ハゲタカ(下) (講談社文庫)

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  • 講談社
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レビュー : 306
  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062753531

感想・レビュー・書評

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  • 下巻を読了。
    先が気になって一気読み。面白かった。やや長い。
    感想。
    出来るか出来ないか、ではなく、やるかやらないか。成功者の言葉としてよく耳にするが、やらない自分を直視するのが嫌だから、はっきり言って嫌いな言葉だった。
    だが、企業再生も、ビジネスも、人生も、やるかやらないかだ。出来ない=やらない、だ。出来るように、出来るまで行動すること=やる、だ。
    やるかやらないか、という価値観を突き付け、受け入れたいと思わせる本だった。

  • バブル崩壊で傷んだ日本の金融界で次々とバイアウトを仕掛けていく外資のドラマ。
    架空の銀行名、ファンド名は実在の名前スレスレ。それを推測しながら読むのも面白い。

    UTB→UFJ?
    三葉→三和?
    春紅商事→丸紅商事?
    シティズンバンク→シティバンク?
    ゴールドマックス→ゴールドマンアンドサックス?
    リーボンブラザーズ→リーマンブラザーズ?
    ナブスコ→ナビスコ?
    オセロ→オレオ?
    太陽製菓→東鳩製菓?
    足助銀行→足利銀行?

  • テレビドラマや映画で騒ぎになっていたけど、やっぱり原作本で読んでよかったと思う一冊。元新聞記者の著者は、文章力という点ではまだ疑問が残るが、実話を上手く組み合わせたストーリー展開は感情移入もしやすいし日本人なら痛快に読みこなせるという点で秀作。さっそく続編。続々編も購入してしまいました。

  • 最高でした。

    緻密な伏線と関係する様々な人々の思惑。
    複雑な金融世界が非常に読みやすく書かれており、
    これぜったい現実的な話ではないんやろなと思いつつも、
    スピード感溢れるその展開にどんどん引き込まれていく。

    社会における情報の持つ力のすごさが圧巻。

    自分でもびっくりするくらい一気読みしてしまった。

    ハゲタカシリーズの中でこの第一弾が一番ストーリーがよくできていると思う。

    テレビドラマにもなっているが、
    一人ひとりのキャラクター性や濃厚なストーリーを味わうなら断然小説。

  • 読了。けっこうかかってしまった。
    ちょっとMBOとか勉強しなおさないとまずいと思った。
    でもとってもおもしろかった。最後のオチは私はいただけなかったけど。。。。
    いろんなM&Aが出てきて、ぐいぐい読みたくなってくる。一昔前の新聞を思い出した。

  • 上巻に引き続き下巻を読了。面白い。
    もっと読み続けたかった。ラストはとても唐突で、さらにそれほどの衝撃も無い。キャラはみな立っているので読みやすいし、物語が生き生きしている。各章の間に時間経過があり、もっと読みたかったという部分が省略されている。このぐらいの筆力のある人であれば、もっと長く全てを書ききっても十分読者はついてくるのでは無いだろうか。ほかの作品も読んでみたいと思わせる作者に久しぶりに出会った。終わらせ方で星ひとつマイナスであるが、もっと書けたのにという期待からのマイナス。間違いなく面白い。

  • まぁ読み応えはあったんだけど、マグマを読んだとこだったので、ちょっと食傷気味だったのかも。
    あと、終息が今いち…その2が出てるということは、ある程度余韻を残した終わり方になるんだろうなぁ、とは思ってたけど、予想以上に中途半端な終わり方。読み終わった感がここまでないのはちょっと肌に合わないな。

  • 最後の最後までドライな主人公。内容もクールだけど、主人公もめちゃくちゃクール。ドラマか映画みようかな。

  • すぐに東ハトの内紛劇をモデルにしたものと分るほど、
    当時の日本経済や世相を想起しやすくしたストーリーですぐに読了できます。
    終盤まで楽しく読み進めるのですが、

    父の死に対する義憤というか 私怨が原動力かのような終章の展開だけは
    腹落ちできず。

    私怨とビジネスのリンクは、どうしてもリアリティーが欠けるような気がします。

  • バイアウトファンドのマネージャーを主人公とした経済小説。日本のバブル崩壊後が舞台で、現実の企業名をもじった会社が出てくる等ハードな内容かと思いきや、意外にも良質なエンターテインメント小説になっていてグイグイと読ませられた。なによりもキャラクターに物凄く魅力がある(荒唐無稽かもしれないが)。フィクションだと分かっていても銀行や企業再生についてのイメージが少し変わった。

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著者プロフィール

真山仁(まやま じん)
1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。読売新聞記者を経て、フリーランスとして独立。2004年、熾烈な企業買収の世界を赤裸々に描いた『ハゲタカ』(講談社文庫)でデビュー。これが代表作となり、ドラマ・映画化された。
「ハゲタカ」シリーズのほか、『虚像の砦』『そして、星の輝く夜がくる』(いずれも講談社文庫)、『売国』『コラプティオ』(いずれも文春文庫)、『黙示』『プライド』(いずれも新潮文庫)、『海は見えるか』(幻冬舎)、『当確師』(中央公論新社)、『標的』(文藝春秋)、『バラ色の未来』(光文社)、『オペレーションZ』(新潮社)がある。

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