被害者は誰? (講談社文庫)

著者 : 貫井徳郎
  • 講談社 (2006年5月16日発売)
3.18
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  • 155レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062754064

被害者は誰? (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ★3.5

    豪邸の庭に埋められていた白骨死体は誰なのか?
    犯人が黙秘を貫く中、警察は押収した手記をもとに、被害者の特定を試みるが…。
    警視庁の桂島刑事から相談される、迷宮入り寸前の難事件の数々。
    それを解き明かすのは、頭脳も美貌も態度も規格外のミステリー作家・吉祥院慶彦。
    痛快無比!本格推理の傑作。

    ・被害者は誰?
    ・目撃者は誰?
    ・探偵は誰?
    ・名探偵は誰?

    容姿端麗・頭脳明晰だけど性格が滅茶苦茶な天才作家の探偵役と、
    大学時代の後輩で捜査一課の刑事だが全く頼りないワトソン役の二人が主人公。
    全くタイプの違う個性的な二人が事件の真相に向かっていく。
    ○○は誰?を推理していく、ひと味違うミステリーでした。
    着眼点が凄いなぁって感じました。
    二人の掛け合いも軽妙なコミカルなミステリーでした。
    下ネタが嫌いな私は、連発されるそれがちょっと…

  • 久々の講談社文庫で活字に慣れるまでに時間がかかった。
    容姿端麗、頭脳明晰の人気作家、吉祥院慶彦。大学の後輩である警視庁捜査一課の桂島くんが持ち込む事件をサラリ?と解決。

    登場人物にリアリティがなくて世界に入りきれず。トリックというかトラップな仕掛けもなんだかなあ。
    以前ならもっとすんなり驚けたのかな。
    どのお話も途中に手記や小説や別視点が挿入されているけど、これが読みにくい。
    解説でそこまでマニアックだろうか?と書いてるけど十分マニアックだー。
    最後の吉祥院は颯爽としていてようやくかっこいいと思えたけど。

  • 気楽に読める短編集。まぁまぁ面白い。

  • 書評サイト「幻影の書庫」で評価が高かったので、買ってそのままにしていたものを、ヒマなので読んでみた。1本目はいいとして、2本目,3本目はアンフェアだと思う。4本目は単純で楽しめた。結論は、なぜそんなに評価が高いのか、よく分からなかった。単なる犯人当てないところがマニアに評価されたのかな。アカデミー賞やM1で一般受けしない点がむしろ専門家には評価されるように。本書で、一番の驚きは、「幻影の書庫」が閉鎖されていたことだ。

  • さくっと読める短編集。
    叙述トリックものだけど一般的な犯人探し小説ではなく被害者が誰なのか?目撃者は誰?だったり、の発想は楽しく読めた。

  • 警察が作家に事件解決を頼むという、浅見光彦シリーズみたいな小説。主人公のイケメン、だれが適任かなとか考えながら読めた楽しい作品。

  • 容姿端麗、頭脳明晰の売れっ子作家が後輩の刑事の話を聞いて事件を解決するという安楽椅子探偵もの。
    中編4編。
    被害者は誰? / 目撃者は誰?/ 探偵は誰?/ 名探偵は誰?

    どれも面白かった。
    豪邸の庭に埋められていた白骨死体は誰なのか?、加害者の手記をもとに被害者を推理する「被害者は誰?」にはすっかり騙された。
    (図書館)

     

  • サラッと読めるライトな一冊。ミステリとしては凝っていて、ストレートなスタイルの短編は一つもないです。ただ、読者を騙すためだけの伏線や必然性に欠ける描写が多く感じました。探偵役が美形で何でも出来てという設定なのですが、砕けすぎたガサツな喋り方とワトソン役の後輩への当たりのキツさから到底美形で想像することが出来ず。正直なところ、好感を持てる登場人物が1人もいなかったです。けれど、適度に驚きもあり技巧的にも凝っていて楽しめるのに、難しく考えずとも読めるというのは凄いです。ベッドタイムに向いています。

  • 一風変わった視点への挑戦と読みやすさに★4つ。
    叙述トリック、探偵のキャラ、その他諸々、
    好みが大きく分かれそう(自分は"好き"なほう)。

  • 小説家でイケメンで高身長な主人公の所へ、
    捜査一課の刑事が事件を持ってくる事で進む短編小説。

    毎回「何が謎か?」が変わっていて、しかもそれぞれ
    趣向をこらしている。

    ・埋められていた女性の遺体は誰?
    ・不倫現場を目撃していたのは誰?
    ・事件を解決する探偵は誰?
    そして最後は、名探偵とは誰?

    多種多様でテンポよく進むので飽きが来ず、
    最後まで読めた。

    人死は出るが終始ポップな雰囲気で進むので
    あまり文の固さは感じなかった。

    ただ、致命的に主人公の小説が下品。
    下品なのは良いんだけど「シモネタ言っとけば
    下品だろ」感が凄い。
    謎を解けば名探偵なんだなぁと逆に感心してしまった。

    トリック自体も言われて70%ぐらいは「わかる」
    残りは「えー?」って感情が入り交じる。
    でも前述のとおり読みやすくライトな路線なので
    それがネックというより、うん、こんなもんだな。
    という風に落ち着く。

    トリック自体はトンデモでもないし、
    むしろ「探偵は誰?」のような屋敷に集まった中での
    殺人なんかも手が込んでる。
    なので、素直に言うなら読んでるうちに鼻に
    ついた所も慣れて楽しめた。というところ。

    いろんな角度のミステリが見たい人は是非。

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