新装版 北斗の人(下) (講談社文庫)

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  • 講談社
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レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062753586

作品紹介・あらすじ

江戸の道場をつぎつぎと破り、剣名もあがった千葉周作は諸国回行に出ることを決意した。まず目指すは当時、最大の剣門「馬庭念流」の本拠地、上州。かって馬庭念流の剣客に敗れたことへの雪辱と、兵法の国・上州で名を売れば天下の剣は滔々として「北辰一刀流」になびくであろうと考えてのことだった。

感想・レビュー・書評

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  • 2017年11月25日、読み始め。
    2017年11月28日、116頁まで読んで中止。

    間庭念流(まにわねんりゅう)というのは、本当にあるようだ。

  • 16/3/5読了

  • 兵法者の極意 勝っても相手をフォローする根回し みたいなのって今の時代も変わらない

  • 江戸末期の最高の剣豪、千葉周作を描く傑作時代長編。

  • 千葉秀作が剣客として一名をはせ、北辰一刀流を成功させるまでの話。周作の人物が魅力的に描かれている。

  • 上下読了。

    北辰一刀流を興した千葉周作を描いた作品。
    流浪人の身であった父から剣術を学び、剣術を極めるのにどれだけ負けたのかと思いきや、
    彼は生まれもっての才能があって、次々と敵をあっさり打ち負かしてしまう。強すぎて誰もかなわない。

    生意気というか自信家というか、この性格を持っている剣術使いは人の下について指南をうけるタイプではないですよね。
    ほんとに父にそっくりになっていくのが面白いところ。

    物事の起源を知るのは実に面白いなぁと思いますね。

  • 剣術を技術体系化し、剣道の礎を築いた千葉周作。僕には宮本武蔵より魅力的。その千葉周作が言葉の力(舌刀)も重視していたのは思うところありました。

  • 北辰一刀流を開いた千葉周作の半生。父親、幸右衛門の愛情がすごいです。竹刀、胴、面、籠手。今日の剣道様式を定着発展させたのでした。組太刀稽古の対。

    それ剣は瞬速
    心気力の一致

  • こういう形での筆の置き方もあるのか。
    却って余韻が残るというか、いい意味での切なさを感じるラストだった。

    千葉周作の遺した、北辰一刀流の極意。
    ほんの短い言葉でも彼が生涯貫いた心の有り様が見える。
    自分の決めた道を真摯に生き通すということはいつの時代でも難しいけど
    そういう人は何年経った時代でも褪せずに讃えられるんだね。

  • 千葉周作の伊香保事件を中心に描く。その後の神田お玉が池の道場開設も描かれており、幕末に近いところが分かる。子供たちが早世したのは残念。人間の幸せの量は人によって変わらないのかもね。剣術を合理的に教授するというのが、新奇性ということだった。

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著者プロフィール

司馬遼太郎は、1923年、大阪市生まれの日本の歴史小説家・エッセイストである。故人。
本名、福田 定一(ふくだ ていいち)。大阪府大阪市生まれ。筆名の由来は「司馬遷に遼(はるか)に及ばざる日本の者(故に太郎)」から来ている。
特に歴史小説の大家として知られ、代表作は「竜馬がゆく」「坂の上の雲」「翔ぶが如く」「燃えよ剣」「新撰組血風録」「菜の花の沖」「花神」「世に棲む日日」「梟の城」「関が原」「功名が辻」「国盗り物語」「街道をゆく」「十一番目の志士」「城をとる話」「風神の門」「二十一世紀に生きる君たちへ」他多数。その多くが大河ドラマ化、テレビドラマ化、映画化、コミック化などの形でマルチメディア展開されている。

司馬遼太郎は産経新聞社記者として在職中の1960年に、『梟の城』で直木賞を受賞。
1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。
戦国・幕末・明治を扱った作品が多い。
1996年2月に72歳で逝去。
2001年には、東大阪市の自宅隣に司馬遼太郎記念館が開館。

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