ダーク (上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1087
レビュー : 107
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062753852

作品紹介・あらすじ

名前、肉体、そして魂。
すべてを葬り去りたい。

「私の中の何かが死んだ」出所を心待ちにしていた男が四年前に獄中自殺していた。何も知らされなかった村野ミロは探偵を辞め、事実を秘匿していた義父を殺しにいく。隣人のホモセクシャルの親友。義父の盲目の内妻。幼い頃から知っている老ヤクザ。周囲に災厄をまき散らすミロを誰もが命懸けで追い始めた。

感想・レビュー・書評

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  • 睡眠中の無呼吸の治療がきっかけで、次第に睡眠薬と安定剤に依存するようになり、そんな中で編集長に昇進→不倫→薬への過剰依存→双子の娘の内の一人の突然の死→妻の不倫の果ての使い込みと展開していき、結局タイトルの通り、家族での心中旅行に辿りつく。自分でもはや止められない大きな流れに身を任せた時に、人の運命にもはや成すすべはないのか?

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  • 続きモノだったとは知らず、思いがけず続きが読めるプチ嬉しさもつかの間、基本的に描写がグロくてため息。

  • 感想は下巻にて。

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  • (上巻のみ登録)
    四十歳になったら死のうと思っていた。それまではと、何とか生きてきたのに
    出所を待っていた男はすでに獄中自殺していた。真実を隠されていたと知り、心の何処かが壊れた…。

    唐突に始まったので、シリーズものだったのかな~?と思ったらやっぱりでした。
    「ミロ」シリーズはこれが最後だったようで。どうせなら順番に読みたかったな…

  • 桐野さんの作品に出てくる個性あふれる登場人物。
    村善さんを愛する久恵がいい。
    ミロは底知れぬ怖さがある。成瀬とはどんな関係だったのか。
    さて、ここで張られた伏線が下ではいかようになるのか楽しみ。

  • ここまで、登場人物の人間性を変えられるのはすごい、こんな風に書けるからこそ、桐野夏生はすごいのだと思う。でも以前の中途半端な村野ミロより、ダークのミロが好きかもしれない。

  • シリーズ化していたミロが、これまでと大きく変わっていく様子が描かれる

  • 読む間があきすぎたのもあるが、下巻途中でギブアップ。
    ミロを殺そうと追っている人がいるのがわかるのみ。

    わくわく感何もおきず。エロ描写がリアルな印象のみ。

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著者プロフィール

1951年金沢市生まれ。成蹊大学卒業。1993年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞、1998年『OUT』で日本推理作家協会賞、1999年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、2004年『残虐記』で柴田錬三郎賞、2005年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、2008年『東京島』で谷崎潤一郎賞、2009年『女神記』で紫式部文学賞、2010年『ナニカアル』で島清恋愛文学賞、2011年同作で読売文学賞を受賞。2015年、紫綬褒章を受章した。近著に』『奴隷小説』『抱く女』『バラカ』など。

「2016年 『猿の見る夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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