アンの友だち (講談社文庫―完訳クラシック赤毛のアン 9)

  • 講談社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062752794

作品紹介・あらすじ

きっと、あなたとも友だち。
人はどこかでつながっている。心あたたまるシリーズ第9巻

想像力豊かな少女アンを、あたたかく包み育んだアボンリーの村。そして、アンに負けず劣らずユニークな村人たち。頑固でプライドが高いけれども気のいい人たちが引き起こす、思わずほほえんでしまう12の「事件」。その結末に、愛の偉大さを感じずにはいられない。好評完訳版シリーズ第9巻。

感想・レビュー・書評

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  • まさかのアン全然出てこない!アンボリーの村人の話と書いてあったけど、ほんとにそうだった笑
    どれもほっこりする素敵な話。
    ロイド老嬢とかわいいアンジェリーナが好き。プリシー・ストロングの結婚はアンも出てくるし、アンシリーズらしい話だったと思う!
    恋愛・結婚系の話が多いけど、みんなピュアで一途で優しい人たちだということがよくわかった。この村ならアンものびのび成長できたことに納得。

  • アンの友達っていうか、知り合い、もしかしたら知り合いでもない人達のお話。
    オールドミスやおばあさんやおじいさんの話が多いので、自分の年齢がその人達に近い分、純粋な彼等に感動する。見た目は年老いているが、心の中は生き生きしている彼等。幾つになっても、結婚って大切なものなのね。

  • ロイド老嬢の話がもーほんとにほんとになんてこと!って思う
    いじらしくて泣く
    フェリックスのバイオリンも心が震える
    ジョスリンも!!
    みんな愛が深くて悲喜こもごもで生きてるんだね

  • 想像力豊かな少女アンを、あたたかく包み育んだアボンリーの村。そして、アンに負けず劣らずユニークな村人たち。頑固でプライドが高いけれども気のいい人たちが引き起こす、思わずほほえんでしまう12の「事件」。その結末に、愛の偉大さを感じずにはいられない。

    アンの友だちと銘打ってはいますが、そこまで深い関わりの人は少ないです。アボンリーの村の噂話をふくらませたような感じで、アンやダイアナの話を期待しているとがっかりするかも。でもやっぱり、モンゴメリーの生き生きとして素敵なオチのついたストーリーは素晴らしい。リラの巻には全体的に悲しみがありましたが、今回はどれも笑いと喜びがあふれています。特にロイド老嬢と"かわいいアンジェリーナ"にぐっときました。人生にはこんな素敵な瞬間があるんだなと希望を持って前向きになれる。自分の信念を貫くことも素敵だけど、それを誰かのために役立てることができたらもっともっと色づく世界があるのでしょうね。

  • おもしろくなかった

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