたくなった。
    沢木先生も深夜特急のころと比べると年をとったはずだが、旅行方法は若いな、と感じた。その中でも旅に関する価値観の変化をみることができた。

  • 深夜特急シリーズの沢木さんの作品です、ベトナムを縦断します。

    旅のスタイルが深夜特急のものから少し変化しており、この旅の中でも変わっていきます、ちょっと淋しい。

    ただ、多くの旅本作家さんがテーマにする旅の終わり方やスタイルの変化について、最後は沢木さんらしい結論に至っており、これからも沢木さんの旅を感じられそうで安心しました。

  • ベトナムをホーチミンからハノイまでバスで移動する話し。

    それはそれで興味があるのですが、著者の年齢のせいだと思うのですが、深夜特急なんかと比べると圧倒的にみずみずしさがない感じ。まあ、50歳を越えての作品なので仕方ないでしょうが。

    読んでも、ベトナムに行きたい!と思えなかったのがちょっと残念です。
    ただ、巻末の高峰秀子との対談は面白かったです。

  • 深夜特急の熱で書いたヴェトナム日記。深夜特急よりクォリティーに劣るものの、あの思い出は色褪せず。気楽に読めるところがおすすめ。

  • 自分がベトナムを旅行した後に読んだので、しってるホテルの名前が出てきたりしてなんだか嬉しくなった。
    沢木さんが訪れたときと今のベトナムは全然違うんだろうけど、今では行くことのできない昔のベトナムを追体験しているような気分。
    沢木さんの旅行記を読むと、やっぱり旅に出たくなる。

  • 50歳の旅。
    深夜特急を嫌でも連想してしまうところ。
    50になって昔のような無鉄砲さや、みずみずしさが無くなってしまったのは、やはりファンとしては悲しいところ。

    しかし本質は変わっていない。そこが堪らなく嬉しくなる。
    こんな風に歳を取りたいな、と思うわけだ。

    老齢でもなく、青年でもない、壮年期の旅とはなんなのだろうか。
    まだわからないな。
    まだ深夜特急世代なのだ。

  • 深夜特急のファンにとっては、歳をとった沢木耕太郎の旅はちょっとせつない。
    でも、個人的にはベトナムが好きなので楽しめました。

著者プロフィール

沢木 耕太郎(さわき こうたろう)
1947年東京生まれのノンフィクション作家、小説家。横浜国立大学経済学部卒業。大学卒業後、ルポライターとして活動、注目を集める。
浅沼稲次郎暗殺事件で刺殺された浅沼と、その犯人である少年を描いた『テロルの決算』で第10回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。以後、バックパッカーのバイブル『深夜特急』をはじめ、スポーツや旅などを題材にした多数のノンフィクション作品、小説などを発表。2000年に初めての書き下ろし長編小説『血の味』を刊行し話題となる。
2003年これまでの作家活動で第51回菊池寛賞、2006年 『凍』で第28回講談社ノンフィクション賞、2013年 『キャパの十字架』で第17回司馬遼太郎賞をそれぞれ受賞。

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