被害者は誰? (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.19
  • (23)
  • (120)
  • (278)
  • (53)
  • (11)
本棚登録 : 1110
レビュー : 160
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062754064

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ★3.5

    豪邸の庭に埋められていた白骨死体は誰なのか?
    犯人が黙秘を貫く中、警察は押収した手記をもとに、被害者の特定を試みるが…。
    警視庁の桂島刑事から相談される、迷宮入り寸前の難事件の数々。
    それを解き明かすのは、頭脳も美貌も態度も規格外のミステリー作家・吉祥院慶彦。
    痛快無比!本格推理の傑作。

    ・被害者は誰?
    ・目撃者は誰?
    ・探偵は誰?
    ・名探偵は誰?

    容姿端麗・頭脳明晰だけど性格が滅茶苦茶な天才作家の探偵役と、
    大学時代の後輩で捜査一課の刑事だが全く頼りないワトソン役の二人が主人公。
    全くタイプの違う個性的な二人が事件の真相に向かっていく。
    ○○は誰?を推理していく、ひと味違うミステリーでした。
    着眼点が凄いなぁって感じました。
    二人の掛け合いも軽妙なコミカルなミステリーでした。
    下ネタが嫌いな私は、連発されるそれがちょっと…

  • 久々の講談社文庫で活字に慣れるまでに時間がかかった。
    容姿端麗、頭脳明晰の人気作家、吉祥院慶彦。大学の後輩である警視庁捜査一課の桂島くんが持ち込む事件をサラリ?と解決。

    登場人物にリアリティがなくて世界に入りきれず。トリックというかトラップな仕掛けもなんだかなあ。
    以前ならもっとすんなり驚けたのかな。
    どのお話も途中に手記や小説や別視点が挿入されているけど、これが読みにくい。
    解説でそこまでマニアックだろうか?と書いてるけど十分マニアックだー。
    最後の吉祥院は颯爽としていてようやくかっこいいと思えたけど。

  • 犯人探しではなく、被害者、目撃者、探偵、名探偵は誰かを問う4つの短編。こういうのもあるのね。軽くてよい。

  • なんか前にも読んだことがあるような気がした。よく覚えてないんだけど、なんとなく読んだことがあるような…?みたいな感じで読んでいった。


    ある家から白骨遺体が出た。犯人は捕まったが、その白骨遺体の身元が分からない。犯人が残した手記には、被害者が3人いた。このうちの誰が被害者なのか。


    ある社宅で不倫をしている男。その現場を抑えられ、脅迫された。一方同じ頃、その社宅に住む3家族の家に期限付きの旅行券が送られてきた。誰が送ったのか分からない旅行券。そして、誰が脅迫をしてるのか。


    なかなか面白かった。やっぱり、吉祥院先輩と桂島刑事のコンビはどこかで読んだ気がするんだよなぁ。別の短編集かなんかで読んだのかな?まぁ、面白かったからいいか。


    2018.9.17 読了

  • 豪邸の庭に埋められていた白骨死体は誰なのか?犯人が黙秘を貫く中、警察は押収した手記をもとに、被害者の特定を試みるが…。警視庁の桂島刑事から相談される、迷宮入り寸前の難事件の数々。それを解き明かすのは、頭脳も美貌も態度も規格外のミステリー作家・吉祥院慶彦。痛快無比!本格推理の傑作。

  • 被害者は誰?
    目撃者は誰?
    探偵は誰?
    名探偵は誰?
    以上4編の短編集。
    4編それぞれに殺人事件が起こる
    それを解決するのは超売れっ子作家の吉祥院慶彦。
    吉祥院慶彦の大学時代の後輩で警視庁捜査一課の刑事桂島は事件の詳細を吉祥院に告げ解決に導く。
    と書くと硬い小説のような感じがするが吉祥院と桂島の掛け合いが何かと面白くて殺人事件という硬い内容が若干ゆるく感じた。
    4編それぞれ最後にドンデン返しのような感じになっているのではまってアッと言う間に読み終えました。面白かった。

  • お手軽で気軽に読める1冊。
    だけどロジックはなかなかに深くて
    読み応えもたっぷりで面白い。

    貫井さんの作品は「慟哭」以来。
    同じ著者とは思えない。

    シリーズ化して欲しいなあ。

  • 気楽に読める短編集。まぁまぁ面白い。

  • 書評サイト「幻影の書庫」で評価が高かったので、買ってそのままにしていたものを、ヒマなので読んでみた。1本目はいいとして、2本目,3本目はアンフェアだと思う。4本目は単純で楽しめた。結論は、なぜそんなに評価が高いのか、よく分からなかった。単なる犯人当てないところがマニアに評価されたのかな。アカデミー賞やM1で一般受けしない点がむしろ専門家には評価されるように。本書で、一番の驚きは、「幻影の書庫」が閉鎖されていたことだ。

  • さくっと読める短編集。
    叙述トリックものだけど一般的な犯人探し小説ではなく被害者が誰なのか?目撃者は誰?だったり、の発想は楽しく読めた。

全160件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1968年東京都生まれ。93年『慟哭』でデビュー。2010年『乱反射』で日本推理作家協会賞、『後悔と真実の色』で山本周五郎賞を受賞。他書に『天使の屍』『崩れる』『灰色の虹』『新月譚』『微笑む人』『ドミノ倒し』『私に似た人』『我が心の底の光』など多数。

「2018年 『女が死んでいる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

被害者は誰? (講談社文庫)のその他の作品

貫井徳郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

被害者は誰? (講談社文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする