モヤシ (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062753722

感想・レビュー・書評

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  • 痛風の恐怖に怯え、プリン体食品を避けるようになり
    転じてモヤシを食べ、さらに転じてモヤシを育ててしまう。
    そのまっすぐな転じ方と極端な反応がいかにも椎名誠、という感じ。

    病気をあまりしてこなかった人が痛風の恐怖に怯えて過剰反応、
    という流れが実に「明日は我が身」。もうすぐ来るよ、僕も。

    ちなみに、何度か触発されてモヤシ料理作ってみました。スプラウトとかも買ったし。影響力大。

    それはそうと、モヤシで連携する家族(妻・娘)の図がほほえましいな。

  • モヤシと旅するなんて椎名さんらしい!!!
    ただ、椎名さんの作品は手当たり次第読んでいるが、やはり昔の方が文章にイキオイ・オドロキ・ハクリョク・力強さなんてものがなくなりつつある。

  • 2007.12.14 あっという間に読んだ。人のブログを読んでいるような感じ。その日にモヤシ購入。

  • モヤシがすきで、図書館で見かけて気になって借りちゃった。結構面白かったよ。夫婦がほほえましいというか、いいなぁって思った。来月行く沖縄で食べたいものも増えたなり☆
    (06/11/27)

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著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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