増加博士と目減卿 (講談社文庫)

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  • 講談社 (2006年3月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784062753487

みんなの感想まとめ

メタ・ミステリーという独自の設定が魅力的な作品で、登場人物たちが自らの小説内での役割を自覚している様子が新鮮です。内外の著名作家や作品名が登場し、内輪話的な要素も楽しめるため、二階堂黎人の作風を深く知...

感想・レビュー・書評

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  • 10年以上前に購入して積ん読だった本。「Y」の悲劇」の正バージョンは20年くらい前に読んだけれど、まったく覚えていない。3編ともメタミスならではの味わい。途中までは普通のミステリっぽく進むので、メタミスでない解決があるなら読みたかった。エジプトのピラミッドって強制労働ではなかったと聞いたことがあったような気がしたけれど、ネットで調べてみたら、そういうことが分かってきたのはここ数年のことだということで、15年くらい前に書かれた本書で強制労働説で書かれているのは致し方がない。

  • 2

  • メタミステリーというジャンルを初めて読みした。
    劇をやっているような登場人物のセリフなどはあまり頭に入ってこず読みづらかったです。

  • メタ・ミステリーということで、登場する人物が、小説中の人物であることを自覚しているという、しかもそういう話であることが最初から明らかにされている面白い設定。
    内外を問わず色々な作家名や作品名も出て来て、非常に内輪話的な話もあり、二階堂黎人という作者のことがよく分かる。
    内容的には、海外の古い推理小説を読んでいるような感覚で、トリックを解明する「推理小説」を久々に読んだ、という感じ。

  • メタ・ミステリー。

    メタ・ミステリーという言葉とその意味をこの本で初めて知った。
    これはこれで、なかなか面白い。
    被害者役の人が自分でそうだと言っちゃうから、暗くならない。

    この本の中では、最後の塔の話が
    一番おもしろかった。

  • 短編集。
    メタです。二階堂さんっぽさがまるで無い訳ではありませんが、異色な感じ。

  •  メタミステリって、自分は嫌いだったかなって思ったりする。内輪受け的な話は正直かなり好きだし、この作者の作品にしても、物語と同じくらいに、あちらこちらにあるうんちくが好きである。しかし、これについてはちょっとやりすぎのように感じた。
     登場人物が、自分を作品中の登場人物であると自覚している物語は確かにある。この短編集の中でも言及されているし、ほかにも例は挙げられる。でも、それはあくまで物語のスパイスのようなものであってほしいと僕は思う。これを読んでいると、知的な興味はそそられるのであるけど、なんか故障の方が多いステーキを食べているような気がした。せっかく、おいしいステーキなのに。

  • ★☆☆ メタ・ミステリで、登場人物と話せる♪笑

    二階堂さんの作品はこれが初めてかな?
    なんとなく気になってた作家さんで、今回手にとってみた。

    これはメタ・ミステリ(だっけ?)と呼ばれる作品の手法。
    つまり、作品中の登場人物が、自分が作品の中の住人だと分かっているのです。
    短篇集で読みやすかったし、面白かった♪
    他のも読んでみようー。

    (2008.07メモ→2010.04ブクログ)

  • 新規購入ではなく、積読状態のもの。
    2009/1/31 つくばからの帰りに読了
    登場人物達が読者に向かって語りだすメタミステリだが、これもちょっと着いていけない感じ。相性が悪い、という感じか。

  • 削除。
    メタ・ミステリってよくわかりません。

  • メタでもミステリを名乗る限りミステリであって欲しい。事件がスゴイ適当なので肌に合わず。一冊通して座談会っぽい。
    メタなら綾辻や東野圭吾がやっていた感じぐらいの品質はあってほしい。もっと増加博士と目減卿が目立てばよかった。シオンくん出すぎ。好きだけど。

  • メタ・ミステリ。実は好きですこういう手法。最初の話が個人的に好き。

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著者プロフィール

1959年7月19日、東京都生まれ。中央大学理工学部卒業。在学中は「手塚治虫ファンクラブ」会長を務める。1990年に第一回鮎川哲也賞で「吸血の家」が佳作入選。92年に書下ろし長編『地獄の奇術師』を講談社より上梓し、作家デビューを果たす。江戸川乱歩やJ・D・カー、横溝正史の作品を現代に再現したような作風は推理界の注目を大いに集め、全四部作の大長編『人狼城の恐怖』(1996〜99年。講談社ノベルス)では「1999年版本格ミステリ・ベスト10」第一位を獲得。アンソロジー編纂や新進作家の育成にも力を注ぎ、2000年代は合作ミステリの企画も多数行った。SFの分野にも精通し、『宇宙捜査艦《ギガンテス》』(2002年。徳間デュアル文庫)や『アイアン・レディ』(2015年。原書房)などの著書がある。近年は手塚治虫研究者として傑作選編纂や評伝「僕らが愛した手塚治虫」シリーズの刊行に力を入れている。

「2022年 『【完全版】悪霊の館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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