吉田自転車 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 321
レビュー : 62
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062753562

作品紹介・あらすじ

時にはあてどもなくこきこきと、ある時はがしょがしょと雪を削りながら、俺はペダルをこぐ-愛車・ナイスバイク号にまたがり、『伝染るんです。』の人気漫画家が、主に都内近所をゆるゆると疾走する初のエッセイ集。穴場的蕎麦屋へ激走せよ!燃えよ体脂肪!暴虐の駐輪場!チャリ文集に、乞うご期待。

感想・レビュー・書評

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  • 予想外に面白かった。坂道を心拍数を上げて走るのも達成感があっていいけど、こういう日常生活に合わせたのんびりした乗り方もしてみたい。ただし、ロードバイクだと盗難が心配で自転車を離れてゆっくりできないんだよね。

  • おもしろいなぁ。こんな自由に生活してみたいと思うものの、ほんとはとてもストイックに作品づくりに取り組んでいるんだろうなと推察。
    こんな生活ができるようにわたしもがんばろうと思う。この本を読んでの感想では珍しい内容だな。

  • 読書録「吉田自転車」3

    著者 吉田戦車
    出版 講談社文庫

    p63より引用
    “「雑誌で情報だけは知っているのに、見る
    ことができない番組」があるという屈辱。”

    目次から抜粋引用
    “ナイスバイク号の誕生
     暴虐の凶駐輪!映画は大映
     山梨県に忘れてきたノートパソコン
     副都心!寒風をはねかえす汁麺補給
     トイレでの戦い!みちのくひとりチャリ”

     漫画家である著者による、趣味の自転車乗
    りについて綴ったエッセイ集。
     愛車の名前の由来から自転車の起源につい
    てまで、自筆のイラストと共に書かれていま
    す。

     上記の引用は、著者のふるさとについて書
    かれた項での一節。
    著者が子供の頃は、民法が二局しか無かった
    とのことです。私のところも、同じ町内であ
    りながら、同級生の家では映る局が映らなく
    て、話についていけない事がありました。
    今でも、電波の届かない携帯電話会社がある
    ようで、田舎は何処まで行ってもいつまで
    たっても田舎なのだなと思います。
    しかし、ネットは光回線でギガストレージな
    のですから、なんともちぐはぐな感じですね。
     土日になると、ビシッとした格好の自転車
    乗りの方たちが走っています。
    事故には気をつけて、安全に走れるように、
    自転車用の道路がより一層整備されたらいい
    ですね。

    ーーーーー

  • 2007年12月9日読了。

    「ナイスバイク号」と共に吉田戦車は行く。イラスト写真入り自転車エッセイと名付けられたナイスな旅に。とはいえ自転車で行ける距離だから行く範囲は限られている。それでも時には車に乗せたり、いろいろな手段であちこち走る。行き先には麺類がつきもの。何故か自転車で走って麺類を満喫するといったパターン多し。美味しそうで楽しそうだが疲れそうだ(^_^;)

    意外な人物などと繋がりがあるらしい吉田氏の次回作に期待。
    (あとがきじゃない)

  • 漫画の作風から脱力型エッセイを期待したが、普通の自転車日記だった。

  • 2014年1月8日読了。吉田戦車が愛用の自転車(MTB)ナイスバイク号などを駆り、ネタを探しつつ・麺をすすりつつ東京やその他各所を回る写真・イラスト付エッセイ集。途中「うま年の正月」の話題が出てきておや?と思ったらそれが2002年か・・・。当時は二子玉川も「二子玉川園」として、わんたま・にゃんたまといった施設もあるプレイスポットだったんだよなあ・・・と著者の意図とまったく違うところに感心してしまった。今でこそスポーツ自転車などは一般的になってきたと思うが、当時はママチャリに乗る人かピタピタウェアで競技用自転車に乗る人に二極化しており、自転車で「ポタリング」を楽しむ人なんて少数派だったのだろうか、そんな中このゆるいエッセイに影響を受けて自転車を始めた人は多かったのかもしれない・・・。自転車に飲酒は感心しないが、寒い日にはあったかい麺類や鍋などをつつきたくなる気持ちはよく分かる。

  • 西新宿〜下北沢辺り〜狛江辺り、と行動範囲が自分と全く同じで凄く共感できた。

  • うちの近くの情景が描かれていた部分もあり、その辺は素直に楽しめた。しかし、タイトルを決めてからネタを探し、書き上げるのはさすがにプロだなぁ。

  • 2001/9~2002/2にWeb現代に連載されたエッセイです。愛車のMTBナイスバイク号にまたがり、颯爽とサイクリング!という本。ではなく、調布近郊をブラブラするゆる~い本です。時には足が痛くなってリタイアしたり、自転車を持っていっても乗らなかったり、競輪に行ったりと、淡々と私と同い年の筆者の日常が展開されます。それにしても、この人、本当に麺好きね。

  • 自転車×多摩ということで読んでみた、吉田戦車さんの自転車エッセイ。自転車のマニアックな話は一切なく、三鷹や調布近辺の話も多くて、読んでいてサクサク読み進められました。マンガっぽい表現というか、文章の中でも前後関係をうまく絡ませながら思わぬ方向に展開していく話の流れはおもしろく読めた反面、なにも起こらなった日常を描いていて少し退屈に感じたところもあったかなと。でも、「伝染るんです。」もどこかに多摩のかけらが出てきそうで、いつか読んでみたいと思いました。

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プロフィール

漫画家。岩手県出身。『伝染るんです。』の国民的大ヒットで不条理ギャグの境地を開き、現在も圧倒的な人気を誇る。1991年に第37回文藝春秋漫画賞、2015年に第19回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。

「2017年 『走れ! みかんのかわ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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