ハゲタカ(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 3917
感想 : 440
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062753524

作品紹介・あらすじ

ニューヨークの投資ファンド運営会社社長・鷲津政彦は、バブル崩壊後、不景気に苦しむ日本に戻り、瀕死状態の企業を次々と買収する。敵対するファンドによる妨害や、買収先の社員からの反発を受けながらも、鷲津は斬新な再プランを披露し、業績を上げていく。企業買収、再生の真実を克明に描いた問題作。

感想・レビュー・書評

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  • 読了。

    難しくて読むのになかなか時間がかかる(金融・経済に対する知識がほんとにない自分にとってはすぐ立ち止まってしまう)けど、
    世の中には知っておくべきことがたくさんあるんだよなあ、とか思う。

    史実に基づいている物語が強いのは、リアリティが訴えかけてくるからだ、と思います。

    下を読み終わったときには、「面白かった!」って、言いたい。

    もうちょっとさくさく理解してみたいなあ、不良債権ビジネスとかハゲタカビジネスとか、いろいろ。

  • ↓を読んで頂けたらうれしいです。

    http://ameblo.jp/yomuyomunovels/entry-11162110349.html

  • はじめは実際の企業とダブらせて読んでいましたが、途中からはストーリーに引き込まれていきました。

  • 経営の弱体化した企業を二束三文で買い叩き、その企業を再生させることで莫大な金を生み出す外資系ファンド。
    銀行・大蔵省・旧経営陣・競合他社との攻防がスリリングに描かれる。

    つまらないミステリーを読むよりよっぽど迫力がある。
    新聞記者出身のこの著者、人間もちゃんと描いているし、それぞれのキャラクターが魅力的です。
    そのそれぞれが栄光と幸せを掴み取って欲しいと願いながら、
    その願いが叶うはずもなく、下巻に突入。

  • 凄腕のファンドマネージャが主人公の経済小説。
    一気に読んでしまった。
    話の流れがきれいで、実際の経済の仕組みを取り入れて書かれているのでリアリティがある。生々しい。そこらのビジネス書よりも勉強になる。
    おもしろい小説の共通点だが、登場人物の描写がしっかりしてて印象に残るんで、いつの間にか感情移入させられてる。

  • 一時流行ったM&Aの話。
    面白くてためになる話。

  • 非常に面白かった
    ・現実に即している内容である
    ・ハゲタカファンドについて詳しく描かれている
    ・それぞれのキャラが個性的
    ・頭の良い人達の会話の攻防が参考になる

    考えた点としては
    ・会社に依存しない生き方とは何か?
    ・ビジネスの中で必要なスキルや考え方は何か?
    という点を考える良いきっかけとなった。

  • 経済小説としてはあまりに有名だし、ドラマも好評、映画化までされているのでいまさらって感じですが、私はこの小説で初めて本作に触れました。今はアメリカが弱くなってるので、この小説の時代とはズレを感じることはあるけど、「企業再生」に挑む男たちの熱い戦いがよく伝わってくる。私は金融に詳しくはないけども、全般的にわかりやすく仕上げられているので助かった。鷲津もリンも芝野のみんなそれぞれ大変だけど、かっこいいなあ。こんな大志と信念をもって一生懸命仕事できるのはある意味至福かも。まあ、ぬるま湯に漬かった典型的なサラリーマンの私からするとうらやましくもあり恐ろしくもあり。。

  • 再読。
    黒木亮さんの『巨大投資銀行』を読んだ後だと、少し物足りなさを感じてしまうけれど、1989年から前後することなく時系列に進むので読みやすく、1日で読了。

    プロローグ後の1997年には鷲津さんが立派なハゲタカになってるけど、空白の10年の成長エピソードが知りたい気がする。

  • TVドラマにもなった小説。経済小説は現実に起こったことをモチーフに書かれていることが多いため、その当時なにが起こったのかを確かめながら読むと楽しめる。本巻は主にバブル崩壊後の相次ぐ金融機関・証券会社の破綻の時期と重なる。

    本巻では、中小の同族企業の経営者の救いようのない様が描かれているが、現実もそれほど変わらないのだろう。また、放蕩経営に銀行が噛んでいたのもそうだろう。このあたりの内容は、江上剛氏の『小説 金融庁』にも共通する。

    経済小説は専門用語が出てくることも多いが、きちんと解説がなされている。その意味で、経済や金融を学ぶとっかかりとして経済小説を読むことは有益だと思う。

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著者プロフィール

1962年大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者を経てフリーライターに。2004年刊行のデビュー作『ハゲタカ』がベストセラーに。『マグマ』『ハゲタカ2』『レッドゾーン』『プライド』『黙示』『売国』『当確師』『海は見えるか』など、現代社会の様相に鋭く切り込む小説を発表している。

「2021年 『プレス 素晴らしきニッポンの肖像』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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