日曜日たち (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1941
レビュー : 257
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062753593

感想・レビュー・書評

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  • 5人のそれぞれの日曜日達が、
    2人の兄弟で少しだけ交わろうとしている。
    誰かを介して、また誰かと誰かの物語があって、
    それって紙一重で、でもありふれている。
    そのありふれた日常こそが、
    かけがえのないものなんだと思わされた。

  • 何か特別な言葉をかわし感動の再会、という感じでもなく、ただお互いに強く頷く最後の描写が非常によかった。
    言葉では良い表せない様々な感情が互いあったのだろうなーと。

    「そう、嫌なことばっかりだったわけではないと。」という一文が気に入った。

    きらきら輝いている登場人物が出てこないところが身近に感じられ、ほっこりする作品だった。

  • 2013.07.26

  • うまいね。ラストで兄弟の消息を伝えるために他の短篇が犠牲になり過ぎな感もあるけど。面白かった。

  • 久々のこの作家さんの本。

    どの本を何度読んでも
    主人公の魅力のなさに
    読み始めは不安になるが、
    最後はしっかり感動させるし、
    読後感は最高にいい。
    魅力の無いようにみえるけれど
    結局普通に暮らしている人たちはこんなもんだし、
    だからこそありふれた日常が
    リアルでうまい。

    この本も素敵でした。

  • なんとなくやるせない日常を送る若者たち。
    ふと共感できるところがいくつもあった。

  • 借り物だったこともあり、気楽にさくさく読めた。とてもよかった、とまではいかないが、読んでよかったくらいは思える感じ。このひとの本は、読み進めやすいかも。

  • 2011年8月

  • またまた吉田さんのサクサク短編集。
    ただし、今回は連作。
    不思議な兄弟が物語を繋ぎます。

    とくに気に入ったのは「日曜日の新郎たち」と表題作。
    前者は……、ねェ…。
    家族ものは反則です!

    表題作は、兄弟のその後がうかがい知れたことと、ラストが秀逸。
    じわりじわりきますね。

    吉田さんらしい、日常を上手に切り取った物語。
    でもその日常こそが、美しく尊いと思うのですよね。
    自分のなんてことない日常もいとおしく感じられます。

  • 連作である必要なし。
    この微かな繋がりがいいのでしょうか。

    でも他も読んでみよう。

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著者プロフィール

吉田 修一(よしだ しゅういち)
1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部卒業後、スイミングスクールのインストラクターのアルバイトなどを経験。1997年「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞しデビュー。同作は第117回芥川龍之介賞候補にもなった。2002年『パレード』で第15回山本周五郎賞を同年「パーク・ライフ」で第127回芥川龍之介賞、2007年『悪人』で第61回毎日出版文化賞及び第34回大佛次郎賞、2010年『横道世之介』で第23回柴田錬三郎賞、2019年『国宝』で第14回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。2016年には芥川龍之介賞選考委員に就任している。その他の代表作に、2014年刊行、本屋大賞ノミネート作の『怒り』。2016年に映画化され、数々の映画賞を受賞。

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