分冊文庫版 塗仏の宴 宴の支度(下) (講談社文庫)

  • 講談社 (2006年4月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784062753685

作品紹介・あらすじ

自分は全部自分だと思うのは。――勘違いか。
ものすごい勘違いですよと少年は云った。

「俺個人がねえだと?」。胡乱(うろん)な健康法を伝授する「長寿延命講」のからくりを暴き、嘯(うそぶ)く“心霊少年”藍童子(らんどうじ)の言に刑事・木場の心は乱れた。折から富豪・羽田隆三の依頼に応じて伊豆下田に赴いた織作茜の前に再びあの男が現れていう。「しりたいですか」。それは新しい道ならぬ黄泉路(よみじ)へと茜をさしまねく声だった。

みんなの感想まとめ

物語は、心の中の自己認識や他者との関わりを探る中で、勘違いや操られやすさを描き出します。個性的なキャラクターたちが織りなすストーリーは、特に刑事・木場と謎の少年・藍童子の掛け合いが魅力的で、時には難解...

感想・レビュー・書評

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  • 支度は整いました。
    「しょうけら」木場の登場です♪
    いつもの飲み屋に個性的なママさん。
    掛け合いも面白くママさんから難題を持ち込まれて…木場の前に現れた謎の少年・藍童子
    木場と京極堂の話ははっきり言って難しく理解不能です笑

    「おとろし」女郎蜘蛛がまたまた降臨…あの事件後の身辺整理の中で巻き込まれていきます。
    ラストは…え〜っ?ちょっと茜は美味しいキャラなのに⁇なんだよ〜(๑•́ ₃ •̀๑)

    茜の名前に関口覚醒です!!
    さあ…支度の完了!!!!

    宴の始末に突入です:.゚٩(๑˘ω˘๑)۶:.

    • 土瓶さん
      私は――漸く凡てを了解した。

      せ、関口!!!
      私は――漸く凡てを了解した。

      せ、関口!!!
      2023/11/15
    • みんみんさん
      始末に入ってから関口の様子がわからない(꒦ິ⌑︎꒦ີ)
      始末に入ってから関口の様子がわからない(꒦ິ⌑︎꒦ີ)
      2023/11/15
  • 読みすすめるにつれて、とまらなくなる。
    同じ本を読んでも、今の年齢と過去に読んだ頃の年齢では感じるものも響くものも違うんだって改めて気づく。
    だいたい、人の心って案外簡単に操られてしまうんだなって。「自分の意思」がどこまでが本当の自分の意思なのかわからなくなるって凄い怖いよね?って、いうかそれにさえ気がつけないことがもっと怖い。

  • なんとなくタイトルから予測はついていたけれど、1話1話解決しているようでしていない。
    続きもすぐに読まないと訳わからなくなるやつ。。。!
    他に読まなきゃいけないものもあるのにっ!

    キャラクターの使い方が独特。
    レギュラーが多すぎる。
    アニメや漫画なら絵があるので見分けもつけやすいからあり得るけれど、小説ではなかなかない。書いている方も読んでいる方も誰だかわからなくなりそうなのに、何事もなかったかのように増え続けるレギュラーメンバー。何事だ。

    今年はもう京極夏彦ばかりです。しかも怪と幽で新連載だと?えらいこっちゃ。

  • 鵼の碑刊行記念に再読。
    生きてさえいれば、絶対に今後もシリーズに関わる傑物になったのに。催眠なんか必要としない、環境を整えるだけで自分の意思で選択するような網を仕掛けられる人なのに。茜が殺された時めちゃくちゃショックだった。

  • 木場刑事が出てくると何だか安心します。現実に戻ったような気がして。シリーズの登場人物の中で一番人間味があって共感出来るからでしょうか。
    飲み屋の女将から厄介な相談を受けた木場は、面倒に思いながらも相談にのるのでした。そしてそれは繋がっていくのでしょうね、例の村の事件に。

    そして織作茜の登場。吃驚しました。
    『絡新婦の理』ではあまり好きではなかった彼女ですが、これからの活躍が期待出来そうだったのに残念です。

    いろいろ広げられた謎がどのように解明していくのか、宴の始末が楽しみです。

  • 再読。今作の内容はタイトルのとおり「宴の支度」である。再読なので先を知ってはいるがそれでも全体的にゾクゾクとした感情が沸き起こる。それにしても関口さんはいつでも大変な目に合うなぁ…。

  • 「しょうけら」のラスト〜関口のイカれ加減が素敵過ぎ。ただのエムと言ってしまえばそれまでだけど、どうでも良さ加減が半端ない。自暴自棄とか捨て鉢とか投げやりという程のヤケな熱さもなく、諦観って程に覚悟してる訳でもなく。ただ状況任せに主体性のカケラもなく、されるがままに流され。拘束され監禁され虐待され陵辱され。しかも全く理由がわからんと来たもんだ。こういうシチュエーションがここまでキマるキャラクターもそういない。
    でもって最後に織作茜か!今更出てくるか⁉︎と思ったら、すぐ絶命って。。。
    「宴の支度」って、全然これだけで回収されないのね。最初から「宴の始末」も借りとけば良かった(涙)。

  • 170201読了。
    支度は整いました。

  • 「俺個人がねえだと?」。胡乱な健康法を伝授する「長寿延命講」のからくりを暴き、嘯く“心霊少年”藍童子の言に刑事・木場の心は乱れた。折から富豪・羽田隆三の依頼に応じて伊豆下田に赴いた織作茜の前に再びあの男が現れていう。「しりたいですか」。それは新しい道ならぬ黄泉路へと茜をさしまねく声だった。

  • 前半は新たな怪しい登場人物が出て来て、よくわからないまま終わり。
    そして、織作茜さん登場も、まさかの!!
    関口さんが最初から見ていた死体が、こんな結果とは。
    まさに、謎を広げまくって終わりの、宴の支度、でした。
    詳しい感想はこちら→
    http://monogatarigatari.blog.fc2.com/blog-entry-118.html

  • どこかしらで繋がるだろうと思ったが予想していなかった部分が繋がり驚いた。
    廃人のようだった関口くんがどうなるのか。

    じょろうぐもを読み返してから読めばよかった。

  • 黒い鬼のような虫のような「しょうけら」と「おとろし」
    木場と覗かれる女・春子の物語と、茜の物語。

    今回、印象に残ったのは縁側でお茶を飲む木場と京極堂。この2人だけってのは珍しいなと感じたので、何となくしっくりこない(笑)
    なんだろう、どちらも比較的常識人なので、しっくりきてもおかしくないのになぁ。
    商売あがったりだなと揶う木場と、来客が多くて本が読めないとぼやく京極堂のやりとりにちょっとまったりしました。

  • 支度の完了――シビレるゥ。

  • 庚申のくだりを突破するのが大変だった。
    「支度」では解決せず「始末」へ

  • 下巻。

    ようやく訳の分らなかったお話がぴったりつながり、おぉ!!という感動が。ただ、この話、まだまだ終わりそうにないなぁ…。関口先生どうなるんだろう?続きが気になるお話。

  • 茜さんが!!!関くんが殺したとされている人物が!!
    ラストは衝撃でした。続きが気になります。

  • 関くんが一体どうなってしまうのか心配です…。

  • 消えた村、関口逮捕、霊感少年藍童子、殺された織作茜別々のストーリーが、まだ、集約しない。。
    宴の支度は整った。宴の始末はどのようにつけるのか。
    先が気になる。

  • 6月23日には読了。
    分冊とはいえ、文庫3冊全部伏線作りとはすごい。

  • ただいま再読中。
    京極堂の態度が木場修にだけ甘い気がする…(私だけ?)
    関君にはあんなに厳しいのにー。

    分冊文庫版は表紙が怖くないのでつい買ってしまいます。

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著者プロフィール

京極 夏彦(きょうごく・なつひこ):一九六三年北海道生まれ。九四年『姑獲鳥の夏』でデビュー。同作を含む〈百鬼夜行〉シリーズで人気を博す。九六年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞。その後も泉鏡花文学賞、山本周五郎賞、直木三十五賞、柴田錬三郎賞、吉川英治文学賞を受賞。〈巷説百物語〉シリーズ、〈豆腐小僧〉シリーズなど著書多数。

「2025年 『東海道綺譚 時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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