新装版 真説宮本武蔵 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.22
  • (2)
  • (15)
  • (38)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 137
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062753715

作品紹介・あらすじ

史上最強の剣豪といわれる宮本武蔵。彼の才能の中で、最も卓越したのは「見切り」という計算力だった。試合の相手を選ぶとき、必ず己よりも弱いと見切ってからでなければ、立ち合わなかった…。通説の裏に潜む、武蔵の実像に迫る表題作ほか、さまざまな生き方をした、有名無名五人の剣客を描く短編集。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 理を追求し広がりをみせた伊藤一刀斎の一刀流に対し、天才武蔵にしか扱えず広がりを逸した二天一流。人間臭い武蔵にとってそれは天才であるが故の不幸だったのかも。久しぶりに司馬遼作品を堪能した。

  • 2017.9.25 読了
     宮本武蔵にしろ千葉周作にしろ剣豪の実像が迫ってくる、リアリティ溢れる筆致はさすが。

  • 16/3/21読了

  • 宮本武蔵の素がわかった気がした。個人的に木下周平好きです!

  • 表題の作品の他にも5品収録され、江戸時代の様々な時期に生きた武士が取り上げられている。2番目の作品、京の剣客は武蔵が戦った吉岡家の話。武蔵側では、兄弟2人と、門弟とを斬り倒して、吉岡家を潰したとあるが、それとは全く別の武蔵との対決が描かれている。
    武士というのはその道を極めることと、それで身を立てることが使命だったのだと思った。

  • 司馬遼太郎は長編だなと思わせる剣士にまつわる短編集。彼にかかると全ての人の生涯が物語になるから不思議。巻末の年譜を見て改めて思うが、司馬さん書き過ぎ。

  • 表題作のほか千葉周作、森要蔵、吉岡憲法など兵法者を扱った短編集。宮本武蔵のニ天流は技が凄すぎて弟子がついてこれず、流派としては大成しなかった。先生は天才じゃダメってことだな。戦国期に肥前平戸にやってきたバスク人剣客「ユイズ」の話も面白かった。

  • バガボンドがまた違った見かたができるなぁと

  • とても人間味あふれた宮本武蔵が書かれている。
    人一倍強い野心・多少の法螺・宣伝上手・弱い相手ではないと戦わない・・いいのではないでしょうか。このような武蔵がいても。
    そのような俗人的なものがそぎ落とされたのが、通説の宮本武蔵像となるのではないでしょうか。
    他にこの本に収められている「越後の刀」は司馬遼太郎先生独特の哀愁漂う作品となっています。

  • 真説宮本武蔵/京の剣客/千葉周作/上総の剣客/越後の刀/奇妙な剣客

    有名無名五人の剣客を描く短編集。
    個人的には備前長船の名刀竹俣兼光、別名一両筒を巡る物語「越後の刀」が好き。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

司馬遼太郎は、1923年、大阪市生まれの日本の歴史小説家・エッセイストである。故人。
本名、福田 定一(ふくだ ていいち)。大阪府大阪市生まれ。筆名の由来は「司馬遷に遼(はるか)に及ばざる日本の者(故に太郎)」から来ている。
特に歴史小説の大家として知られ、代表作は「竜馬がゆく」「坂の上の雲」「翔ぶが如く」「燃えよ剣」「新撰組血風録」「菜の花の沖」「花神」「世に棲む日日」「梟の城」「関が原」「功名が辻」「国盗り物語」「街道をゆく」「十一番目の志士」「城をとる話」「風神の門」「二十一世紀に生きる君たちへ」他多数。その多くが大河ドラマ化、テレビドラマ化、映画化、コミック化などの形でマルチメディア展開されている。

司馬遼太郎は産経新聞社記者として在職中の1960年に、『梟の城』で直木賞を受賞。
1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。
戦国・幕末・明治を扱った作品が多い。
1996年2月に72歳で逝去。
2001年には、東大阪市の自宅隣に司馬遼太郎記念館が開館。

新装版 真説宮本武蔵 (講談社文庫)のその他の作品

司馬遼太郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

新装版 真説宮本武蔵 (講談社文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする