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Amazon.co.jp ・本 (564ページ) / ISBN・EAN: 9784062753890
みんなの感想まとめ
物語は、オマージュとして位置づけられた作品の中で、複雑な謎や暗号が織り込まれたディスカッション・ドラマが展開されます。登場人物たちが次々と語る蘊蓄は、読者を引き込む魅力の一つです。特に、作中作の構成が...
感想・レビュー・書評
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『匣の中の失楽』へのオマージュだそうで、物語の大枠や、登場人物が次々と蘊蓄を語り出す、ディスカッション・ドラマなのも同じ。ただ作中作が物語のどの部分かを曖昧にした『失楽』と違って、ほぼ全体が作中作という構成。最後の方は、それを利用してか、SFっぽい終わり方をする。これはあれだけ大風呂敷を広げながら、最後はミステリとしてもきっちりまとめて、なおかつ小さくまとめたなどと言わせない本家との落差を言われてもしょうがないだろう(また偉そうなことを……)。
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本作は竹本健治のあの「匣の中の失楽」をオマージュした一作。「匣の中の失楽」を想起させるようなエピソードがわかりやすい形やその逆の形で要所要所に盛り込まれている。しかし最後の「終章に代わる四つの光景」では「匣の中の失楽」とは違う乾くるみ独自の結末を迎えていると言えるだろう。しかしちょっとSF的要素が強すぎるかな。
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「匣の中の失落」の華麗なるオマージュとの事でしたが、とてもわかりづらく読むのが大変だった。最後もこんな感じなの?と拍子抜けした。
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本書は『匣の中の失楽』のオマージュである。その病的なまでの凝り方と作り込みの精緻さを以てすると本家に並ぶ傑作だと思う。謎や暗合、そして暗号、それらの多さは読む人を選ぶ衒学の極みであるが、本家が好きなら必読の面白さである。謎はメインどころは明かされるものの他は読者に委ねられるため、読了後からが「本番」である。提示された暗号以外にも小さな仕掛けが多数あるので気付かないものも多いかもしれない。しかし明らかに放置されている分だけでも暗号を全て解くと作中の結末を凌駕する驚天動地の結末が現れる。
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『匣の中の失楽』同様、多種多様な暗号や暗合があり、とても面白かった^^ 中でも、麻雀がこの世界の真理を現していたなんて吃驚でした!で、結局「匣の外」とはこの現実世界のことなのだろうか・・?またいつか再読しなくちゃ分からんなぁ><
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色々詰め込み過ぎって感じの作品。
理系でも第二章読むのはきつい。
結局、動機は何? -
五行がモチーフ。乾氏らしい、最後はSF混じりのミステリー。
設定にあり得ない部分が多く、本格ミステリと呼ぶよりかはSFと言ってしまった方が逆にすんなり読めたように感じる。 -
「イニシエーション・ラブ」の乾くるみ。期待して読んだけど、こりゃ意味不明だなf(^^;
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無駄な蘊蓄が多すぎて辛い。会話の中に自然に組み込まれるならまだしも、wikipediaからコピペしたようなセリフ連発で不自然極まりない。しかも話者が中学生だったりするし。
物語の中核を為す陰陽道にとか易学とか、その辺りに興味が湧かないのも苦痛の種になった。
オマージュ作品らしいから、元の作品を知っていたらまた違う評価なのかもしれないが。
作品そのものは全く自分には合わなかったわけだけど、凝ったアイデアと下調べ、それを一冊の本にまとめた努力というか労力は凄いと思う。
やはり作家というのはこれはこれで半端ではない才能を要求される職業なんだな、と改めて認識しました。 -
霧の中を進んでいくような、ざわざわ感が読んでいて引き込まれた。
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んんん?
匣の中の失楽へのオマージュ作品と言うことで、手に取った作品。
乾くるみさんの作品はリピートやイニシエーションラブなんかも読んで、
結構パズルと言うか凝った作品が印象的だったので、期待して読む。
しかし。
ペダンティックな装飾も暗号も、なんかよくわからず。
ありえない頭の中学生の理論も面倒だし、
彼女が殺されてのんきにくだくだとコトバ遊びを繰り広げるカレシ。
昔のいわゆる本格推理もののノスタルジーもなく、
かといって今風な仕掛けはまったく生きてこず、
ひたすら中途半端でだるい。
うーん、これで今年の読み納めはやだなー。 -
まず失楽を読んでから読もうと。
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物理とかの用語がずらずら出てくるところはつらかったです。
こんなオチか・・・って感じです。最後の最後で、一番最初の何気ない謎が解けます。読み直したいと思うのですが、分量が結構あるのでちょっと億劫になっています。 -
ミステリー、推理、サスペンス。
読み進めるほどに謎は深まる。
行き着く先は一体どこなのか?
ドグラマグラを思わせる展開。
結末や如何に。
難しい話も色々と出てきたが終始楽しめた。 -
『イニシエーション・ラブ』の乾くるみ氏の作品ということで期待をもって読んでみたが、これはあまり面白くなかった。ムダに長いし、薀蓄が多いし、読みにくいし、キャラクターに共感できない。肝心の謎解きも盛り上がりに欠ける。
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「匣の中の失楽」(竹本健治)にささげるオマージュなんだそうで…。
で、「匣の中の失楽」とはなにぞやっていうと、「虚無への供養」系のミステリーだそうで…。
探偵小説愛好家グループの中心人物が謎の言葉を残して失踪。それから、グループの一員の書くモデル小説のとおりに密室殺人がおこる。
な、話なんだけど、乾くるみなので最後には、へっていうのがくる。
日頃から、本格派っつーのは苦手だ、なんで連続殺人がそこで起こってるのに理屈ばっかりならべてるんだ、リアルティがない、と文句いってる私だが、乾くるみなので我慢して最後まで読んだ。
結末に関しては、ちょっとなと思わないでもないが、そこは乾くるみなので許してしまうというか、やっぱり乾くるみだとこーきたかって感じ。
…以上ww -
超・殺人事件―推理作家の苦悩を思い出した。
久々に推理小説読んだけど,こうゆうもんやったね。 -
さくさく読める作品ではナイ。…ので途中放棄しました。。。
著者プロフィール
乾くるみの作品
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