- Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062753197
作品紹介・あらすじ
妹が首を吊った、とイカレた母親からの電話。愉快そうな侵入者は、妹の陵辱ビデオを見せたうえ、レイプ魔たちの愛娘がどこにいるか教えてくれる。僕はスタンガンを手に捕獲を開始。でも街には77人の少女を餌食にした"突き刺しジャック"も徘徊していた-。世界を容赦なく切り裂くメフィスト賞受賞作。
感想・レビュー・書評
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だまされるのが好きだから、ミステリーが好きと言えるのかもしれないが、それにしても、この結末には驚いた。
読み終えた直後の今も、頭が混乱していて、何が起こったのか正確にはまだわかっていないと思う。
恐るべし鏡家、恐るべし佐藤友哉といったところか。
あー、びっくりした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
良さといえば良さなのかもしれないが、中二病全開の主人公に共感性羞恥がすごい。
一文一文が短いのであっという間に読めたが、個人的には合わなかった。 -
4.0
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なかなかひどい主人公、胸糞悪い事件。
でも面白かった。文体もかなり好き。
ラストで色々暴露される。
鏡家サーガ、気になったのでこの先も読んでいくことに決定。 -
重数年ぶりに再読。最初期のバキバキに尖った佐藤友哉だフゥーッ⤴︎⤴︎な本だった(読後感も中学生みたいになる)信用できない語り手の極致。ひどい展開。やっぱり同人作家の稜子姉さん、好き。そしてエンドの一言に凍りつつアガる。
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再読。
こういうの、この頃流行ったよね。 -
クセが強いから、慣れるまで時間がかかる
慣れたらするするページが進む
結末があんまり入ってこなかったから、うーん……ラノベの結末って感じがした。
グロ描写も別に普通なので、期待したほどでもなかった。言葉が強いだけで、普通に読める範囲。
時折挟まれる純文学の引用にはにやっとしてしまう。 -
鏡家サーガシリーズ第一弾。
鏡家の面々は壊れてます。
自分の思考回路が汚染されそうで怖い。
しかし、読みやすいからサクサク進む。
可愛い妹が自殺して、知らない男は妹のレイプビデオを見せ
公彦を復讐へと駆り立てるんだけど、その一方で突き刺しジャックが
徘徊していて、何故かジャックが犯行を行う寸前に
頭の回線がリンクしてしまう公彦の幼馴染。
この登場人物がどう関わってくるのか・・・
とりあえず、描写がリアルで、暴力シーンとかは
グロかったりするので、苦手な人は気を付けてください。
結末も壊れてました。 -
2016.5 11
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【198】
2016.3.18
デビュー作だけあってごちゃついた作品。
でもとても印象深い。